米国アラスカ州ストーンボーイ探鉱プロジェクトにおける金・銀・アンチモン鉱化帯の探鉱成果について
住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 家守伸正)と住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長 加藤進)は、住友金属鉱山の米国子会社SMM Exploration Corporation(以下「SMMEC」)、と住友商事の米国子会社SC Minerals America Inc.(以下「SCMA」)を通して、共同で実施しているストーンボーイ探鉱プロジェクトにおいて探鉱中のモンテクリスト地域で、ボーリングにより金・銀・アンチモンの鉱化帯の存在を確認しました。
ストーンボーイ探鉱プロジェクト(以下「本プロジェクト」)では、米国アラスカ州フェアバンクス市の南東約85km、ポゴ金鉱山の西約60km一帯で探鉱を行なっています。本プロジェクトは1991年より開始したもので、現在の権益比率はSMMEC 95パーセント、SCMA 5パーセントです。2009年6月から2010年6月の間は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)とSMMEC、SCMAの共同プロジェクトとして探鉱を実施いたしました。なお、住友金属鉱山および住友商事が権益の100%を所有し操業を行なっているポゴ金鉱山は、本プロジェクトを遂行して行く中で1994年に発見されたものです。
今回、本プロジェクトで探鉱中のモンテクリスト地域ナオシ地区において、2008年に2孔(371m)、2009年に16孔(2,371m)、2010年に11孔(2,426m)のボーリングを実施し、29孔中27孔において、金・銀・アンチモンを伴う石英脈の存在を確認しました。主なボーリング結果は、別添の表のとおりです。石英脈は西に緩く傾斜し、走向方向に1,500m以上、傾斜方向に500m以上連続し、厚さ1~5m程度の最低2枚の石英脈の存在が推定されています。
今後は、鉱量を正確に把握する目的で、ナオシ地区において、石英脈の延長部や平行脈の鉱況を確認するためのボーリングやより間隔を狭くしてのボーリングを継続してまいります。また、モンテクリスト地域ではナオシ地区の他にも同様なタイプの鉱化帯の存在が推定されており、これらの鉱化帯についても新たに調査を進めていく予定です。
住友金属鉱山は、2009年中期経営計画において資源事業をコアビジネスのひとつに位置付け、長期ビジョンとして権益シェア分年間産金量30トンを目標に海外鉱山権益の取得を進めているところです。本プロジェクトは、住友金属鉱山が進めている約20ヶ所の海外探鉱プロジェクトのひとつであり、今後とも海外での自社探鉱を積極的に進めてまいります。
ストーンボーイ探鉱プロジェクト(以下「本プロジェクト」)では、米国アラスカ州フェアバンクス市の南東約85km、ポゴ金鉱山の西約60km一帯で探鉱を行なっています。本プロジェクトは1991年より開始したもので、現在の権益比率はSMMEC 95パーセント、SCMA 5パーセントです。2009年6月から2010年6月の間は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)とSMMEC、SCMAの共同プロジェクトとして探鉱を実施いたしました。なお、住友金属鉱山および住友商事が権益の100%を所有し操業を行なっているポゴ金鉱山は、本プロジェクトを遂行して行く中で1994年に発見されたものです。
今回、本プロジェクトで探鉱中のモンテクリスト地域ナオシ地区において、2008年に2孔(371m)、2009年に16孔(2,371m)、2010年に11孔(2,426m)のボーリングを実施し、29孔中27孔において、金・銀・アンチモンを伴う石英脈の存在を確認しました。主なボーリング結果は、別添の表のとおりです。石英脈は西に緩く傾斜し、走向方向に1,500m以上、傾斜方向に500m以上連続し、厚さ1~5m程度の最低2枚の石英脈の存在が推定されています。
今後は、鉱量を正確に把握する目的で、ナオシ地区において、石英脈の延長部や平行脈の鉱況を確認するためのボーリングやより間隔を狭くしてのボーリングを継続してまいります。また、モンテクリスト地域ではナオシ地区の他にも同様なタイプの鉱化帯の存在が推定されており、これらの鉱化帯についても新たに調査を進めていく予定です。
住友金属鉱山は、2009年中期経営計画において資源事業をコアビジネスのひとつに位置付け、長期ビジョンとして権益シェア分年間産金量30トンを目標に海外鉱山権益の取得を進めているところです。本プロジェクトは、住友金属鉱山が進めている約20ヶ所の海外探鉱プロジェクトのひとつであり、今後とも海外での自社探鉱を積極的に進めてまいります。
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