木を扱う企業が、森を育てる。木製サッシの国内製造販売メーカー『日本の窓』が始めた未来への植樹活動

カシワバラグループの株式会社日本の窓(本社:青森県十和田市、代表取締役:佐藤正志)は、2025年9月20日、初の自社主催による植樹祭を開催しました。地域住民と社員が一体となって苗木を植える取り組みは、木を扱う企業として、森林を未来へつなぐ責任を果たす第一歩となりました。

木を扱う企業から、森を育てる企業へ

近年、地球温暖化の進行やカーボンニュートラルの実現、そしてSDGsの推進など、地球規模での環境課題への取り組みがこれまで以上に求められています。こうした世界的な動きの中で、木製サッシ「MADOBA(マドバ)」を製造する当社・日本の窓がまず取り組むべきことは、木を“使う”だけでなく、“植え、育て、森をつくる”という原点に立ち返ることだと考えました。

これまで日本の窓は、木材を建築資材として活用し、製品を通じて人々の暮らしを支えてきました。しかし、森林資源を利用する企業としての社会的責任を改めて見つめ直したとき、「木を植える」という視点が不足していたことに気づかされました。特に、社員の多くが植樹に直接かかわる経験がなく、自然と触れ合う機会も限られていました。

今回開催した植樹祭は、社員一人ひとりが自らの手で苗木を植え、森を育てる第一歩を踏み出す場として位置づけています。環境問題を“知る”だけでなく、“行動する”ことの大切さを、体感できる機会となることを目指しています。

また、本植樹祭は社内活動にとどまらず、地域の皆さまとの交流を深める場でもあります。当社が所在する十和田市を中心に、地域住民の方々、とくにご家族連れや地元の業界関係者の皆さまにもご参加いただくことで、「日本の窓」の企業と製品への理解と親しみを深めていただくことも、大きな目的の一つです。

私たちはこの植樹祭を通じて、持続可能な森林づくりへの小さな一歩を、地域の皆さまとともに確実に踏み出します。そして、50年後、100年後の未来に、いま植えた木々が豊かな森となって残るように、想いを込めて、本植樹祭をスタートいたしました。

開催概要

日時   | 2025年9月20日(土)

場所   | 青森県十和田市

主催   | 株式会社日本の窓

協力   | 青森県上北農林水産事務所 林業振興課、上十三地区森林組合、株式会社一戸製材所

参加者数 | 105名(地域住民・学生67名、従業員38名)

植樹本数 | 約400本(樹種:スギ)

体験プログラム  | 植樹体験、ショールーム特別開放による製品・技術紹介、地元製材業者と協力した射的イベント、木工玩具ふれあいコーナー、地元食材を使ったキッチンカーでの飲食提供

植樹体験は、青森県上北農林水産事務所および上十三地区森林組合よりご提供いただいた植樹場所とスギの苗木を使用して実施しました。参加者の皆さまには、1人あたり4本の苗木を、専用工具を使って地面に穴をあけて丁寧に植え、自然とふれあいながら環境保全の大切さを実感する貴重な機会となりました。

会場では、製造過程で発生した木材を有効活用した体験ブースも設置しました。輪投げや積み木など、木のぬくもりを感じられるオリジナルアトラクションを通じて、子どもたちをはじめ多くの参加者に楽しんでいただきました。さらに、端材を使って製作した一輪挿しやシャベルなどのオリジナルノベルティを配布し、家具の販売やキッチンカーによる地元食材を活用した飲食提供も実施いたしました。自然素材ならではの魅力と地域の豊かさを五感で味わっていただけるひとときとなり、ご参加いただいた皆さまからも大変ご好評をいただきました。

植樹祭を、継続的な森林保全の出発点に

本植樹祭は、一度きりのイベントとして終わらせるのではなく、今後の森林整備活動へとつなげていくための第一歩です。

今後は「企業の森」制度の活用を視野に、森林所有者の方々と連携し、継続的な森林整備活動の協定締結を目指してまいります。

「企業の森」制度は、企業が一定期間(一般的に5〜10年)にわたり、下草刈りや間伐、植樹などの活動を継続的に実施することで、森林の保全と再生を支援する仕組みです。当社もこの制度のもとで、地域と協力しながら持続可能な森林づくりに積極的に取り組んでいきます。

未来に誇れる企業づくり

日本の窓は、木材を「使う側」であると同時に、「育てる側」としての責任を果たす企業を目指しています。今回の植樹祭は、その第一歩となるものです。今後も継続的な森林保全活動へと発展させ、木とともに歩む企業であり続けます。

こうした取り組みは、社員一人ひとりが「木を扱う企業の一員」であるという意識を高める貴重な機会となります。また、地域の学生や住民にとっても、環境学習の場を提供することで、次世代を担う人材の育成にも寄与できると考えています。

今後も、日本の窓は地域社会とともに、環境への誠実な姿勢を大切にし、未来に誇れる企業づくりを推進してまいります。

【株式会社日本の窓について】

2016年創業、青森県十和田市に木製サッシ工場を構え、「日本の窓を変える」をコーポレートステートメントとして掲げています。「サッシの後進国」である日本を変えるべく、日本の豊富な木材を活用した木製サッシの普及を目指しています。

創立:2016年3月25日

所在地:青森県十和田市大字八斗沢字八斗沢 68ー10

代表者:佐藤 正志

事業内容:国産無垢材を使用した木製サッシの生産

URL:https://nipponnomado.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/nippon_no_mado/

【お問合せ】

株式会社日本の窓 

TEL:0176-58-6070 

URL:https://nipponnomado.jp/contact/

【カシワバラグループについて】

カシワバラグループは、土地探しから建築工事、管理までをトータルで提供できる企業グループです。それぞれの会社の特徴を活かしながら、次の時代へ向けて新しい提案ができるよう成長・進化し続けます。

https://www.kashiwabara-group.com/

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会社概要

URL
https://www.kashiwabara.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス18F
電話番号
03-5479-1400
代表者名
柏原 伸介
上場
未上場
資本金
2億5010万円
設立
1949年03月