【LGBT相談窓口事例集】企業における就職や働くうえでのLGBTに関する相談事例の資料を提供開始
「LGBT相談窓口事例集」とは
Nijiリクルーティングでは、2016年より企業向け外部相談窓口を開設し多くの企業の外部相談窓口業務を受託してまいりました。そこに寄せられる相談はセクシュアリティによっても、また個人によってもさまざまな違いがあります。そこで、その相談事例を資料としてまとめて、新たに相談窓口の設置を検討している企業のLGBT担当者向けに無料で提供を開始することにいたしました。
どのような相談窓口を設置することが望ましいかは企業によっても異なります。他社事例などのアドバイスと併せて、取り組みを進めるうえでの参考となる資料をご提供いたします。
相談窓口の必要性
2020年6月に施行されたパワハラ防止法に相談窓口の設置が明記されていることもあり、LGBT取り組みの一環として相談窓口を社内外に設置する企業も増えてきています。またダイバーシティ&インクルージョンとして働きやすい職場環境を整備するためにも、直接、相談ができる窓口の重要性が高まってきています。
特に社員数が多い大企業においては、制度面の構築は人事部主導で進んでも、風土面の理解醸成には時間がかかるため、相談窓口の設置を優先して行い、少しでも働きやすい環境づくりにつなげるケースが増えています。
「LGBT相談窓口事例集」作成の背景
LGBT相談窓口に求められる条件としては次のようなものがあります。
- プライバシー保護(独立性)
- LGBTに関する十分な知識
LGBTという言葉に代表される、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの各セクシュアリティだけでなく、Xジェンダーやクエスチョニングなど、多くいるといわれているセクシュアリティに関しての知識に加えて、それぞれの当事者が感じることが多い職場・生活面での困りごとや企業に求められる法的や社会的要請などに関する知識を身に着けていることが大切です。
- LGBTに関する相談の十分な対応経験(※)
- 企業としての取り組み方針や内容
このうち(※)のLGBTに関する十分な対応経験というのは、相談事例が少ないだけに蓄積が難しく、さまざまな企業で窓口を設置する際の課題になっているのが現状です。
相談窓口設置にあたり、どのような相談事例があるのかを共有していただくために、「LGBT相談窓口事例集」を作成いたしました。
LGBT相談事例(一部抜粋)
- 『会社としてはLGBTの取り組みを進めているようですが、実際の現場ではまだまだ進んでいるとは言えない状況です。詳しくお話をして相談をしたいです。』
- 『私はFTMトランスジェンダーです。来年、性別移行手術を受けることを考えていますが、それに関して会社は理解してもらえますでしょうか?』
- 『Xジェンダーってわかってもらえますか?』
- 『アウティングをされました。人事部に相談したのですが、対応に納得ができません。どうしたらいいでしょうか?』
資料のお問い合わせ先
弊社のHPより外部相談窓口についてお問い合わせください。御社のご状況をお伺いしたうえで、資料のご提供、他社事例の紹介、相談窓口設置のポイントなどをお伝えさせていただきます。
問合せHP:https://niji-recruiting.com/consultation/
TEL:03-6811-7032 E-mail:mail@niji-recruiting.com
会社概要
社名 :株式会社Nijiリクルーティング
代表 :代表取締役 齋藤敦
本社所在地 :東京都港区浜松町2-5-3 リブポート浜松町4階
電話 :03-6811-7032
ホームページ :http://niji-recruiting.com/
設立 :2016年6月
払込資本金 :1億円
事業内容 :採用支援(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-308011)・ダイバーシティ推進支援
「LGBTダイバーシティを推進することで、すべての人が仕事で活躍できる社会を創る」というビジョンを掲げてダイバーシティ推進支援を行っています。ダイバーシティの推進は、企業内の“同質性”だけでは実現が難しい労働力の確保や、従業員の働きがいの向上、また新たな発想や価値の創造を通じて、変化に対応できる強靭な組織づくりに役立ち、企業の収益力を高めることにつながると考えています。企業向けの研修、eラーニング、外部相談窓口。制度構築コンサルティングなどのサービス提供をしております。また、LGBT当事者に対しては就活や転職の支援と、職場環境を整備することで本来の能力を発揮できるサポートをしています。
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