リーガルスケープが「弁護士・社労士のリーガルリサーチ実態調査」の結果を発表

法律実務におけるDX・AI活用の現状と課題が明らかに

株式会社Legalscape

 株式会社Legalscape(本社:東京都文京区、代表取締役社長・最高経営責任者:八木田 樹、以下「リーガルスケープ」)は、弁護士および社会保険労務士を対象とした「リーガルリサーチに関する実態調査」を実施し、その結果を公表しました。

 本調査では、リーガルリサーチの実施頻度、ツールの認知・利用状況、生成AIの活用経験や懸念、今後AIに代替を期待する業務などについて全国の法律専門職から合計200件の有効回答を収集しました。

 法務・労務分野における情報収集の重要性が高まるなか、リーガルリサーチは日常業務として定着している一方で、利用ツールのばらつきや認知・活用のギャップ、生成AIに対する期待と不安といった実態が浮き彫りとなりました。

 本リリースでは、調査結果から見えた変化の兆しと業務改善の余地を中心に、その概要をご報告します。

調査実施の背景

 法務・コンプライアンスに関連するリスクマネジメントの重要性が高まるなか、リーガルリサーチをいかに迅速かつ正確に行うかは、実務の生産性を左右する重要な要素です。さらに近年は生成AIの登場により、リーガルリサーチの手法や期待値が大きく変化しつつあります。

 こうした状況を背景に、日常的にリーガルリサーチを行う弁護士・社会保険労務士におけるリサーチ手段やツール利用実態、生成AI活用状況などを把握する目的で調査を実施しました。本調査では、20代から60代までの弁護士・社会保険労務士を対象とし、合計200件の有効回答を得ています。

リーガルリサーチツールの認知度は高いものの、利用率は4割にとどまる

 弁護士・社会保険労務士におけるリーガルリサーチツールの認知度はおよそ91%に達している一方、実際の利用率はおよそ41%にとどまりました。

 この「認知」と「利用」のギャップは、法曹界における生産性向上の障壁になっている可能性があります。

生成AIの利用が浸透している一方で、誤った回答への懸念が目立つ

 ChatGPTやGoogle Geminiをはじめとする生成AIの利用率はおよそ95%に達しており、活用の裾野は広がっています。その一方で、「誤った回答・不完全な回答が返ってくる」「セキュリティーやデータの保存場所・処理方法への不安」といった懸念が多く挙げられました。信頼性の担保や安全性の確保が、実務利用を拡大する鍵になると考えられます。

 今回の結果から、弁護士・社労士市場における「AI×リーガルリサーチ」への関心と期待は高まりつつあるものの、ハルシネーションやセキュリティに対する不安も依然残されていることが明らかになりました。

 リーガルスケープは、法律書籍・判例・法令などの信頼できる法情報を根拠とし、司法試験満点水準レベルのAIを搭載したリーガルリサーチ機能を提供しています。弁護士・社会保険労務士をはじめとする法律実務家が直面する法的論点に対し、正確性と再現性のあるリサーチ体験をサポートします。

【リーガルリサーチプラットフォーム「Legalscape(リーガルスケープ)」について】

 「Legalscape(リーガルスケープ)」は、2021年6月より提供を開始したリーガルリサーチプラットフォームです。あなたに必要な法情報を瞬時に要約し、知りたい法情報に最速でアクセスできます。

▼「Legalscape(リーガルスケープ)」サービスサイト

https://www.legalscape.jp/

▼サービスの資料ダウンロード

「Legalscape(リーガルスケープ)」の詳細資料はこちらからダウンロードできます

https://www.legalscape.jp/contact

 2023年9月には生成AIと弊社独自の自然言語処理技術を組み合わせたAIリサーチ機能を日本で初めて導入。書籍・法令・ガイドラインなどが一目で見渡せるその次世代的な体験や、業界最大級のコンテンツ (4,000冊以上の書籍を含む、計40,000件超) を利用できる有している点などをご評価いただき、五大法律事務所や、大手企業法務部、地域密着の法律事務所など全国の法務パーソンにご愛顧いただいております。

【株式会社Legalscapeについて】

 株式会社Legalscapeは、テクノロジーの力で法律業務を進化させるリーガルテック企業です。

  「すべての法情報を見渡す景色を描き出す」というミッションのもと、業界最大級の法律情報データベースと独自AIを活用し、法務実務の効率化と高度化を目指しています。

森・濱田松本法律事務所との協業や法律文書の構造化に関する特許取得等、法律業界との強固なネットワークと自社の先進的な技術知見を背景に、2021年には主力サービスであるリーガルリサーチプラットフォーム「Legalscape」を正式リリースしました。

 また、公的な取り組みにも参画しており、日弁連法務研究財団「民事判決情報データベース化検討PT」やデジタル臨調「法制事務のデジタル化検討チーム」への参画を通じ、法律情報の整備やデジタル化の推進にも貢献しています。

 さらに、2025年には生成AIを活用した独自AIが司法試験の選択式全科目で満点水準を達成し、高度な技術力を証明しました。これからも、最先端のテクノロジーと法情報を融合させ、法務実務の新しいスタンダードを創造してまいります。

株式会社Legalscape 会社概要

社名   :株式会社Legalscape(リーガルスケープ)

所在地  :東大前オフィス(本社)

      〒113-0023 東京都文京区向丘二丁目3番10号 東大前HiRAKU GATE 8階

      虎ノ門オフィス

      〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー6階

      グロース虎ノ門 Room 6

設立   :2017年9月14日

代表   :代表取締役社長・最高経営責任者 八木田 樹

URL   :https://www.legalscape.jp/corp

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会社概要

株式会社Legalscape

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URL
https://www.legalscape.jp/corp
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区向丘2-3-10 東大前HiRAKU GATE 8F
電話番号
-
代表者名
八木田 樹
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年09月