複雑化する権限管理の統制を強化し、運用の効率化を支援する 「IDガバナンス管理ソリューション」を提供開始
株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:南 章一、以下、日立ソリューションズ・クリエイト)は、複雑化する企業のID管理、認証課題を包括的に解決する「IDガバナンス管理ソリューション」(以下、本ソリューション)を、2026年5月28日から提供開始します。
ID管理や認証に関するガバナンス管理の重要性が高まる中で、本ソリューションの活用により、正確な権限の自動適用や統制の強化によってセキュリティ課題を解消し、企業の業務効率化とガバナンス向上を支援します。
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進やクラウドサービス(SaaS)の利用拡大に伴い、企業におけるID管理は管理対象IDの増加などにより複雑化しています。この結果、各システムのID情報と人事情報との不整合や権限付与のブラックボックス化が課題となっています。さらに、監査対応やセキュリティインシデント発生時の迅速な対応も求められるなど、ID管理や認証に関するガバナンス管理(Identity Governance and Administration、以下、IGA)の重要性がこれまで以上に高まっています。
一方で、企業のID管理は、企業や組織ごとに固有の運用形態が存在しており、画一的なシステム導入や刷新が困難な状況です。IDのライフサイクル、権限管理といった基本ルール自体が未整備であるほか、法規制やコンプライアンス対応の厳格化により、時勢や状況に応じた柔軟な仕組みが不可欠です。また、多くの企業ではシステムの導入や廃止が頻繁に行われるため、管理対象が変動することも課題です。このことから、ガバナンス確保のためのシステム導入、運用には多くの障壁があります。
本ソリューションは、データ活用基盤(IPaaS)、クラウド認証基盤(IDaaS)、ワークフロー基盤を連携させる独自の「ベスト・オブ・ブリード*1型」アーキテクチャを採用し、アセスメントからシステム導入、運用改善までをワンストップで支援することで、ID管理の複雑化やシステムの個別性による課題を取り除き、お客さまの事業環境に最適化されたIDガバナンス管理(IGA)を実現します。
日立ソリューションズ・クリエイトは、本ソリューションにより業務プロセスの効率化やガバナンスの向上を支援し、企業の競争力を向上させます。さらに、持続可能な経済活動を支えるデジタルトランスフォーメーションを促進することで、社会全体のセキュリティ向上にも貢献します。
*1:特定の業務や用途において、それぞれの分野で最適とされる製品やサービスを選び、組み合わせて導入する方法
■「IDガバナンス管理ソリューション」の特長
本ソリューションはIGAシステムの導入により、IDガバナンスに関わる課題を解決するだけでなく、IGAの概念で必要とされる8つのガバナンス要件を継続的に維持していくこともできます。これまでのID管理に加え、人事情報や承認ワークフローといった信頼できる情報源を起点とした権限管理の自動化などにより、効率的なIGA維持を可能とします。
<IGAにおいて必要とされる8つのガバナンス要件>
①IDライフサイクル管理、②権限管理とポリシー/ロール管理、③アクセス要求とワークフロー、④アクセス認定(棚卸し/維持)、⑤職務分掌(SoD)、⑥フルフィルメント(連携/プロビジョニング)、⑦パスワード管理、⑧監査とレポーティング/分析
【人事情報に基づいた正確な権限の自動適用】
人事システムで管理される従業員情報(所属、役職など)や、ワークフローで承認された情報に基づき、各システムに要求されるアクセス権を自動的に付与/変更/剥奪(ライフサイクル管理)します。これにより、対応漏れや設定ミスによる退職者アカウントの残存、過剰な権限付与といったセキュリティリスクを排除します。
また、情報システム部門は手作業から解放されると共に、「人はその役割に必要な権限のみを持つ」という最小権限の原則を常に維持できるようになります。
【システム横断での継続的な権限の可視化と統制】
データ活用基盤(IPaaS)を活用し、クラウド、オンプレミスを問わず、社内外に散在するID/権限情報を一元的に集約/可視化します。これにより、アクセス権の定期的なレビュー(棚卸し)や、利益相反する権限設定(職務分掌)のチェックを効率化し、監査に耐えうる統制レベルの実現と効率的な監査業務を支援します。
【お客さまに寄り添う柔軟な導入アプローチ】
多くのIGA製品が複数の機能をセットにしたオールインワンパッケージで提供される中、本ソリューションは、お客さまの既存環境や課題の優先度に応じて、最適なコンポーネントを選択し、組み合わせが自由にできる「ベスト・オブ・ブリード型」のアプローチを強みとしています。「権限の可視化から始めたい」「既存の認証基盤を活かしたい」といったご要望に対し、無駄な投資を強いることなく、必要な機能だけを組み合わせたコンパクトな構成でスモールスタートでき、既存サービスを継続活用しながらの段階的な拡張が可能です。
<豊富な取り扱い製品群によるベスト・オブ・ブリード提案>
