AI-BPR CLOUD、数千業務に個別最適化したマイクロAIエージェントの動的量産・即時実行技術の特許を出願
1社に数千のAIエージェントが稼働する時代へ。業務ごとにAIエージェントを動的にリアルタイムで生成して即時実行、企業の生産性を劇的に高める。
AIコネクティブカンパニーのコーレ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥脇 真人)は、AI導入AI「AI-BPR CLOUD」が数千業務に個別最適化したマイクロAIエージェントの動的量産・即時実行技術の特許出願(特願2025-029842)したことを報告します。

「AI-BPR CLOUD」は、生成AI導入をするAIとして、企業ごとに異なる業務プロセスを瞬時に分析し、最適な『マイクロAIエージェント』を設計します。あらゆる業種・職種に幅広く対応しつつ、特定業務に特化したスーパーニッチなAIエージェントを量産できることが特長です。
今回、この『マイクロAIエージェント』の動的量産・即時実行機能について、新たに技術特許を出願しました。
■動的量産・即時実行機能
「AI-BPR CLOUD」が提供する動的量産・即時実行機能は、企業が抱える業務プロセスをAIがリアルタイムに整理・分析します。その分析結果をもとに、瞬時に最適なマイクロAIエージェントの設計をし、その場で即座に実行するという高度な技術が、本特許出願の核心です。









■背景
多くの企業が生成AIをはじめとしたデジタルプロダクトを導入する際、「ツール起点」で進める傾向があります。まずツールの機能を理解し、それを自社の業務に当てはめることで成果を出そうと試みますが、実際には自社が抱える具体的な課題や業務プロセスにピッタリとはまるケースは極めて稀です。
結果として、本来業務を効率化するためのツールが、逆に業務プロセスのほうを無理に合わせるという本末転倒な状況を引き起こしています。

また、AIツールに合わせて業務プロセスを再設計するためには、AIに関する専門知識だけでなく、その企業特有の業務プロセスに対する深い理解も不可欠となります。そのため、多くの企業がAI導入コンサルタントを頼りますが、コンサルタントが対応できる業務プロセスの数には限界があります。
AIで効率化できる余地のある業務プロセスは、1つの企業でも数百〜数千とあるものです。すると、迅速かつ連続的にAIを導入したくても、人材やリソースが不足して追いつかない状況が生まれてしまいます。
さらに、日々加速度的に進化し続けるAI技術を専門的にキャッチアップしつつ、自社の業務プロセスも深く理解できる人材は稀有であり、見つけること自体が困難という課題も存在します。
■AI-BPR CLOUDが目指す状態
AI-BPR CLOUDが目指すのは、従来AI導入コンサルタントやAIベンダーが担当してきた業務プロセスの整理・可視化、AI導入の企画、さらにはAIエージェントの開発といったプロセス全体をAI自身が自動的に実現することです。
企業が抱える本来の業務プロセスを起点としてAI導入を進めるため、AI-BPR CLOUDは業務プロセスの特性に応じて柔軟に適応します。「業務をツールに合わせる」のではなく、「業務にツールが寄り添う」という、これまでになかった理想的なAI活用を実現します。

■AI-BPR CLOUDの主な用途
既存業務対象「AI-BPR」
AIを組み込んだ業務プロセス再構築
企業が現在抱えている業務プロセスを詳細に整理し、業務の流れや課題を可視化します。そのうえで、AIを導入することで効率化や自動化が可能な領域を明確に特定し、業務プロセスの再構築(BPR)を実施します。このケースでは、現状業務の最適化を目的としており、AIネイティブな業務プロセスへの変革を実現をします。
活用シーン



新規業務対象「AI-BizDev」
新規事業・新部門におけるAIを組み込んだ業務プロセス新構築
新規事業の立ち上げや新しい部門設立に際し、新たな業務プロセスをゼロから設計します。AI-BPR CLOUDを利用することで、新たな業務プロセスを最初からAI導入を前提として設計・構築できます。新規事業開発(BizDev)や組織の立ち上げ時において、AIネイティブな事業立ち上げをすることができます。
活用シーン



