【先輩エンジニア本音調査2026】約8割が「後輩に直接言えていないことがある」、最多は「質問前に自分なりの仮説を持ってきてほしい」

〜新人配属、先輩エンジニアが抱える"言えない本音"が浮き彫りに〜

キッカケクリエイション

株式会社キッカケクリエイション(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川島 我生斗)は、直近2年以内に後輩・部下(新卒・中途問わず)の指導・育成に関わったことがある25〜39歳のITエンジニア 300名を対象に、ITエンジニアの「後輩指導」に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

  • 01|ITエンジニアの8割以上が、後輩・部下の指導・育成に負担を実感

  • 02|負担の理由、「指導が評価・給与に反映されない」が48.0%で最多、「業務と並行した時間確保の難しさ」も45.1%

  • 03|75.3%のITエンジニアが、後輩に「直接言えていないが本当は伝えたいこと」があると回答

本調査のコラムはこちら: https://itrend.kikkakeagent.co.jp/articles/220

■調査概要

  • 調査名称:ITエンジニアの「後輩指導」に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2026年4月7日〜同年4月8日

  • 有効回答:直近2年以内に後輩・部下(新卒・中途問わず)の指導・育成に関わったことがある25〜39歳のITエンジニア 300名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「キッカケエージェント」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL: https://kikkakeagent.co.jp/

■ITエンジニアの8割以上が、後輩・部下の指導に「負担を感じている」実態、「非常に感じる」も28.7%に

「Q1. あなたは、後輩・部下の指導・育成に負担を感じますか。」(n=300)と質問したところ、「非常にそう感じる」が28.7%、「ややそう感じる」が52.7%という回答となりました。

Q1. あなたは、後輩・部下の指導・育成に負担を感じますか。

・非常にそう感じる:28.7%

・ややそう感じる:52.7%

・あまりそう感じない:14.0%

・全くそう感じない:3.7%

・わからない/答えられない:1.0%

■負担に感じる理由、「評価・給与に反映されない」が48.0%で最多、「時間確保の難しさ」も45.1%と拮抗

「Q2. Q1で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方にお聞きします。指導・育成に負担を感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=244)と質問したところ、「指導したことが自分の評価・給与に反映されないから」が48.0%、「自分の業務と並行して指導時間を確保しにくいから」が45.1%、「社内に指導ノウハウや研修制度が整っていないから」が38.1%という回答となりました。

Q2. Q1で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方にお聞きします。指導・育成に負担を感じる理由を教えてください。(複数回答)

・指導したことが自分の評価・給与に反映されないから:48.0%

・自分の業務と並行して指導時間を確保しにくいから:45.1%

・社内に指導ノウハウや研修制度が整っていないから:38.1%

・後輩のスキルや前提知識に大きな個人差があるから:38.1%

・教えた内容がなかなか定着しないから:30.3%

・後輩とのコミュニケーションのとり方が難しいから:26.2%

・指導の成果が見えにくく、達成感を感じにくいから:16.0%

・その他:1.6%

・わからない/答えられない:0.8%

■75.3%が、後輩に「直接言えていないが本当は伝えたいこと」があると回答

「Q3. 後輩・部下に対して「直接言えていないが、本当は伝えたいこと」はありますか。」(n=300)と質問したところ、「はい」が75.3%、「いいえ」が20.7%という回答となりました。

Q3. 後輩・部下に対して「直接言えていないが、本当は伝えたいこと」はありますか。

・はい:75.3%

・いいえ:20.7%

・わからない/答えられない:4.0%

■ 後輩に本当は伝えたいこと、「質問前に自分なりの仮説を持ってきてほしい」が52.2%で突出

「Q4. Q3で「はい」と回答した方にお聞きします。後輩・部下に「本当は伝えたい」と思っていることを教えてください。(複数回答)」(n=226)と質問したところ、「質問する前に自分なりの仮説を持ってきてほしい」が52.2%、「同じことを何度も聞かずにメモを取ってほしい」が39.8%、「わからないまま長時間悩まず、早めに相談してほしい」が39.4%という回答となりました。

Q4. Q3で「はい」と回答した方にお聞きします。後輩・部下に「本当は伝えたい」と思っていることを教えてください。(複数回答)

