工藤建設とライナフ、オートロックマンションにおける安全な置き配の実現に向けて連携 CO2排出量の削減を目指す
〜地球温暖化対策としてのSDGsの取り組み〜
創業55年、神奈川県を中心に建設・不動産事業等を展開する工藤建設株式会社(神奈川県横浜市、代表取締役:工藤 英司、以下 工藤建設)とAIとIoTで不動産のデジタルリノベーションを実現する株式会社ライナフ(東京都文京区、代表取締役:滝沢 潔、以下 ライナフ)は、再配達問題におけるCO2排出量削減への貢献、および入居者様の利便性向上を目的に、工藤建設が管理する賃貸マンションにライナフが提供する置き配システムを順次導入していきます。
工藤建設とライナフは、より安全でスムーズな置き配を推進していくことで、国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」に対しても積極的に貢献してまいります。
工藤建設とライナフは、より安全でスムーズな置き配を推進していくことで、国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」に対しても積極的に貢献してまいります。
■取り組み内容
ライナフは、Amazonが提供する「Key for Business」と、その他の宅配会社様の置き配が可能な自社製品の「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を、工藤建設が管理するオートロック付きの賃貸マンションのエントランス部分に導入します。先行して、「Key for Business」を使用した配達が開始されます。「Key for Business」は、Amazonが配達を委託しているドライバーが、お届けする荷物を持っている時に限りオートロックを解除できる仕組みです。「NinjaEntrance」は、その他の宅配会社の置き配を可能にする仕組みで、配送ドライバーのみが一時的にオートロックエントランスを解錠できるセキュアな入館方法によって、安全な置き配を実現します。入居者様はあらかじめAmazon等の配送設定で「置き配」を選択しておくことで、自宅玄関前等で安全に荷物を受け取れるようになります。安全性と利便性を兼ね備えた置き配を実現するとともに、これらの活動を通じてSDGsへの貢献と普及活動をおこなってまいります。
■背景
インターネットの利便性に伴い通信販売(EC)の利用者が増加し、再配達が深刻な社会問題となっています。国土交通省の調査によると、2020年度の宅配便の年間取り扱い個数は約43億個、直近10年間で3割以上増加しています(※1)。ECは、もはや特別な商品を買うだけにとどまらず、日常の買い物の一部を代替するまでに至る状況であることを示しています。
ECが急伸する一方で、全宅配物のうち2割(※2)が再配達されており、さらに再配達のトラックから排出されるCO2量は年間で約42万トン(2015年国土交通省調査)と推計され、地球温暖化への影響も問題視されています。新型コロナウイルスの感染拡大以降においては、在宅勤務が増加したことで、2020年4月の再配達率は8.5%(前年同月16.0%)まで減少しましたが、2020年10月の調査では11.4%に増加しています(※3)。
依然として宅配便の荷物量は増加傾向、引き続きCO2削減に向けた取り組みを強化していく必要があり、これらの活動がSDGs(持続可能な開発目標)につながるものと考えています。
工藤建設とライナフは、今後もマンションにおける置き配の普及を推進し、SDGsに貢献してまいります。
※1:参照「令和元年度 宅配便等取扱個数の調査及び集計方法」
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001363808.pdf
※2:参照「宅配便の再配達削減に向けて」
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/re_delivery_reduce.html
※3:参照「2020年6月26日発表、宅配便の再配達率のサンプル調査」
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000513.html
参照「2020年12月11日発表、宅配便の再配達率のサンプル調査」
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000529.html
■ライナフの置き配サービス「置き配 with Linough」
https://linough.com/package-drop-service/
オーナー様や管理会社様に向けて、Amazonが提供する「Key for Business」、および自社製品の「NinjaEntrance」を活用したオートロックマンションにおける置き配の普及をおこないます。初期費用、デバイス費用ゼロで置き配を簡単に導入できます。加えて、「NinjaEntrance」の機能として、入居者様の非接触解錠、内覧対応時のエントランス遠隔解錠など豊富なエントランス機能をご利用いただけます。ライナフはAmazon Key for Businessの認定パートナーです。
※NinjaEntranceの利用には、一部月額費用が発生します。詳細はお問い合わせください。
■工藤建設株式会社(https://www.kudo.co.jp/)
創業55年、公共事業から民間まで、新築・リノベーションなど幅広いプロジェクトに携わる建設のプロフェッショナル集団。企画、施工、管理、修繕まで、安心で高品質なトータルサービスをワンストップで提供しています。神奈川県を中心に総合建設から不動産、介護領域と幅広く事業を展開。2020年4月13日、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」に登録されました。
創業 :1966年1月
代表者 :代表取締役 工藤 英司
所在地 :神奈川県横浜市青葉区新石川四丁目33番地10
事業内容:総合建設業(建築、土木等建設工事の請負)、建物総合管理業、不動産業、介護事業
■株式会社ライナフについて(https://linough.com/)
AIとIoTの最新技術を活用した不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」を展開。美和ロックと共同開発の住宅向けスマートロック「NinjaLockM」をはじめ、入居前のリーシング業務から入居後の物件管理に至るまで、不動産管理業務を効率化するサービスを展開しています。三菱地所、東急不動産ホールディングスなどの大手不動産企業への導入実績多数、不動産の “デジタルリノベーション” を推し進めています。累積資金調達額は10億円以上。
設立 :2014年11月
代表者 :代表取締役 滝沢 潔
本社 :東京都文京区湯島1-6-3 湯島一丁目ビル2階
事業内容:スマートロックブランド「NinjaLock」シリーズの製造・販売
不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」の開発・運営
公式Facebook:https://www.facebook.com/linough/
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