細胞培養スタートアップ企業のインテグリカルチャー社とともに 「魚類」の筋肉細胞培養技術の確立に向けた共同研究開発を開始
持続可能な “次世代の魚肉タンパク” の商業化生産および食品加工を目指す
一正蒲鉾株式会社(本社:新潟県新潟市東区、代表取締役 社長執行役員:野崎正博)は、魚類の筋肉細胞の培養による食品生産を目指し、細胞培養スタートアップ企業のインテグリカルチャー株式会社(本社:東京都文京区、 代表:羽生雄毅)とマルハニチロ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:池見賢)の3社で研究開発契約を締結し、魚類の筋肉細胞培養技術の確立に向けた共同研究開発を推進します。インテグリカルチャー株式会社が独自に展開する食品グレード培養液と汎用大規模細胞培養システム「CulNet®(カルネット) システム」は、これまで牛と家禽の細胞で有効性が確認されており、本共同研究開発では水産加工食品向けに対象を拡大し、培養魚肉の商業化生産を目指します。
当社は、2045年のありたい姿として「ICHIMASA30ビジョン」(2016年度~2045年度)を定め、そのなかで、常に技術を探求し、未来に向けてあらゆる“食”の情報を発信する「食品バイオ企業」を目指しています。昨今の世界的な魚類需要の高まりと海洋資源の減少傾向に対して、今回の3社の取組みが、サステナブルな資源開発、新たな価値創造に貢献できるものと考えています。
また、当社は、2020年7月に「一正蒲鉾株式会社ESG経営宣言」を制定しており、水産練製品・惣菜事業、まいたけ事業を展開する企業として、いま享受している豊かさを、次世代へつなぐことが企業の極めて重要な務めとし、持続的な社会の実現への貢献と企業価値向上を両立する経営を推進していきます。
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