スイッチメディア、コネクテッドTVでの「OTT視聴」とレコーダーでの「タイムシフト視聴」データを『オンデマンド視聴率』として提供開始
テレビ番組を視聴する方法が多様化し、録画して視聴するタイムシフト視聴だけでなく、コネクテッドTVの普及に伴いTVerなどの動画配信サービスで視聴することが一般的になりました。ドラマなど番組ジャンルによってはリアルタイム放送以外で好きなときに番組を視聴する人数がリアルタイム視聴人数を上回るケースもあります。
スイッチメディアは、タイムシフト視聴とコネクテッドTVの動画配信サービスでの視聴を合わせて「オンデマンド視聴」と定義いたしました。
コンテンツ自動認識技術に独自に開発した動画配信サービスの視聴判定モデルを組み合わせることで、番組単位で「OTT視聴」のボリュームを捉え、「タイムシフト視聴」と合わせて「オンデマンド視聴率・人数」として算出し、広告主の皆さまにCM出稿を検討する際のデータとして提供することが可能になりました。
スイッチメディアの「オンデマンド視聴率・人数」は、リアルタイム視聴率・人数と同じデータソースから算出しているため、視聴率・人数同士の比較や合算を行うことができます。OTT視聴がどの程度浸透しているのかの分析や、トータル視聴人数(リアルタイム視聴、タイムシフト視聴、OTT視聴の合計視聴人数)での番組比較が可能となり、広告主様がオンデマンド視聴も考慮して番組を評価しやすくなります。
※タイムシフト視聴率の定義
番組放送から1週間以内に、レコーダー等の録画機能を利用してテレビでその番組を視聴した割合
※OTT視聴率の定義
番組放送から1週間以内に、配信サービス経由を利用してテレビでその番組を視聴した割合
■分析例
1. 『VIVANT』放送回ごとのオンデマンド視聴率の推移
VIVANTのオンデマンド視聴率(個人)は5%台後半~7%程度で推移し、最終回では7.8%を記録しました。
第1回から最終回までを通じて視聴全体の約6割がリアルタイム視聴、約4割がオンデマンド視聴であるということが分かりました。リアルタイム世帯視聴率で19%と盛り上がりを見せた最終回でも同様に、視聴全体の4割程度がオンデマンド視聴でした。
2. 夏ドラマ番組平均視聴率
VIVANTが注目を集めた2023年夏ドラマですが、12番組について初回放送から最終回までの放送の平均のリアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率、OTT視聴率を比較しました。
OTT視聴率は、ハヤブサ消防団を除いてオンデマンド視聴率のうちの1割未満であり(タイムシフト視聴率が9割以上)、まだまだリアルタイム視聴およびタイムシフト視聴の比率の方が高いことが分かります。
今後、OTTへの広告出稿を検討される企業様も増加すると思います。現状では規模が小さいかもしれませんが、これから増加傾向であることは間違いなく視聴規模の推移を定期的にモニタリングすることでOTT広告活用を本格的に始める時期を見定めることができます。
■お問い合わせ
株式会社スイッチメディア 電話窓口 TEL 03-6441-2056(受付時間:10:00〜19:00 平日のみ)
問い合わせフォーム https://www.switch-m.com/service-inquiry
■スイッチメディアについて
株式会社スイッチメディア(本社:東京都港区、代表取締役 高山 俊治)は、国内最大規模のテレビ視聴パネルから独自に収集したテレビ視聴データを保有していることを強みとし、多面的な切り口の属性情報によりターゲットを絞り込み、テレビCM視聴と商品購入の関係性を分析して売上につなげるクラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL」およびリアルタイムにテレビ視聴データを分析できる「SMART」の開発・運営を行っています。
<スイッチメディア 会社概要>
社名:株式会社スイッチメディア
代表者:代表取締役会長 福羽 泰紀
:代表取締役社長 高山 俊治
事業内容:クラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL」「SMART」の開発・提供
URL:
スイッチメディア:https://www.switch-m.com/
TVAL:https://www.switch-m.com/service/tval
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