IoT/サービス260市場の実態を調査
~15分野260市場/5Gサービス・ローカル5G連携のIoT市場~
株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、IoT通信サービスにおいてあらゆるものがインターネットにつながり、拡大していることに着目し、260の注目分野市場の実態を調査し、その結果を発表したことをお知らせいたします。
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◆調査の背景と目的
IoTは対象とするモノをインターネット等につなげるものです。
無線がほとんどですが、携帯電話(セルラー)、近距離を対象とする近接無線(ローカルNW)、および衛星通信等があります。
IoT通信サービスは、あらゆるものがインターネットにつながり、拡大しています。
「センサー活用の広がり、センサー、チップの増加」「センサー活用の広がり、センサー、チップの増加」「2024年末から来年にかけて18の実用化」など注目トピックスがある中、拡大するIoTについて、260市場の実態を調査し、そこでのIoT無線市場を明らかにしました。
◆IoT市場について
●IoT携帯電話市場は2030年に1億4565万の契約
携帯電話(セルラー)端末の加入/契約数は、2023年度末で2億2000万超の加入となり、このうちIoT通信モジュールが7420万となっています。
2030年度ではセルラーIoT(モバイル WAN 5G/4G)が1億4565万、近接無線(ローカルNW)合計が18億近い件数になると予測されます。
2023年末の世界ベースではエリクソンによるとセルラーIoTが約30億、近接無線/ローカルNWが約124億台となっています。
IoTの利用拡大は、IoT通信モジュール、センサー×無線モジュールの小型化、低コスト化、電池性能向上により1年から10年の稼働を実現する等、無線通信の性能向上と共に広がりがあります。
携帯電話(セルラー)は3G→4G→5G、近接無線(ローカルNW)の向上、少量のデータ通信に適したLPWAの開始、衛星利用へと展開してきました。
IoTの利用は、遠隔監視、テレメータ、リアルタイム監視及び、少量のデータや1日2~3回程度のデータ転送、容量の大きくなるカメラ画像の利用などに拡大されます。
カメラ画像の転送には携帯電話(セルラー)、小容量データの転送にはLPWAというように拡大され、利用場所も、大企業などサービスの特性上必要度の高いところから始まり、現在では製造工場や物流でも中小クラスの利用が増えています。そのために必要となる新しい無線(REDCAP等 )も開始され、利用拡大に向け取り組まれています。
●効率化への取り組みと利用分野の拡大
労働人口の減少、高齢化の進行に対応するための、効率化の取り組み、IoT活用、ロボット活用、省力化、AI活用が増加し、現在・将来の必須の課題になっており、2024問題の解決等各業界での取り組みが進んでいます。
利用分野では、規模の大きいところでは、物流・流通、自動車、スマートグリッド、製造、セキュリティ、ホームがあり、次いで建設、農業・水産業、学校・教育、防災、社会インフラ、多数同時接続(固定)、多数同時接続(移動)、サービスロボット、などがあります。
IoT通信サービスは、5G・ローカル5G・プライベート5G~Beyond5G/6Gへの進化に対応して発展します。例えば人体センサーの活用拡大や五感通信など将来に向かって利用分野が広がり、技術及びサービス提供の拡大が持続することになります。
◆調査概要
調査対象:
・IoT提供ベンダー34社、サービス提供約300社
・ヒアリング、情報収集
・シード・プランニング蓄積データ及び18シリーズの活用
調査方法:
事業者へのヒアリング取材及びオープンデータ調査
調査項目:
・IoTサービスの特徴
・IoTサービスの契約数、利用状況
・市場動向、市場予測
・参入動向
それぞれ15分野260市場を調査
調査期間:
2024年7月~10月
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