当社での本ソリューションに関連する取り扱い製品として、IPaaS製品(Domo)*2、ID管理/IDaaS/SSO製品(オンプレミス:LDAP Manager/OpenAM、クラウド:Okta/Extic、他)、ワークフロー/ITSM製品(kickflow、他)など、お客さまの環境や課題に応じた最適な製品構成をご提案します。
*2:IPaaS製品として「Domo」の利用は必須
【ワンストップサポート体制】
当社は、15年以上にわたりID管理、認証基盤の導入で培った豊富な実績とノウハウを有しています。
本ソリューションでは、ID/認証/ガバナンス管理のノウハウを持ったエンジニアが、お客さまのご要望にお応えし、課題解決をトータルにサポートします。企画、要件整理から開発、システムテスト、本稼働までのシステム導入にとどまらず、さまざまなお悩みに寄り添いながら、ルールの策定や運用フェーズに至るまでをワンストップで対応します。
【経済産業省「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」への対応を支援】
IGA概念は、さまざまなセキュリティ規格(ISO/IEC 27001など)で実行規約が定められています。
経済産業省が推進するセキュリティ評価制度では、ID管理/認証に関するガバナンス要件として多くの施策が組織/企業に求められており、本ソリューションはこれらの評価項目への対応を包括的にサポートします。
■「IDガバナンス管理ソリューション」の概要・価格

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サービス名 |
概要 |
価格 |
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IDガバナンス管理 アセスメントサービス |
現行環境へのアセスメントサービスを提供し、お客さまのご利用環境やご要望を基に最適なIDガバナンス管理基盤を提案します。 |
個別見積もり |
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IDガバナンス管理 設計・構築サービス |
お客さま環境に合わせたユーザーインターフェース機能/ID管理、認証機能/データ加工&レポーティング機能の設計・構築を実施します。 |
個別見積もり |
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IDガバナンス管理 稼働後支援サービス |
設計・構築サービスにより構築したシステムの運用保守サポートサービスを提供します。 |
個別見積もり |
※費用は構成や支援項目によって異なるため、個別見積もりにて、ご案内します。
■提供開始日
2026年5月28日(木)
■「IDガバナンス管理ソリューション」、および、取り扱い製品について
・IDガバナンス管理ソリューション
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/id_governance_administration/
・セルフサービスBIソリューション(Domo)
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/selfbi/
・LDAP Manager
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/ldap_manager/
・Okta
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/okta/
■無料オンラインセミナー
本ソリューションの詳細について、無料オンラインセミナーにてご紹介します。ご興味をお持ちの方は、ぜひこの機会にご参加ください。
・セミナー名:【IDaaSを入れたのに、なぜ権限管理は楽にならないのか】
~企業が陥るIDガバナンスの落とし穴と人事・認証・権限データを繋げて統制を機能させる実践アプローチ~
・開催日時:7月2日(木) 14:00-15:00
・お申し込み/詳細:https://majisemi.com/e/c/hitachi-slt-create-20260702/M2A
■日立ソリューションズ・クリエイトのサステナビリティへの取り組みについて
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/
ソリューション・商品に関するお問い合わせ先
株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト
営業統括本部 DX営業推進本部
ソリューションマーケティング部
hsc-contact@hitachi-solutions.com
※Oktaは、Okta, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Extic、LDAP Managerは、エクスジェン・ネットワークス株式会社の商標または登録商標です。
※OpenAMは、OSSTech株式会社の商標または登録商標です。
※kickflowは、株式会社kickflowの商標または登録商標です。
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