・質問する前に自分なりの仮説を持ってきてほしい:52.2%

・同じことを何度も聞かずにメモを取ってほしい:39.8%

・わからないまま長時間悩まず、早めに相談してほしい:39.4%

・AIツールに頼りすぎず、自分の頭で理解してほしい:36.3%

・報告・連絡のタイミングをもう少し意識してほしい:35.4%

・エラーや公式ドキュメントをまず自分で読んでほしい:32.3%

・技術だけでなくビジネス視点も持ってほしい:14.2%

・その他:0.9%

・わからない/答えられない:1.3%

■「メモを取らずに何度も同じことを聞かないで」「まず会話をしないと始まらない」などの声も

「Q5. Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q4で回答した以外に、後輩・部下に「本当は伝えたい」と思っていることがあれば、自由に教えてください。」(n=223)と質問したところ、109の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・メモもまともに取らないくせに、何度も何度も同じ事を聞いてくるのはやめてくれ。

・仕事をもっと真面目にやってほしいなど、言い過ぎるとパワハラになってしまうことを言いたい。

・駄目なときは早めに言ってほしい

・もっとやる気を出して、なんでも吸収する姿勢を見せて欲しい

・何が分からないのか分からないのを伝えて欲しい。まず会話をしないと何も始まらない。

・変な反論をせず、一度こちらの言い分を聞いてほしい。

・事前に調べた上で質問して欲しい。

■後輩や部下の指導時に意識していること、「1on1やレビューなど二人きりの場を選ぶ」(39.3%)、「具体的な改善アクションとセットで伝える」(38.3%)が上位

「Q6. 後輩・部下に指導やフィードバックをする際、どのようなことを意識していますか。(上位3つまで回答可)」(n=300)と質問したところ、「1on1やレビューなど二人きりの場を選んだ」が39.3%、「具体的な改善アクションとセットで伝えた」が38.3%、「相手の良い点も合わせて伝えるようにした」が35.3%という回答となりました。

Q6. 後輩・部下に指導やフィードバックをする際、どのようなことを意識していますか。(上位3つまで回答可)

・1on1やレビューなど二人きりの場を選んだ:39.3%

・具体的な改善アクションとセットで伝えた:38.3%

・相手の良い点も合わせて伝えるようにした:35.3%

・感情的にならず事実やコードをベースに伝えた:31.3%

・自分の過去の失敗談を交えて伝えた:29.7%

・タイミングを見計らい、余裕のある時に伝えた:21.0%

・特に意識したことはなく、そのまま伝えた:6.0%

・その他:0.0%

・伝えたいと思っているが、まだ伝えられていない:1.3%

・わからない/答えられない:3.7%

■後輩指導で最も苦労していること、「主体的に考える習慣を身につけさせること」が43.7%でトップ

「Q7. 後輩・部下の指導で、特に苦労していることを教えてください。(複数回答)」(n=300)と質問したところ、「主体的に考える習慣を身につけさせること」が43.7%、「指示内容やゴールの認識のずれを防ぐこと」が40.3%、「後輩のモチベーションを維持すること」が36.0%という回答となりました。

Q7. 後輩・部下の指導で、特に苦労していることを教えてください。(複数回答)

・主体的に考える習慣を身につけさせること:43.7%

・指示内容やゴールの認識のずれを防ぐこと:40.3%

・後輩のモチベーションを維持すること:36.0%

・技術的な内容をわかりやすく説明すること:33.3%

・AIツールの適切な使い方を教えること:24.0%

・自分の手を止めて質問・相談に対応すること:22.7%

・結論から話す・要点をまとめる力の指導:14.3%

・その他:0.7%

・特に苦労していない:3.7%

・わからない/答えられない:2.0%

■3割以上が、後輩指導に対する会社の評価・サポートを「不十分」と認識

「Q8. 後輩・部下の指導・育成に対して、会社からの評価やサポートは十分だと思いますか。」(n=300)と質問したところ、「非常にそう思う」が19.7%、「ややそう思う」が46.0%という回答となりました。

Q8. 後輩・部下の指導・育成に対して、会社からの評価やサポートは十分だと思いますか。

・非常にそう思う:19.7%

・ややそう思う:46.0%

・あまりそう思わない:23.0%

・全くそう思わない:9.3%

・わからない/答えられない:2.0%

■サポート不足の理由、「育成カリキュラムがない」が48.5%で最多、「指導工数が業務として認められない」も46.4%

「Q9. Q8で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方にお聞きします。評価やサポートが不十分だと感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=97)と質問したところ、「社内に指導マニュアルや育成カリキュラムがないこと」が48.5%、「指導にかかる時間・工数が業務として認められないこと」が46.4%、「指導業務が人事評価・昇給に反映されないこと」が35.1%という回答となりました。

Q9. Q8で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方にお聞きします。評価やサポートが不十分だと感じる理由を教えてください。(複数回答)

