三菱HCキャピタルとコネクテッドロボティクスが資本業務提携契約を締結
サービスロボット導入を通じたDXの推進により、食品製造業における生産性向上に貢献
三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:柳井 隆博)とコネクテッドロボティクス株式会社(代表取締役/ファウンダー:沢登 哲也)は、このたび、食品製造業におけるサービスロボットの導入推進、およびその生産性向上を図るべく、資本業務提携(以下、本提携)契約を締結しました。
今後、両社は、本提携にもとづき、主に食品製造業におけるロボット活用による最適なサービスモデルの構築とその提供を図ります。
昨今、少子高齢化社会における深刻な労働力不足、さらには、新型コロナウイルス感染対策の観点から、さまざまな産業分野においてサービスロボット活用への期待が高まっています。なかでも、食品製造業においては、労働力不足が喫緊の課題であり、その解消にむけたロボットの導入が急務となっています。一方で、食品製造業におけるサービスロボットの導入は、不定形で多品種の食品をロボットが扱うなど、高度な技術が求められることから性能と価格のバランスがその普及の大きなハードルとなっています。
このようななか、両社は食品製造業者を対象に、ロボットの活用による最適なサービスモデルの構築とその提供を図ります。例えば、コネクテッドロボティクスが開発するロボットの提供、導入に際するロボットフレンドリー*1な環境の構築、ロボットを利活用するにあたっての必要なサービスなどについて、お客様の初期投資の負担を軽減できる方式で包括的に提供することをめざします。
両社は、お客様がロボットを利活用しやすい環境の整備、DXを用いた効率化の推進により、食品製造業の生産性向上に貢献します。
三菱HCキャピタルは、経済産業省による補助事業として、屋内施設におけるロボットフレンドリーな環境構築にむけた研究開発の推進*2、さらには、コネクテッドロボティクスとともに食品工場における惣菜盛り付け工程の自動化にむけた実証*3に参画するなど、ロボット関連事業に注力しています。本提携においては、その強みであるソリューション構築力を生かして、お客様のニーズに合ったサービスモデルを構築します。今後とも、三菱HCキャピタルは、パートナーとの連携を通じて、食品製造業と同様のニーズを有するさまざまな業界のお客様へのロボットの 普及に取り組みます。
コネクテッドロボティクスは、経済産業省による「令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤 構築事業」に参画し、惣菜盛付ロボットシステム「Delibot™」の開発に携わってきました。「Delibot」は「第10回ロボット大賞」で中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)を受賞するなど、その技術力が高く評価されています。本提携において、より幅広いお客様の現場ニーズを踏まえた、さらに多くの食品に対応するロボットシステムを開発することで、ロボットフレンドリーな環境の構築とともに、日本全国における食品製造業へのロボット普及に取り組みます。
■三菱HCキャピタル概要
■三菱HCキャピタルについて
三菱HCキャピタルは、「社会資本/ライフ」「環境・エネルギー」「モビリティ」「販売金融」「グロー
バルアセット」を注力領域としています。わたしたちは、絶えず変化する社会やお客様のニーズに
応えるべく、地球環境に配慮し、独自性と進取性のある事業を展開することで、明るく希望に
満ちた未来社会、豊かな暮らしの実現に貢献していきます。
詳しくは、三菱HCキャピタルのウェブサイトをご覧ください。
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/
■コネクテッドロボティクス概要
■コネクテッドロボティクスについて
コネクテッドロボティクスは 「食産業をロボティクスで革新する」をミッションに、「高度なロボット制御の技術」と「ディープラーニングを活用したセンシングと学習技術」を組み合わせたテクノロジーを強みに、たこやきロボット、ソフトクリームロボット、そばロボット、フライドポテトロボット、検品ロボット、盛付ロボット「Delibot」等、食材を扱うロボットシステムを開発。実際の店舗や工場での多数の導入実績を持っています。
詳しくは、コネクテッドロボティクスのウェブサイトをご覧ください。
https://connected-robotics.com/
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