エイトノットが東京都主催の『UPGRADE with TOKYO 第50回』で優勝
船の自動運転技術のスタートアップである株式会社エイトノット(本社:大阪府堺市、代表取締役:木村裕人)は、2025年10月10日(金)に開催された東京都主催のピッチイベント『UPGRADE with TOKYO 第50回』において、優勝したことをお知らせいたします。

『UPGRADE with TOKYO』は、スタートアップの革新的な技術やアイデアを活用し、東京都が抱える行政課題の解決を目指すことを目的に開催されているもので、今回は「迅速性・効率性の向上に向けた海岸保全施設点検システムの構築」をテーマにピッチが行われました。
当社は「エイトノット AI CAPTAIN ー海岸保全施設の迅速・効率的な点検を実現する“船の自動運転”」と題し、小型船舶向け自律航行プラットフォーム「エイトノット AI CAPTAIN」を活用した、発災時における「操船の平準化」「ライブ映像共有による本部の即時把握」「優先点検地点の事前登録と操船アシスト」について提案をいたしました。
「エイトノット AI CAPTAIN」の機能により、熟練の船長が不在でも船舶を使用した点検作業を実現でき、遠隔地でも迅速な状況判断が可能です。さらに、平時に設定しておいたプログラムにより、発災時でも混乱することなく点検作業を行うことができます。
審査員からは「災害時の人間の不安な気持ちを取り除くことは不可能で、それを自動運転でサポートするというのは非常に重要」「人が集まらない災害時により少ない人数で海から施設が点検できる」「船長の高齢化も進み、人手不足だと聞くので将来を見据えても有効」などの講評をいただき、自律航行技術への高い期待を感じました。
※57:10〜 当社のプレゼンテーションをご覧いただけます
URL:https://www.youtube.com/live/bd-b6uSMa5g
今後は東京都港湾局と協業し、ピッチでの提案内容の実現に向けて準備を開始する予定です。当社は引き続き、自律航行技術を活用した自治体・企業との連携を拡大し、海洋分野のDXを通じて、誰もが安全かつ効率的に海を活用できる社会の実現を目指してまいります。
【エイトノット AI CAPTAIN】
株式会社エイトノット概要

エイトノットは小型船舶向け自律航行技術開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進する船の自動運転技術スタートアップです。自律航行技術の実用化を通じて、船舶乗組員のサポートや船舶安全性の向上、運用コストの最適化を実現し、より身近なものにすることを目指します。高性能センサーやカメラで周辺状況を認識してAIが自動で最適な航路を選ぶ、自律航行プラットフォーム『エイトノットAI CAPTAIN』は、国内での実装を着実に増やしており、2027年には北米市場への進出を予定しています。
会社名 :株式会社エイトノット
設立 :2021年3月8日 役員:代表取締役CEO 木村裕人、取締役CTO 横山智彰
本社所在地 :大阪府堺市北区長曽根町130番地42 S-Cube本館313号室
東京オフィス:東京都江東区亀戸1-16-8 鯨岡第一ビル3C
広島オフィス:広島県広島市中区上八丁堀7-1 HIOS HIROSHIMA 405号室
事業内容 :水上モビリティの自律航行システム開発・販売
ウェブサイト:https://8kt.jp/
<公式SNS>
Facebook:https://www.facebook.com/8ktjp
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/8kt/?viewAsMember=true
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