・社内に指導マニュアルや育成カリキュラムがないこと:48.5%

・指導にかかる時間・工数が業務として認められないこと:46.4%

・指導業務が人事評価・昇給に反映されないこと:35.1%

・指導について相談できる上司や先輩がいないこと:30.9%

・後輩の成長が自分の成果として可視化されないこと:28.9%

・その他:1.0%

・わからない/答えられない:2.1%

■約8割が、後輩指導の経験を「自身の成長に役立っている」と実感

「Q10. 後輩・部下の指導経験は、自分自身のエンジニアとしての成長に役立っていると思いますか。」(n=300)と質問したところ、「非常にそう思う」が22.7%、「ややそう思う」が56.7%という回答となりました。

Q10. 後輩・部下の指導経験は、自分自身のエンジニアとしての成長に役立っていると思いますか。

・非常にそう思う:22.7%

・ややそう思う:56.7%

・あまりそう思わない:13.7%

・全くそう思わない:5.7%

・わからない/答えられない:1.3%

■まとめ

今回は、直近2年以内に後輩・部下(新卒・中途問わず)の指導・育成に関わったことがある25〜39歳のITエンジニア 300名を対象にITエンジニアの「後輩指導」に関する実態調査を実施しました。

まず、後輩・部下の指導・育成について「非常に負担を感じる」(28.7%)と「やや負担を感じる」(52.7%)を合わせた81.4%が負担を実感しています。負担の理由としては、「指導が評価・給与に反映されない」(48.0%)が最多で、「自分の業務と並行して指導時間を確保しにくい」(45.1%)が続きました。後輩に「直接言えていないが本当は伝えたいこと」がある割合は75.3%にのぼり、その内容は「質問前に自分なりの仮説を持ってきてほしい」(52.2%)と「同じことを何度も聞かずにメモを取ってほしい」(39.8%)が上位に挙がっています。指導時に意識していることとしては、「1on1やレビューなど二人きりの場を選ぶ」(39.3%)と「具体的な改善アクションとセットで伝える」(38.3%)が上位を占めました。指導で特に苦労している点は「主体的に考える習慣を身につけさせること」(43.7%)と「認識のずれを防ぐこと」(40.3%)が上位となっています。会社からの評価・サポートが不十分と感じる割合は32.3%で、その理由として「育成カリキュラムがない」(48.5%)と「指導工数が業務として認められない」(46.4%)が挙がりました。一方、指導経験が自身の成長に役立っていると感じる割合は79.4%と高く、負担感と成長実感が併存している実態も明らかになりました。

本調査から、エンジニアの後輩指導が個人の善意や自助努力に依存しており、組織的な支援体制の不足が負担感の根本要因となっている実態が浮き彫りになりました。指導が評価や業務工数として認められない環境では、"教える側"のモチベーション維持は難しく、伝えたいことを伝えられない状態の常態化につながりかねません。指導業務を人事評価や業務工数に正式に組み込み、育成カリキュラムやメンター制度など属人化を防ぐ仕組みを整備することが、育成文化を組織の強みへと転換する第一歩となるのではないでしょうか。

本調査のコラムはこちら:https://itrend.kikkakeagent.co.jp/articles/220 


■ITエンジニアのためのライフスタイルメディアなら「KIKKAKE ITREND」

「KIKKAKE ITREND」は、ITエンジニアのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を支援する、日本有数の行動報酬型メディアです。

「エンジニアの人生を、仕事もプライベートも豊かにする」をサービスのミッションに掲げ、「QOLを上げたいけれど、何から始めればいいか分からない」という皆様の悩みに寄り添い、日々の生活をより良くするための新たな「気づき」と、行動を継続するための「報酬」を提供します。

エンジニアの働き方や暮らしに寄り添った記事とクイズでQOL向上のヒントをインプットできるほか、その学びを行動報酬(ポイント)としてあなたの「資産」に変えることが可能です。貯まったポイントは最新ガジェットや技術書と交換でき、匿名アンケート機能で他のエンジニアとの情報交換もサポートします。

詳しくはこちら: https://itrend.kikkakeagent.co.jp/


■会社概要

会社名 :株式会社キッカケクリエイション

設立  :2020年3月26日

代表者 :代表取締役 川島 我生斗

所在地 :東京都渋谷区桜丘町22番14号 N.E.Sビル N棟3階

事業内容:ITキャリア支援事業、IT転職映像メディア、ITライフスタイルメディア

URL  : https://kikkakecreation.com/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://kikkakecreation.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町22番14号 N.E.Sビル N棟1階/3階 S棟B2階
電話番号
-
代表者名
川島我生斗
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2020年03月