cotreeが、「医療連携カウンセリング」および「対面カウンセリング」の提供を開始
メンタルヘルスのプラットフォームとして、アフターコロナに適応した新サービスを提供
オンラインカウンセリング・コーチングの「cotree」を展開する株式会社cotree(本社:東京都港区、代表取締役:西岡 恵子、以下cotree)は、メンタルヘルスの課題を解決する新たなサービスとして、「医療連携カウンセリング」および「対面カウンセリング」の提供を開始します。

コロナ禍の数年間で精神疾患の患者が増え※、それに伴い医療機関でのカウンセリング需要も増加し、予約が取りづらくなるなど対応が追いついていない現状があります。
また、コロナ禍が収束に近づき外出制限が少なくなったことで、オンラインだけでなく対面のカウンセリングの需要も増えています。
そこでcotreeは、メンタルヘルスケアのプラットフォームとして医療機関やクライアントが抱える課題を解決すべく、新たなサービス「医療連携カウンセリング」と「対面カウンセリング」の提供を始めます。
※厚生労働省:「市町村における精神保健相談支援体制の現状等」(https://www.mhlw.go.jp/content/12205250/001054003.pdf)
【サービス内容】
「医療連携カウンセリング」は、提携クリニックの患者様限定のサービスで、カウンセリングが必要と判断した患者に対し主治医からcotreeのオンラインカウンセリングを紹介するものです。患者は主治医が案内した専用の招待コードを入力してcotreeに登録すると、医療連携カウンセリングが予約できます。
あくまで主体は医療機関であり、カウンセリングで扱うテーマは主治医と相談し、それに沿ってcotree登録カウンセラーと最適なテーマを設定しカウンセリングを行います。対してカウンセラーは、都度カウンセリングの内容をシステム上で主治医に連携します。
これにより、主治医は診療でカウンセリング治療を提案しやすくなります。またクライアントはオンラインカウンセリングを活用することで、時間や場所の制限が少なくカウンセリングを受けることができます。
一方、「対面カウンセリング」は、全てのクライアントが利用可能な新たなサービスであり、提携先のクリニックの場所を利用して、cotreeに登録したクライアント・カウンセラー間でカウンセリングを行います。
クリニック内で実施するため、クライアント・カウンセラー双方にとって安心して話ができる場所で、プライバシーを保ちながらカウンセリングを行うことができます。また、カウンセリング時間は60分間で、通常のオンラインカウンセリング(45分間)よりも長いことも特徴です。
なお、対面カウンセリングについてもオンラインカウンセリング同様に、クライアントが自分に合ったカウンセラーを選ぶことができます。(現在はトライアル期間中のため、一部のカウンセラーのみが対面カウンセリングに対応しています。)
今後もcotreeは、提携クリニックや対応カウンセラーを増やすことで、メンタルヘルスケアのインフラとして、医療機関・カウンセラー・クライアントにとってより良いサービスを展開し、やさしさでつながる社会をつくること目指します。
【医療連携の概要】
・カウンセリング時間:45分
・実施方法:オンライン
・予約方法:主治医から案内する専用の招待コードを利用し、cotreeサービスサイトから予約
・対象者:提携クリニック通院中の患者様
・協力先:和クリニック(東京都町田市大蔵町5002-2 鶴川メディカルモール1B-2)
https://kazu-clinic.notion.site/25dfa0ddc1e546f99c1a4b2ac21265de
・販売価格:7,200円 (税込)
クリニック通院中の患者様に向けての限定サービスのため、それ以外の方はご予約はできかねます。
【対面カウンセリングの概要】
・カウンセリング時間:60分
・実施方法:対面
・実施場所:田町三田こころみクリニック(東京都港区芝浦3-13-1 矢島ビル501)
・予約方法:対面カウンセリング専用 予約フォーム
・販売価格:8,800円 (税込)
予約方法・条件等の詳細はこちらをご覧ください。
<対面カウンセリング利用の予約・詳細はこちら>
Uhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScxnI7hoxWePiSKAlkEbfYoaSfZEXg-OMbqwdw39sc4Eus3pg/viewform?usp=sf_link
-
提携医療機関からのコメント
和クリニック 院長 前田佳宏 先生

医療の現場では、精神疾患はもちろん、身体の病気についてもストレスで悪化する人もいます。そういう方たちにカウンセリングをした方がいいと思っても、カウンセラーの人数や部屋の関係で、なかなか案内できないことがあります。
そもそも、心理療法ができる診療体制を作れていない病院や診療所もよくあります。薬物療法しかできない中で、患者さんに最適な治療を提供し続けるのは難しいことです。
オンラインカウンセリングであれば、診療所や患者の住まいの場所に限定されず一定の質が担保されたカウンセリングを受けられます。cotreeの審査をクリアした登録カウンセラーは、精神医療の分野でもすでに経験豊富で安心してカウンセリングを任せられます。このモデルを活用する医療機関が多くなり、患者さんの治療の選択肢が多くなると嬉しいです。
医療法人社団こころみ 大澤亮太 理事長

こころみクリニックでは、「家族や友達に紹介できる医療を」心がけ、「こころみ」なら「ひと安心」と思っていただける医療機関でありたいと願っています。私たちの医療法人でワンストップ対応できることを目指し、総合的な心の医療の充実を図っております。
新しいうつ病治療法であるrTMS療法(経頭蓋磁気刺激療法)をはじめ、訪問診療やリワークなどにも取り組んでおります。心理療法は、言うまでもなく重要な治療選択肢として私たちも取り組んでおり、オンラインカウンセリング黎明期より、cotree様と提携させていただいています。
この度ハイブリッドカウンセリングという形で、協力して運用させていただくこととなりました。
対面とオンライン、双方の良いところを組み合わせることで、より質の高い心理治療の提供につながるかと思います。
今回の新たなこころみが、メンタルヘルスの社会インフラとして、オンラインの有用性を高めることにつながることを願っています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像