ヨット見本市「モナコ・ヨットショー2025」9月開催決定 新プログラム「Blue Wake」で持続可能性を推進

世界初公開を含む120隻のスーパーヨットと60隻のラグジュアリー・テンダーが集結

モナコ・ヨットショーの様子 ©Monaco Yacht Show

モナコ政府観光会議局(所在地:モナコ公国)は、2025年9月24日(水)~9月27日(土)に第34回モナコ・ヨットショーが開催されることをお知らせします。今年は120隻の豪華スーパーヨットが集まり、そのほぼ半数が世界初公開となる史上最多の規模です。また、約60隻のラグジュアリー・テンダー(小型船)も展示されます。さらに、今年は新プログラム「Blue Wake」を導入し、持続可能性の推進にも注力しています。

エルキュール港に比類なきヨットが集結。極上のデザインと技術を体験

モナコ公国の象徴的なエルキュール港を舞台に、業界トップのブローカーが厳選した全長24メートルから110メートル超のヨットを展示。洗練されたデザイン、最先端技術、極限のカスタマイズ、そして環境への配慮を兼ね備えた比類なきセレクションとなります。また、アドベンチャーエリアとアントワーヌ1世桟橋には約60隻のラグジュアリー・テンダーが並び、多彩な海上体験をご覧いただけます。モナコ・ヨットショーは国際的なローンチプラットフォームとして、世界のトップヨットメーカーとグローバルな顧客を結びます。

モナコ・ヨットショーのマネージングディレクター、ガエル・タラリダ氏は次のように述べました。「この規模のフリートを毎年集めるのは大きな挑戦ですが、モナコ・ヨットショーは常にそれを実現しています。今年は、革新性と洗練を兼ね備えたグローバル基準として、世界初公開のスーパーヨットも過去最多となります。著名なヨットメーカーの最新作やリニューアルヨットを、販売やチャーター用に体験できる唯一の場所です」

モナコ・ヨットショー、持続可能性強化の新プログラム「Blue Wake」*を導入。環境に配慮したヨット業界を推進。

モナコ・ヨットショーの様子 ©Monaco Yacht show
モナコ・ヨットショーの様子 ©Monaco Yacht show

モナコ・ヨットショーでは、今年から新たに「Blue Wake」プログラムを開始し、環境に配慮したヨット業界を推進しています。対象は、推進エネルギーから水処理、船上の快適性、内装、塗装、メンテナンス、改装、レジャー機器に至るまで幅広く網羅しています。この多様性は、ヨットの設計・建造・運用のあらゆる段階で、持続可能なヨット産業に向けた革新が着実に進んでいることを示し、来場者が具体的な環境ソリューションをより容易に体感できる機会となります。

前述のガエル・タラリダ氏は「Blue Wakeプログラムは、ヨット業界で進展する多様で革新的な環境技術とソリューションの活力を余すところなく反映しています。国際的な主要プラットフォームであるモナコ・ヨットショーは、こうした先駆的な取り組みと具体的な成果を紹介することで、ヨット業界の環境移行を後押しするという役割を果たしています」と述べています。

また、Water Revolution Foundation代表のロバート・ファン・トル氏も「Blue Wakeは、ヨット業界向けの実用的で革新的な環境ソリューションを紹介し、信頼性のある取り組みだけを選定しています。モナコ・ヨットショーは、業界全体の持続可能な未来を形づくる上で重要な役割を担っています。」とコメントしています。

詳細は公式サイトで順次発表予定です。https://www.monacoyachtshow.com/en/blue-wake

一般の方もオンラインで Visitor Pass を購入し入場することが出来ます。

詳細はこちら: https://www.monacoyachtshow.com/

*「Blue Wake」は、ヨット業界における持続可能性への取り組みを推進・発信することを目的としたプログラムです。厳格な基準を満たした出展者を認定し、環境配慮型の技術や製品を広く紹介します。

モナコ政府観光会議局の役割について

日本におけるモナコ政府観光会議局は、他の海外事務局のネットワークを活用しながら、グローバルな規模で観光事業を推進し、モナコ公国(以下 モナコ)への渡航者需要の喚起に努めています。

1995年から開始した、このグローバル規模での取り組みによって、旅行業界のビジネスパートナーとの協力関係をより強化し、短期ないし中長期でのビジネスを生み出してきました。モナコは世界で2番目に小さな国でありながら、国内には様々な専門分野に特化したビジネス・イベントやレジャー観光施設が揃っています。1970年代からモナコ政府が推進している観光政策を推し進めた結果、観光産業は徐々に増加してきました。今日では、ビジネス目的の観光はモナコ国内の年間ホテル販売客室数のうちの30%以上を占めています。

2018年から続く「レスポンシブル・ラグジュアリー」 (Responsible Luxury: 地球に優しいラグジュアリー)のコンセプトはそのままに、<Like Nowhere Else 比類なき美しい国、モナコ>を2023年から観光テーマとして掲げています。

モナコは、世界中の裕福な人々が集まる国としても知られていますが、観光客にラグジュアリーなモナコの様々な施設やサービスを楽しんでいただくだけでなく、2030年までに55%の温室効果ガス排出を削減、2050年までにカーボンニュートラル実現を目標としています。その国をあげた目標に向かい、政府、観光局、ホテルはもちろん観光業を取り巻くさまざまなパートナーとともに限りある資源を最適化し、地球、海洋保全の活動に積極的に取り組み、伝統を守りつつもイノベーションを促進し、革新的文化の創造をし続けるモナコを、渡航先として選んでいただけるよう様々な活動を展開しています。さらに、ビジネス渡航需要の喚起を含めたモナコへの渡航者数増加という目的を達成するために様々な活動を実行しています。例えば、トレード向けの専門業界イベントへの参加、提携ツアーオペレーターや旅行代理店への認知拡大、プロモーションキャンペーンの実施(教育ツアーや旅行代理店向け特別プロモーション、観光事業施策のプレゼンテーション実施)などです。

モナコ政府観光会議局日本事務局はモナコ政府支援による国家事業として、ビジネスおよびレジャー観光に関する事業について様々なアドバイスをご提供いたします。

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会社概要

URL
http://www.visitmonaco.com/jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都千代田区一番町2 パークハウス701
電話番号
03-6261-6005
代表者名
シルベスタ典子
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
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