ロボットメーカーのFUJI、ブラジルでプライベートセミナーを開催

最新モデル「NXTR」を同地域で初披露し、ＦＵＪＩが目指すスマートファクトリーの未来を共有

株式会社ＦＵＪＩ

2024年12月26日 17時00分

株式会社ＦＵＪＩ（本社:愛知県知立市、代表取締役社長:五十棲丈二、以下、「ＦＵＪＩ」）は、グループ会社であるFuji Do Brasil Máquinas Industriais Ltda.（本社：ブラジル、President：Domingos Tomyama、以下「FDB」）の主催で、2024年11月5日にサンパウロ地域、11月7日にマナウス地域においてプライベートセミナー「FUJI Tech Day 2024」を開催しました。

本セミナーでは、ＦＵＪＩの電子部品実装ロボットの最新モデル「NXTR」*の実機デモンストレーションをブラジルで初めて公開しました。また、ブラジル地域初の「NXTR」購入企業への記念セレモニーのほか、スマートファクトリーソリューションを含む各種技術セミナーを開催。製造現場の効率化や品質向上を実現する最新技術を紹介し、ＦＵＪＩが目指すスマートファクトリーの未来像を、延べ150名を超える参加者と共有しました。

FUJI Tech Day 2024　概要

・最新モデル「NXTR」を用いた実機デモをブラジルで初披露

・ブラジル地域初の「NXTR」購入企業への記念セレモニーを開催

・参加者数：11月5日、7日の2日間で60社、約150名の顧客が参加

今回のセミナーを主催したFDBは1995年に設立され、南米全域におけるＦＵＪＩのSMT製品の販売およびアフターサポートを行っています。この度のプライベートセミナーでは、ＦＵＪＩが拡販を進める実装機の次世代モデル「NXTR」を会場に設置し、実機を使用したデモンストレーションをブラジル地域で初めて披露しました。

*NXTRについてエレクトロニクス製品に内蔵される電子基板に部品を組み付ける電子部品実装ロボット。最先端の自動化およびDX技術を駆使したＦＵＪＩ独自のスマートファクトリー構想「FSF」のプラットフォームとして、電子部品実装工場の無人化を目指して開発されたＦＵＪＩのSMT実装機の最先端モデル。

セミナーでは、FDBのパートナー企業であるSMT関連企業も参加し、製品やサービスの紹介を行いました。また、ＦＵＪＩ本社からも担当者が登壇し、SMT工場の完全自動化の実現を目指すＦＵＪＩのスマートファクトリーソリューションや「NXTR」の最先端技術など、各種技術ロードマップを紹介。参加者からはブラジル地域での自動化ニーズの拡大には時間を要すると話す一方で、ＦＵＪＩが目指す未来の工場のビジョンに期待の声が寄せられました。

今後の展望

ＦＵＪＩは、SMT業界における完全自動化工場の実現を目指すフロントランナーとして、先進技術を駆使したスマートファクトリーソリューションのさらなる開発を進めていきます。今後も、現地でのセミナーやイベントを通じて、「NXTR」をはじめとする最新技術の普及を図るとともに、ＦＵＪＩが描く未来の工場のビジョンを多くの方々と共有していきます。同時に、世界の各国・各地域におけるSMT業界の発展を支援し、信頼される技術パートナーとして未来に向けた長期的な価値を創出してまいります。