訪日外国人が注目!Paykeアプリ「2025年8月人気コラムランキング」
インバウンド客が注目するテーマを読み解く
株式会社Payke(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:古田奎輔、以下「Payke」)は、2025年8月時点の自社アプリ内コラム記事のデータを集計し、訪日外国人ユーザーがどのようなテーマに関心を寄せているかを明らかにしました。今回の調査は、Paykeアプリを利用する外国人観光客の閲覧傾向をもとに、人気コラムのランキングを発表するものです。

サマリー
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「明治 抹茶&ピスタチオチョコ特集」がほぼ全ての国で1位を獲得
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台湾の主要関心は食と買い物に集中していることが明らかに
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韓国ユーザーは食体験と観光体験に高い関心を示しており、特にドン・キホーテのヒット商品も継続して注目
Paykeコラム人気ランキングトップ10(2025年8月)
今回の調査では、スイーツや美容、夏のレジャーといったテーマが特に多くの関心を集めていることがわかりました。なかでも1位となった「明治 抹茶&ピスタチオチョコレート特集」は、定番の“抹茶”に加え、近年注目度が高まっている“ピスタチオ”がテーマである点が特徴的です。特に2022年にSNSで拡散されたピスタチオ関連の動画をきっかけに“ピスタチオブーム”が続いており、その関心の高さが訪日外国人の閲覧行動にも表れていると考えられます。以下は、2025年8月に最も読まれたコラムTop10です。

各国共通で読まれた人気記事
すべての国別ランキングを比較した結果、どの国においてもトップ10に入った記事が3本あることが明らかになりました。これらは国や地域を問わず訪日外国人に支持されたテーマであり、「日本らしさ」と「旅行中の実用性・体験価値」を兼ね備えている点が特徴です。以下、それぞれの記事について解説します。
甘〜いごほうび!明治の抹茶&ピスタチオチョコレート特集

コラム内容サマリー
本コラムでは、明治の人気チョコレートシリーズを中心に、抹茶やピスタチオを使った商品を紹介しました。アーモンドチョコやマカダミアチョコといった定番商品に加え、地域限定の「きのこの山」「たけのこの里」の抹茶フレーバーなど、日本ならではの味わいやお土産に最適なラインアップをわかりやすくまとめています。
なぜ注目されたか
抹茶は定番の“日本らしさ”として長年人気があり、加えてピスタチオは2022年のSNSをきっかけにブームが続いています。こうした「伝統」と「トレンド」を兼ね備えたテーマが、ほぼすべての国で1位を獲得する結果につながり、幅広い旅行者の関心を集めたと考えられます。
日本の回転寿司はここまで進化した!?スシローの“楽しい寿司体験”ガイド

コラム内容サマリー
本コラムでは、日本最大級の回転寿司チェーン「スシロー」の魅力を紹介しました。店舗での基本的な利用方法から、多言語対応の注文システム「デジロー」、自分で寿司を握れる体験型メニューやコラボイベントまで、訪日旅行者が安心して楽しめる“最新の寿司体験”をわかりやすく解説しています。
なぜ注目されたか
寿司は日本を代表する食文化であり、旅行者にとって「必ず体験したいもの」の一つです。単なる食事にとどまらず、テクノロジーや遊び心を取り入れた「エンタメ化された寿司体験」として紹介した本記事は、すべての国でランキング入りしました。特に外国人にとって“わかりやすく、楽しく、日本らしい”要素が揃っている点が支持の理由といえます。
お土産におすすめ!日本の人気文房具10選