■AI-BPR CLOUDの主な利用ユーザー
AI-BPR CLOUDの主な利用ユーザーは、以下の2つのケースに分類されます。
自社内でのAI導入を検討している事業会社
企業が自らの業務改善や効率化を目的として自社内でのAI導入を検討するケースにおいて、AI-BPR CLOUDは強力な道具になります。業務プロセスの深い理解をベースにAIを活用するため、初めてのAI導入でもスムーズにプロジェクトを推進することが可能です。
特に、社内の生成AI推進担当者やAIオペレーションマネージャーがAI-BPR CLOUDを利用することでスピード感を持って着実にプロジェクトを進められるようになります。
AI導入コンサルティング、DXコンサルティング、受託開発事業者などのクライアントワークを行う法人・個人
AIコンサルティング会社やAI受託開発業者がクライアントワークとしてAI導入支援やBPRサービスや業務マニュアル作成などをする場合です。AI-BPR CLOUDを利用することで、コンサルティングや受託開発を通じて、クライアントの業務プロセス改善や新規事業立ち上げをスムーズに支援できます。
AI-BPR CLOUDは、コンサルタントや開発者と対立するものではなく、彼らの力を引き出し、より強化するためのものです。AI事業者とエンドクライアントの間に立ちはだかるコミュニケーションの壁を取り払い、業務プロセスへの理解や「AIで何が可能なのか」という具体的なイメージ共有を飛躍的にスムーズにします。これまで煩雑で手間のかかった意思疎通をシンプルで円滑なものに変えるのが、AI-BPR CLOUDの価値でもあります。
■ウェイトリスト受付
AI-BPR CLOUDはウェイトリストを受け付けています。
現リリースでは、企業ごとの業務プロセスを瞬時に解析し、業務効率化を実現する最適なマイクロAIエージェントを設計する機能を提供します。
■今後の展望
今後、AI-BPR CLOUDは、マイクロAIエージェントの動的な量産および即時実行機能を段階的にリリースしていく予定です。また、AI導入コンサルティングを専門とする企業とのパートナーシップを通じて、より生産的なエコシステムの構築を目指します。
さらに、グローバル市場への展開を見据えた多言語対応の強化や、ヒューマノイドロボットとの連携、あらゆるアプリケーションとのAPI連携、MCP接続を前提とした柔軟なシステム設計を進めています。
業務プロセスを起点に、従来のPC操作に限定されないデジタルと物理双方の領域でAIの力を発揮し、「あらゆる業務のAI化」を実現してまいります。
■AI-BPR CLOUD開発責任者 池田 直人 コメント

一般的にAIエージェントの開発には、専門知識を持つエンジニアが膨大な工数をかけて設計・実装・テストなどを行う必要があり、AIの導入には膨大な時間とコストがかかっていました。この常識を覆したのがAI-BPR CLOUDによる動的なAIエージェントの生成です。我々が開発した生成エンジンでは、AIエージェントの設計〜実行環境の構築までを、ものの数分程度で実現します。この技術によって、膨大な数の業務プロセスに対して個別最適化されたマイクロAIエージェントを、従来の何千分の一の時間とコストで量産できるようになりました。「AIがAIを創造する」という我々の技術が、AI導入のパラダイムを転換します。我々は常に先を見据え、1年後、3年後、5年後を見通した技術開発に取り組んでいます。AI技術の急速な進化を高速に捉えながら、それらをAI-BPR CLOUDに統合することで、AI開発のデファクトスタンダードを目指します。
■コーレ株式会社について

コーレは、戦略コンサルタント、デザイナー、エンジニアが中心となり、AIとビジネスをつなぐAIコネクティブカンパニーです。戦略・企画から制作や開発、マーケティング支援や営業代行まで、一気通貫で上流から末端まで担うパートナーとして伴走します。
会社名: コーレ株式会社
代表: 代表取締役 奥脇真人
設立: 2017年5月
所在地: 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 18階
お問い合わせ:https://co-r-e.net/contact/
AI-BPR CLOUD:https://ai-bpr.cloud/
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