第3回ディスレクシア・アートコンペティション結果発表！表彰式を10月4日開催。イギリスの画家マッケンジー・ソープ氏も来日参加！

読み書きに困難さがあるディスレクシアのキッズ＆ティーンズを対象に、東京都港区の認定NPO法人エッジ（会長藤堂栄子）はアートコンペティションを開催。表彰作品が決まりました。

第３回ディスレクシア・アートコンペティション結果発表

https://art-compe.hp.peraichi.com/npoedge

ディスレクシアは、学習障害（LD）の中核で、文字の読み書きがすらすらと正確にできない特性があります。40人学級に2～3人の割合でいますが、見た目ではわからず、あまり知られていません。全般的に知的発達に遅れはなく、生まれつき脳の働きに起因すると考えられています。

テレビドラマ『愛の、がっこう。』では、見えにくい特性である「読み書きが苦手な」主人公の葛藤が描かれ、話題を呼びました。

ディスレクシアのこどもには、本来もっている豊かな力があります。ディスレクシア・アートコンペティションは、こどもたちが表現する楽しさを実感し、クリエイティブな力や自己肯定感を高めていくことを願って開催しています。

今年のテーマは「ディスレクシアな愉(たの)しみ～Joy of Dyslexia～」。

ディスレクシア当事者で現在活躍中のデザイナー、ユーチューバー、芸術学部大学生が審査員となり、最優秀賞、優秀賞、佳作の７作品が選ばれました。惜しくも入賞を逃した作品も力作、個性的な作品が揃っていました。

結果発表ページ　https://art-compe.hp.peraichi.com/npoedge

※日本語では8％が読み書き困難と報告されている（Uno et. al. 2009. Reading and Writing. ）

■表彰式を10月4日（土）に会場とZOOMで行います！

表彰式：2025年10月4日（土）15：00～16：00　※表彰関係者のみ参加可
場所：江夏画廊（東京都港区麻布台3丁目1−5 日ノ樹ビル 302）＆ZOOM　　

特別審査員：イギリスのベストセラー画家　マッケンジー・ソープ氏（ディスクレシア当事者）

マッケンジー・ソープ　イギリスのベストセラー画家
人生で大切な、愛をさまざまなかたちで描き続け、多くの人たちに希望を伝え続けてきた偉大なメッセンジャーです。
8/21(木)～10/5(日) 【東京・福岡】
マッケンジー・ソープ来日絵画展開催。絵画展情報　https://enartsu.co.jp/exhibition/003311/

作品「Bee My Love」©Mackenzie Thorpe

ディスレクシア当事者として、その困難を乗り越え、世界的なアーティストとなったマッケンジー・ソープ氏。彼は自身の経験を力に変え、アートの力で多くの子どもたちに希望を与え続けています。絵画展開催のために来日するのを機に、今年も「ディスレクシア・アートコンペティション」に特別審査員として参加。アートを通じて子どもたちが持つ無限の可能性を称え、特別賞「ソープ賞」を、昨年に続き自ら授与します。

＜関連するプレスリリース＞

ディスレクシアのこどもたちが輝く場を！第3回ディスレクシア・アートコンペティション開催。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000109539.html

10月はディスレクシア月間！読み書きに困難さがあるディスレクシアの周知・啓発キャンペーンを、LD/ディスレクシア支援に関わる6団体が共催して実施します。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000109539.html

【認定NPO法人エッジ】

所在地：〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
会長：藤堂栄子
設立：2001年10月
HP：https://www.npo-edge.jp/

認定NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。

ディスレクシアの人がいきいき暮らせる社会にするために、正しい情報の啓発活動、支援者養成、当事者ネットワークづくりを軸に活動しています。ディスレクシアは、知的発達に問題はないが、読み書きが正確にすらすらとできない学習障害です。

会長の藤堂栄子は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法、読書バリアフリー法などの法律に携わっています。