コラム内容サマリー
本コラムでは、“文具大国”日本ならではのアイデアと品質を活かした文房具を10点紹介しました。ユニークなデザインのクリップや携帯はさみ、実用的な蛍光ペン、人気のダイアリーまで、機能性と遊び心を兼ね備えた幅広いラインアップを取り上げています。さらに、旅行者が実際に購入できる店舗情報(ロフト、ハンズなど)も紹介し、観光中のショッピングガイドとしても活用できる内容となっています。
なぜ注目されたか
文房具は価格帯が手頃で実用性も高いため、旅行中の“ちょっとしたお土産”として人気です。加えて、日本らしいデザイン性や話題性のある商品が多く、国や文化を問わず幅広い旅行者から支持を集めています。例えば、楽譜や教科書をしっかり開いたまま固定できるサンスター文具の「ウカンムリクリップ」、和菓子モチーフのチャームが付いたクツワの「携帯はさみ いちご大福」、そして机の上で小さな癒しを与えてくれるマインドウェイブの「スタンドスティックマーカー コーギーのおしり」といったアイテムは、実用性と遊び心を兼ね備えた“日本ならではの文房具”として注目されています。
甘いスイーツ、手軽に楽しめる寿司体験、そしてお土産に最適な文房具。いずれも訪日観光客が“日本旅行で体験・購入したいもの”として支持され、国境を越えて人気を集める結果となりました。
台湾ユーザーが注目したテーマ
台湾では「明治 抹茶&ピスタチオチョコ特集」をはじめ、寿司や石垣島スイーツなど“食”関連の記事が上位を占めました。
さらに文房具やビオレ、バッグブランドといった「お土産・購入アイテム」も人気で、旅行中のショッピング関心が高いことがうかがえます。一方、海水浴場や京都川床など体験系もランクインしましたが、主要関心は食と買い物に集中していることが明らかになりました。
韓国ユーザーが注目したテーマ
韓国では「明治 抹茶&ピスタチオチョコ特集」や回転寿司ガイドが上位に入り、“食体験”への関心が際立ちました。また、海水浴場や京都川床といった観光体験記事もランクインし、旅行中に楽しめる“その場の体験”を重視している傾向が見られます。一方で、文房具やビオレなどのショッピング記事に加え、6月に公開された「迷ったらコレ!ドンキ『ヒット商品大賞2025』」も引き続き読まれており、公開から3か月が経過した現在でもツーリスト層の関心を集めていることが分かります。これは、韓国からの旅行者にとってドン・キホーテが訪日時の人気スポットであり続けていることを示しています。
最後に
今回のランキングでは、国を越えて共通の関心が見られました。特にスイーツ、回転寿司、文房具といったテーマは、旅行者にとって「日本ならではの魅力」でありながら、誰にでも楽しめる“わかりやすさ”が支持を集めていると考えられます。
今後もPaykeでは、訪日旅行者に支持されるコンテンツや最新の購買インサイトを継続的に発信し、企業や自治体がインバウンド市場の動向を的確に把握できるよう支援してまいります。
Paykeが提供する価値
Paykeはインバウンド向けにさまざまなソリューションを提供しています。累計500万ダウンロードを超えるユーザ基盤と、そこから得られる豊富なデータから、各企業様のニーズに合わせたご提案が可能です。
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旅マエ、旅ナカ、旅アトでのユーザへのリーチ:ユーザの9割は旅マエでPaykeをダウンロード。そのうち7割が3ヶ月以内に来日します。旅マエ段階でアプリ内で購入商品を探しているユーザも多く、効率的なアプローチが可能です。
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インバウンドの購買関連データ:いつ、どこで、誰が、どの商品を手に取ったかが把握できます。属性毎のトレンドや、特定チェーンでの傾向などマーケティング戦略立案に活用できるデータを保持しています。
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アンケート調査:直近での訪日可能性が高いユーザーに直接アンケートをとることが可能です。
お問い合わせ
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【会社概要】
■株式会社Payke
本社:沖縄県那覇市真嘉比2丁目5−16
代表者:代表取締役CEO 古田 奎輔
設立:2014年11月
資本金:100百万円
概要:商品パッケージにある「バーコード」をスマホでスキャンするだけで、商品のあらゆる情報を7言語で表示することができる訪日外国人アプリ「Payke」を運営。現在、約75万点の商品データを7言語で保有し、訪日客が手に取る商品の約90%*1をカバーしています。2015年のサービス開始以来、アジア圏を中心に500万人*2以上が利用し、企業向けには広告配信やデータ提供を行うなど、累計1,200社以上の企業や団体に活用されています。さらに、「Paykeタブレット」を国内の主要小売チェーンに導入し、多くの訪日外国人に利便性を提供しています。
*1 当社実績(2024)Paykeアプリにて国内でスキャンされた回数を分母に商品情報を保有していた割合
*2 API提供先なども含む利用者
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