2/24(土)世界的な現代音楽作曲家・藤倉大氏が監修する「エル・システマ作曲教室」を沖縄県読谷村で開催!講師で三味線奏者の本條秀慈郎氏のコンサートも翌日に開催します。
一般社団法人エル・システマジャパン(東京都千代田区)は、2013年から各地で行ってきた「エル・システマ作曲教室」を昨年度大好評だった沖縄・読谷村で再び開催します。
エル・システマ作曲教室は、2013年から福島県相馬市を中心にエル・システマジャパンが行ってきたユニークな教室です。イギリス・ロンドン在住で多方面で活躍する世界的な作曲家・藤倉大氏の監修のもと開催してきました。
https://www.elsistemajapan.org/composition
この教室では、毎回様々な分野で活躍する現代音楽の演奏家を講師として招きます。集まる子供たちは、音楽経験のある子・ない子とさまざまです。子どもたちは、音楽家や作曲家との対話を通して、試行錯誤しながら自由な発想を譜面にこめ、「世界にたった一つに自分の曲」を紡ぎあげます。子どもたちの想像力・好奇心には、世界的な作曲家や演奏家の方々も舌を巻くほどで、言語を超える音楽の力や子どもたちの無限の可能性を強く感じる場所でもあります。
昨年、沖縄県読谷村で初めて行ったところ、キャンセル待ちが出るほどの大好評でした。そこで、今回再び「エル・システマ作曲教室」を2月24日(土)に読谷村文化センターにて、沖縄県を中心に全国で芸術文化活動を支援するCoAr(コア)と協働し、読谷村役場・読谷村教育委員会の後援で開催します。
講師は、エル・システマ作曲教室開始以来、監修を行う藤倉大氏(ロンドンからのリモート参加)。現地で、子どもたちの譜面を実際に奏でる演奏家には、過去2回の作曲教室でも講師を務めた、日本を代表する三味線奏者・本條秀慈郎氏をお迎えします。
これまでの作曲教室と同じく「希望する人はだれでも無料で参加できる」枠組みを整え、読谷村の未就学から高校生までのすべての子どもたち向けに案内を行います。沖縄県の中でも、豊かな伝統芸能に触れられる環境がある読谷村ではありますが、現代音楽やその作曲を体験できる機会は、子どもたちにとっても貴重な時間となるでしょう。
また、翌日25日には、本條秀慈郎氏による三味線コンサートも開催することになりました。このコンサートの中では、藤倉氏や交流のあった坂本龍一氏の曲のほか、前日に完成したばかりの子どもたちによる作品も数点、演奏する予定です。
メディア関係の皆さまにおかれましては、教室、並びにコンサート開催時のご取材をご検討頂ければ幸いです。
「エル・システマ作曲教室~変な音を作ってみよう」開催要項
日時 :2023年2月24日(土)17:00~19:00
場所 :読谷村文化センター 視聴覚室
(沖縄県中頭郡読谷村座喜味2901)
参加費 :無料
定員 :20名(申し込み多数の場合は抽選)
参加対象: 未就学児から高校生までどなたでも参加可能
主催:一般社団法人 エル・システマジャパン、一般社団法人 CoAr(コア)
後援:読谷村、読谷村教育委員会
協賛:株式会社ミオアンドカンパニー、株式会社うむさんラボ
問い合わせ先:一般社団法人 エル・システマジャパン、一般社団法人CoAr
Tel:03-6811-7077 Mail: contact@co-ar.org
「本條秀慈郎三味線コンサート~三味線のミライカナイ」
日時:2024/2/25(日) 開場: 13:00 / 開演: 14:00
場所:読谷村文化センター(鳳ホール(大ホール))
(沖縄県中頭郡読谷村座喜味2901)
プログラム:
・秋田にかた節によせて/作曲:本條秀太郎
・Sawari /作曲:藤倉大
・端唄「夜の雨」ほか
・neo /作曲:藤倉大
・honj Ⅱ/作曲:坂本龍一 ほか
チケット販売:
チケットサイトteketにて発売中
アーカイブ配信あり: 2024/2/26(月) 12:00 ~ 2024/3/10(日) 23:00
藤倉大 氏(作曲家)
大阪生まれ。15歳で単身渡英しJ.ベンジャミンらに
師事。数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。オペラの国際評価も高く、2015年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱によるオペラ《ソラリス》を世界初演。20年に自身3作目のオペラ《アルマゲドンの夢》を新国立劇場で世界初演。数々の音楽誌において、その年のオペラ上演におけるベストに選出された。17年か
ら東京芸術劇場で毎年開催の「ボンクリ・フェス」アーティスティック・ディレクターを務める。19年に尾高賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。近年の活動は多岐に渡り、リモート演奏のための作品の発表や、テレビ番組の作曲依頼も多数。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルや自身が主宰するMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版。
本條秀慈郎(三味線奏者)
本條秀太郎に師事。蜷川幸雄が演奏を高く評価。桐朋学園短期大学部卒。ACCフェロー受給によりNYに留学。文化庁文
化交流使。ロンドンウィグモアホールソロリサイタル。藤倉大作曲 「三味線協奏曲」を世界初演し現在国内外で再演を重ねる。坂本龍一と三度共演。芸術選奨文部科学大臣新人賞。文化庁芸術祭新人賞、出光音楽賞、京都青山音楽賞青山賞等受賞。 22年一柳慧作曲「ヴァイオリンと三味線の二重協奏曲」世界初演し公演は第77回文化庁芸術 祭大賞を作品は尾高賞を受賞。ジョン・ケージらが務めたアメリカU.C DAVISのアーティスト・イ ン・レジデンスに選出。
【団体概要】
会社名:一般社団法人エル・システマジャパン
所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-24 大栄堂第2ビル3F
代表者: 菊川 穣
設立:2012年3月
URL: https://www.elsistemajapan.org/
事業内容: エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで、子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラム。現在では、70以上の国・地域でエル・システマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。また、2023年4月からは児童養護施設でのバイオリン教室の実施を音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」と共に行っています。家庭の事情にかかわりなく、どんな子どもも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切にし、自己表現の場として、大事な居場所の一つとして、そして音楽が人と人をつなぐことを目指しており、ビジョンとして「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」を掲げています。
2022年国際交流基金地球市民賞受賞。
【団体概要】
会社名:一般社団法人CoAr
所在地:〒904-0328 沖縄県中頭郡読谷村字宇座1861(残波岬いこいの広場内)
代表者: 幸地(落合)千華
設立:2022年2月
事業内容:子どもたちの活動、芸術文化活動に関する企画・運営、団体支援を行う組織。2022年より「だれもが豊かな感性をもちつづける世界」を目指し、読谷村を中心に沖縄県で活動をしています。オーケストラ、劇場、子ども支援の財団などと活動をすると共に、2022年度にはエル・システマジャパンと共催で第1回の作曲教室 in 読谷村を開催。今後は芸術療法などの手法もあわせ、音楽、舞踊、文芸や造形などをあわせたワークショップを村内にて実施予定です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像