スペースデータ、宇宙ステーションと宇宙旅行に関する特許を取得
宇宙ステーションの統合管理から旅行予約までを網羅する広範な発明

株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下 スペースデータ)は、宇宙空間における複数の宇宙機を統合的に管理するための新たな技術について、日本国特許庁より特許(特許第7663923号)を取得したことをお知らせします。
今回取得した特許は、宇宙ステーション等の位置情報検索、宇宙旅行の予約と映像配信等のサービスを、ソフトウェア上で一元的に管理・運用するためのプラットフォーム、ならびにそれに付随するビジネスモデルの発明です。
これにより、宇宙ステーションと宇宙旅行に関する多種多様なサービスを、顧客目線でワンストップでご提供することが可能となります。
本特許の主なカバー範囲は以下の通りです。
-
宇宙ステーション統合管理プラットフォーム:
「宇宙ステーション位置情報検索エンジン」「宇宙ステーションの命名権管理」「宇宙旅行予約管理システム」「宇宙映像配信管理システム」を統合管理し、最適な宇宙サービスを提供するプラットフォーム。 -
宇宙ステーション位置情報検索エンジン:
宇宙機や宇宙物体の位置・軌道情報をもとに、検索や組み合わせ提案を行うシステム。 -
宇宙ステーションの命名権管理:
宇宙ステーションの命名権に基づき命名された名称を、検索結果として表示するシステム。 -
宇宙旅行予約管理システム:
宇宙旅行に関する日程・行程・食事・保険・宇宙服の手配が可能な旅行予約管理システム。 -
宇宙映像配信管理システム:
宇宙機に搭載されたカメラや実験装置、通信・配信機器を対象に、宇宙空間におけるエンターテインメント提供の統合管理を行う技術。
この発明は、将来的な民間による宇宙利用の加速に向けて、技術的・制度的な基盤を提供するものです。スペースデータは今後、この特許を活用したソリューションの事業化を推進し、「宇宙がビジネスフィールドになる未来」の実現を目指してまいります。
当該特許の具体的内容
特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)
特許第7663923号
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7663923/15/ja
スペースコロニーの実現に向けて
宇宙ステーションはスペースコロニーの最小単位であり、人類が宇宙空間で生活する未来の第一歩です。当社は、これまで培ってきた技術と知見を活かし、民間による複数の宇宙ステーションを展開し、統合管理することで、人類の居住領域を宇宙へと拡大します。
私たちの目標は、宇宙施設の提供にとどまらず、来るべき宇宙社会の基盤を構築し、次世代の生活圏を切り拓くことです。今回取得した宇宙ステーションおよび宇宙旅行に関連する特許を軸に技術開発を進め、提携企業との協力を通じて製造・保守・利用サービスのエコシステムを確立しています。
2030年代に普及が見込まれる商業宇宙ステーションを見据え、スペースデータは宇宙社会を具現化するリーディングカンパニーとして技術開発とエコシステムを強化していきます。

スペースデータについて
スペースデータは、「宇宙の民主化」をミッションに掲げ、宇宙をインターネットのように身近で、誰もが利用できるインフラに変えてゆくことを目的としています。具体的には、地球および宇宙環境を再現するデジタルツイン技術や、宇宙ロボット及び宇宙ステーションのオペレーティングシステム開発等に注力しています。「宇宙」と「デジタル」の技術を融合することで、宇宙産業に新たな変革を促し、持続可能な宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。
法人概要
社名 :株式会社スペースデータ
代表 :佐藤 航陽
所在地:東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
資本金:15億1300万円
目的 :宇宙開発に関わる投資と研究
URL :https://spacedata.jp
本件に関するお問い合わせ
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード