◆関西大学北陽高等学校「企×学協働プロジェクト『刀』(カタナ)」◆高校生が25の企業・団体のリアルな課題解決に挑戦中
~満足度93.3%を誇る、SDGsを軸にした産学連携による探究学習~
【本件のポイント】
・高校生が25の企業・団体と協働してSDGsの課題解決に取り組む産学連携プロジェクト
・2022年度から必修化された「総合的な探究の時間」において高校生と企業・団体が5ヶ月間かけて協働
・企業・団体が直面するリアルな社会課題に対して、高校生ならではの視点で解決策を提案
自ら問いを立て、調査・分析を行う探究学習は、従来の「調べ学習」と異なり、決められた答えはなく「知りたい」という気持ちを出発点とする学びです。これは本学が教育方針に掲げる「“考動力”ある人材の育成」に呼応する学習であり、知識伝達型ではなく、教師と生徒の協働による学習環境の構築が、現在の教育現場では一層求められています。
プロジェクト初年度の2022年度は、若い世代の視点を活用した商品を開発するなど、高校生のみならず企業からも高い評価を得て、2年目となる2023年度は初年度を大きく上回る25の企業・団体から参加申込がありました。継続を希望する企業・団体の割合は80%以上と、そのリピート率からも満足度の高さが伺えます。
参加する高校1年の生徒約330人は、すでに自身の興味関心に基づき、各団体とマッチングを完了。現在は、チームごとに課題解決に向けた実地調査やインタビューなど、教室を飛び出した学習をスタートさせたところです。
<関西大学北陽高等学校「企×学協働プロジェクト『刀』」の概要>
■ 主な協力団体 ※五十音順
AOI TYO Holdings、岩谷産業、NTTコミュニケーションズ、花王グループカスタマーマーケティング、キッズデザイン協議会、合同食品、小林製薬、サノフィ、上新電機、白ハト食品工業、水都大阪コンソーシアム、ソリッドソニック、ダイハツ工業、たこ八、テラモト、日本気象、日本旅行、MightyNeo、マテックス、丸大食品、ミズノ、武庫川女子大学生活美学研究所、明治安田生命保険、らくたび、リコージャパン
■ 具体的課題(一例)
・水素について若年層への理解をしてもらう取り組みを提案(岩谷産業)
・ニキビの正しい予防方法を、中・高生の方に興味を持っていただくためにどのようにお伝えするか? (小林製薬)
・聞こえに関するハンデが存在しない社会を実現する方法を提案(ソリッドソニック)
・代替食品を普及させるためのモノ(商品やサービス)・コト(体験や経験)を提案(丸大食品)
■ 最終成果学年発表会
【日 時】 3月14日(木)9:40 ~ 12:30
【場 所】 関西大学北陽高等学校(大阪市東淀川区上新庄1-3-26)
最終成果学年発表会のみならず、各企業・団体との取り組み過程や、授業の様子など、お好きなタイミングで個別に取材いただくことも可能ですので、本件に関する取材についてご検討をよろしくお願いします。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2023/No37.pdf
▼メディア関連の方▼
※取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問合せまでご連絡をお願いいたします。
▼本件に関する問い合わせ先▼
総合企画室 広報課
玉村、明原、中村
住所: 大阪府吹田市山手町3-3-35
TEL: 06-6368-0201
FAX: 06-6368-1266
E-mail: kouhou@ml.kandai.jp
すべての画像