【新興出版社啓林館 東京支社】60年間営んできた文京の地にて、建築家・安藤忠雄氏設計監理の下、新たに生まれ変わります!
日本の未来を切り拓く、東京支社の建て替え
株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、建築家・安藤忠雄氏設計監理の下、令和4年3月より東京支社の建て替えに着工しました。文京の地に、日本の未来を切り拓く新たな創造拠点をつくるプロジェクトを実施します。
- 〜新興出版社啓林館の新たな挑戦〜
わたしたちは、その知が啓(ひら)くことを願い、これからも教育·学習に関するより良い教材の出版・開発に努め、楽しく豊かな持続可能な社会の実現に寄与してまいります。その実現のためには、弊社総体として新しい事業を生む役割と責任を背負っている一方で、弊社で働く従業員の働き方の多様化に対応し心地の良いオフィスづくりを目指す必要があります。
オフィスで働く従業員と弊社が目指す目標を相互で機能し合うことで、持続可能な社会の実現に寄与することを目的とし今回東京支社を建て替えることとなりました。
- 建築家・安藤忠雄氏設計監理。コンセプトは「文京の地に新たな創造拠点をつくる!」
■安藤忠雄研究所からのコメント
「文京の地に新たな創造拠点をつくる!」をコンセプトに、「新興出版社啓林館」が4分の3世紀にわたり積み重ねてきたその歴史に応えるべく、明晰な理性の下に、確かな公共性を宿す建築となっております。
端正なガラスのカーテン・ウォールによる外壁、その下層部を四層分の高さまでえぐり取って出来る開放的なピロティ空間が、このコンセプトを象徴します。
複合施設として生まれ変わる建物には、支社機能と、イノベーション企業のテナントが共存します。日本の未来を切り拓く、新たな創造拠点をつくるプロジェクトです。
- 東京支社の特徴
そのため、文京の地に根をおろし60年、歴史を築いてきた社屋から新たに生まれ変わる東京支社でも「SDGs」達成に向けた建造物として着工しました。
■耐震強度
耐震強度については建築基準法で定められた一般的なオフィスビルの基準「1」を上回る「1.3」の構造となっています。
一般的に「上級」と呼ばれる耐震強度で震度6強~7程度の地震の際にも崩壊しないだけではなく「補修により引き続き居住出来る」レベルになっています。一般的に学校や病院など「避難所」に求められる高い基準をクリアしています。
■遮音性
遮音性についても、特に上下階の音の響きについて、通常のオフィス以上の静粛性となるよう、構造を強化しています。
■SDGs(一例)
「防災トイレ設置」「災害時の雨水利用」「地震直後診断システムによる地震直後の安全性確認」など、予測困難な災害にみまわれる可能性がある時代だからこそ求められる機能を導入予定です。
■新型コロナウイルス感染予防対策
新型コロナウイルス感染予防対策の一環として、エレベーターの階数ボタンを非接触仕様にしております。
また、深紫外線除菌対策を備えた空調も導入予定です。
- 建物概要
建築場所:東京都文京区向丘2-3-10
用途地域:商業地域・第一種住居地域
主要用途:事務所
構造:鉄骨
基礎:杭基礎
階数:地下1階・地上10F(PH1階)
延床面積:5,820.77㎡(1763.8坪)
建築面積:950.65㎡(287.8坪)
敷地面積:1,715.43㎡(519.8坪)
建ぺい率:55.42%
容積率:320.23%
建築主:株式会社新興出版社啓林館(https://www.shinko-keirin.co.jp/)
設計者:安藤忠雄建築研究所(http://www.tadao-ando.com/)
施工者:前田建設工業株式会社(https://www.maeda.co.jp/)
着工:2022年3月1日
完成:2023年秋頃
自社使用:地下1階~2階(3フロア)
テナント用:3F~10F 3,520.65㎡(1,066.8坪)
駐車場:21台
事務所内高さ:2,850mm
OA床:100mm
耐震等級:上級(耐震等級2)通常の耐震基準の1.3倍。
避難所となる建物(病院・学校)と同基準
- 株式会社新興出版社啓林館
【会社概要】
社名:株式会社新興出版社啓林館
本社所在地:〒543-0052 大阪市天王寺区大道 4丁目3番25号
代表取締役:佐藤諭史
設立: 1949年2月
HP:https://www.shinko-keirin.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像