アプライド マテリアルズ 半導体製造技術におけるグローバルリーダーシップの拡充を計画
基礎半導体技術とプロセス装置の次世代研究開発センターをシリコンバレーに設立、米国とシンガポールの装置製造施設を拡張
アプライド マテリアルズ(Applied Materials, Inc., Nasdaq:AMAT、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEOゲイリー・E・ディッカーソン)は12月20日(現地時間)、米国でのイノベーションインフラならびにグローバルな生産能力の拡充に向け、2030年にかけて数十億ドル規模の投資を行う意向を発表しました。この投資を通じてお客さまとのコラボレーションを強化し、半導体の性能、消費電力、コストの改善を加速するほか、経済のデジタルトランスフォーメーションに伴って半導体市場が1兆ドル規模へと拡大する機会を視野に入れ、装置製造能力を増強します。
アプライド マテリアルズの社長 兼 CEOゲイリー・ディッカーソンは、次のように話しています。「当社が世界をリードしているマテリアルズ エンジニアリング ソリューションは、現在から将来世代にかけての半導体チップ製造方法に指針を与える基盤技術です。この投資を通じて、当社は米国におけるイノベーションインフラを倍増させ、米国内および全世界でファブ新設を進めるお客さまにサービスを提供する能力を大幅に拡充していく考えです」
投資規模は政府からの助成次第で変動しますが、投資の中核となるのはカリフォルニア州サニーベールに建設予定の次世代研究開発センターです。この施設は、マテリアルズ エンジニアリング、半導体基礎技術、プロセス装置などの先進化を専門に扱う高速イノベーションプラットフォームとなります。シリコンバレーに置かれるこのセンターは、世界のあらゆる主要半導体メーカーとの協働の研究開発の主役となるほか、大学とのパートナーシップ強化や、将来設立される米国立半導体技術センター(National Semiconductor Technology Center)との連携も可能となります。アプライド マテリアルズは、米CHIPS法(CHIPS and Science Act)の規定に基づく米政府からの補助金、またカリフォルニア州から今年付与された知事付ビジネス経済開発室(GO-Biz)のカリフォルニア競争助成金(California Competes Grant)の支援を受けてこの投資を行いたい考えです。なお、この投資の開始を記念したイベントが2023年初頭にシリコンバレーで予定されています。
また、アプライド マテリアルズは米国での装置製造能力の拡充に加えて新たなインフラ投資も行い、業界エコシステム内のコラボレーションを加速して、米国が重要な未来テクノロジーを強化する上で必要となる優秀な人材を育成します。生産設備への投資は、1993年以来アプライド マテリアルズの量産活動の拠点であるテキサス州オースティン工場の拡張に充てられます。
「アプライド マテリアルズは重要な中核機能を米国内に有しており、カリフォルニア州とニューヨーク州には研究センター、テキサス州には工場、マサチューセッツ州とモンタナ州には製品事業拠点を置いています。他の半導体装置メーカーで米国内にこれほどの規模で拠点を構えているところはありません。当社は大胆な投資を通じてこの世界クラスのインフラをさらに拡充し、当社のテクノロジーリーダーシップをより強化するともに、今後数十年にわたってお客さまの成長を支えていきます」とディッカーソンは述べています。
アプライド マテリアルズはグローバルなインフラ投資も進めており、12月22日には地域ハブであるシンガポールにおいて拠点拡張の起工式が行われる予定です。米国での設備拡張計画と合わせ、半導体需要の世界的な伸びに対する当社の対応能力は今後著しく増強される見通しです。
将来見通しに関する記述について
本プレスリリースには、計画中のインフラ投資、予想される業界成長その他、過去の事実には該当しない記述が含まれています。こうした記述やその前提をなす仮定はリスクや不確定要素に左右され、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。こうした記述が明示ないし黙示する帰結と実際の結果の間に大きな違いをもたらし得る要因は、当社が証券取引委員会(SEC)に提出する書類(最新のForm 10-Kおよび8-K報告書を含む)に記載されています。将来の見通しに関する記述はすべて現時点における経営陣の推定、予測、仮定に基づくものです。アプライドマテリアルズは将来の見通しに関する記述を更新する義務を負っておりません。
アプライド マテリアルズ(Nasdaq: AMAT)は、マテリアルズ エンジニアリングのソリューションを提供するリーダーとして、世界中のほぼ全ての半導体チップや先進ディスプレイの製造に寄与します。原子レベルのマテリアル制御を産業規模で実現する専門知識により、お客さまが可能性を現実に変えるのを支援します。アプライド マテリアルズはイノベーションを通じてよりよい未来を可能にします。
詳しい情報はホームページwww.appliedmaterials.com でもご覧いただけます。
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このリリースは12月20日、米国においてアプライド マテリアルズが行った英文プレスリリースをアプライド マテリアルズ ジャパン株式会社が翻訳の上、発表するものです。
アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:中尾 均)は1979年10月に設立。大阪支店、川崎オフィスのほか15のサービスセンターを置き、日本の顧客へのサポート体制を整えています。
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