【産業医106人に聞く、相談数や内容のコロナ前後の違いに関する調査】産業医の6割超が相談件数の増加を実感し、感染予防対策やストレスマネージメントなどが求められる
〜「テレワークのための組織的なメンタルヘルスケア体制」が企業の新たな課題に〜
産業医及び保健師等による役務提供サービスと従業員の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービスを提供する株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:刀禰真之介、証券コード:9218、https://mh-tec.co.jp/ )は、産業医106名を対象に、コロナ前後で変化する産業医のコロナ前後の変化に関する調査を実施しました。
- 調査サマリー
- まとめ
コロナ以前と比較して、メンタルヘルス不調といった相談件数の増加や、コロナ禍ならではのちょっとした不調の原因などを産業医に求めるといった相談内容の変化を実感している産業医は6割を超え、「心の変化に対する相談」や「コロナ関連の相談」などといった相談が増加しているとの声が集まりました。
また、産業医として「長時間労働者への面接指導」や「復職者との面談」といった相談内容を多く受ける中で、「人事業務の負担増による人事との密な連携が難しい」などといった課題を抱えている実態も明らかになりました。
今後、産業医が求められる役割として、「休職復職の社員との面談」だけではなく、「ストレスマネージメント」や「休職者のケア」といった声が挙がったことからも、社会や働き方の変化に伴い、今後さらに多様なニーズに応える必要があることが予想されます。そういったニーズに早急に対応できる豊富な専門性・経験を兼ね備えた「産業医」を素早く紹介できるサービスの利用を検討してみるのはいかがでしょうか。
- 調査結果|コロナ以前と現在を比較し、63.2%が相談件数が「増加した」と回答
・非常に増加した:24.5%
・やや増加した:38.7%
・あまり増加していない:18.9%
・全く増加していない:11.3%
・わからない/答えられない:6.6%
- 相談件数、「コロナ前対比120%~150%程度」が約7割占める
・コロナ前対比120%程度:19.4%
・コロナ前対比150%程度:46.3%
・コロナ前対比200%程度:28.4%
・コロナ前対比300%程度:6.0%
・コロナ前対比400%程度以上:0.0%
- コロナ以前と現在を比較し、56.6%が相談内容の変化を実感
・非常に変化があった:23.6%
・やや変化があった:33.0%
・あまり変化がない:27.4%
・全く変化がない:10.4%
・わからない/答えられない:5.7%
- 「心の変化」や「コロナ関連」の相談が増加
<自由回答・一部抜粋>
・56歳:心の変化に対する相談が多くなった。
・47歳:少しでも不調があればコロナを疑い相談に来る方が増えた。
・58歳:家庭や職場でのコロナ患者のケアの相談が多い。
・41歳:発熱程度の症状での相談。
・54歳:感染対策や濃厚接触者への対応。
・58歳:うつ状態の相談が増えた。
- 相談を受ける内容TOP3、「長時間労働者への面接指導」(45.3%)、「復職者との面談」(33.0%)、「感染症予防・テレワークに関する相談」(32.1%)
・長時間労働者への面接指導:45.3%
・復職者との面談:33.0%
・感染症予防・テレワークに関する相談:32.1%
・若手からのストレスに関する相談:31.1%
・休職判断のための相談:31.1%
・人事部からの相談(健康経営など):15.1%
・その他:1.9 %
・わからない/答えられない:12.3%
- 産業医が感じている課題1位は「人事業務の負担増による人事との密な連携が難しい」
・人事業務の負担増による人事との密な連携が難しい:31.1%
・1社に割く時間があまりない:27.4%
・テレワークに対応する知見がない:26.4%
・テレワークの従業員の状況がわからない:24.5%
・具体的なアドバイスができない:18.9%
・テレワーク時のマネジメント:12.3%
・その他:2.8%
・わからない/答えられない:17.9%
- 産業医として仕事をする中で、「時間外勤務が多い」や「コンプライアンスが徹底できない」なども課題と感じてる声
<自由回答・一部抜粋>
・48歳:時間外勤務が多い。
・54歳:コンプライアンスが徹底できない。
・58歳:守秘義務厳守は容易でない。
・47歳:オンラインでのフォローがしづらい。
・45歳:業務の削減。
・40歳:個別に対応する時間がなかなか取れない。
・56歳:時間的に余裕がない。
- 産業医に求められる役割、「休職復職の社員との相談」が45.3%で最多
・休職復職の社員との相談:45.3%
・テレワークのための組織的なメンタルヘルスケア体制:42.5%
・健康経営のための体制構築:42.5%
・心理的安全性が確保できる職場作り:30.2%
・ウェルビーイング(well-being)に向けた取り組みの提案:27.4%
・その他:1.9%
・わからない/答えられない:13.2%
- 「ストレスマネージメント」や「休職者のケア」などの役割も
<自由回答・一部抜粋>
・36歳:ストレスマネージメント。
・58歳:休職者のケア。
・62歳:社会への貢献度。
・54歳:法令に関する知識。
・38歳:感染予防対策。
・38歳:時間の確保。
・40歳:雇われでの多目的な業務。
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月12日〜同年7月13日
有効回答:産業医106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社メンタルヘルステクノロジーズ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.avenir-executive.co.jp/sangyoui/
- メンタルヘルスソリューションサービス「産業医クラウド」
「産業医クラウド」は、従来産業医が行っていた産業医業務を整理し、産業医のみが実施できる業務と保健師等の産業医以外の専門家やスタッフ、及びクラウドサービスに置き換え可能な業務に切り分け、企業における産業医業務に係る事務負担とコストを引き下げつつ従業員の健康管理の質を高めるというサービスです。これまでに10,000以上の事業場でお使いいただいています。
月額3万円(税別)からはじめられ、厚生労働省が提唱する4つのメンタルヘルスケアをサポートすることはもちろん、企業の健康経営を推進するためのクラウドサービス「EPLIS(エルピス)シリーズ」などさまざまなサービスを利用可能です。
https://www.avenir-executive.co.jp/sangyoui/
- メンタルヘルステクノロジーズ 会社概要
『ウェルビーイングのスタンダードを創る』をビジョンとし、クラウドの活用と企業における最適なメンタルヘルスケア体制の構築によって「心身の健康問題を考えることが身近になる世界」を実現することを目指す企業です。厚生労働省が唱える4つのメンタルヘルスケアをもとに、企業の健康経営を促進するためのクラウドサービス「ELPIS(エルピス)シリーズ」を展開し、会社を通さずにメールで個人的な健康相談を専門医に相談可能な「ELPIS-ケアーズLite」などを提供しています。
- 会社概要
代表者 :代表取締役社長 刀禰真之介
設立 :2011年3月8日
所在地 :東京都港区赤坂3-16-11 東海赤坂ビル4階
URL :https://mh-tec.co.jp/
事業内容 :メンタルヘルスソリューション事業(親会社・子会社)、デジタルマーケティング事業(親会社)、メディカルキャリア支援サービス(子会社)
連結子会社:株式会社Avenir
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