日本人の優しさとコミュニケーションについて【アンケート結果発表】
株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:髙橋樹人)が運営する不動産のお悩み解決サイトURUHOME(ウルホーム)は、日本人の優しさとコミュニケーションについてアンケート調査を実施
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開しているURUHOME(ウルホーム)のURL(https://uruhome.net/japanese-kindness-and-communication/)へのリンク設置をお願い致します。
※弊社への掲載許可は不要です。
【調査概要】
〇調査対象-「日常生活の問題に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-500名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年7月15日~7月17日
困っている人を助けますか?
まず最初に、困っている人を助けるかという質問に対し、9割近くの方が助けると答えました。助け合いは日本人にとって美徳と言える結果となりました。
困っている方を助けない、どちらとも言えないという方は、善意を逆手にとられるような事を懸念しているようです。
<困っている人を助ける方のコメント>
「物理的な援助、経済的な援助問わず自分にできる範囲で困っている人を助けることができると思います。(40代・男性)」
「何度も助けたことがありますし、助けられたこともあるので、これまでと同様に行動すると思います。(50代・女性)」
<困っている人を助けない方のコメント>
「好意を持って助けても、それがあだになる気がします。例えば、困っている子供を助けても、誘拐犯になる等。基本的に誰も助けません。(50代・男性)」
「他人に気を配っている余裕はない(30代・男性)」
<どちらとも言えないという方のコメント>
「正直状況によると思いますので一概に助けるとは言えません。(40代・男性)」
「内容による。他人を助けてトラブルに巻き込まれることは避けたい。(40代・女性)」
1位は「自分で助けられそうなら助ける」50.8%
★ 1位:自分で助けられそうなら助ける 254名(50.8%) ★
困っている人を見つけたら、あなたは助けますか?
最も多い回答は「自分が助けられそうなら助ける」というものでした。
<1位コメント>
「できることであれば助けたい。力が及ばないことは無理をしないでできる人に任せる。(50代・女性)」
「手助けが必要かどうか、確認した上で助けます。(60代・男性)」
「今までの経験上、女性が困っていると助けたくなりますし、実際にそうしてきました。男性の場合だと警戒します。罠かもしれないので。(50代・女性)」
「自分に出来る範囲であれば手助けしたいとは思っています。(40代・女性)」
人助けをしようとして、自分が巻き込まれたり事態を悪化させたりしては本末転倒です。
それでも少しでも役に立ちたい気持ちがコメントに表れていました。
2位は「大切な人(家族等)なら助ける」31.4%
★ 2位:大切な人(家族等)なら助ける 157名(31.4%) ★
誰彼かまわず助けていられないし、変なトラブルも御免こうむりたい。
しかし家族やパートナーのピンチに、そんなことは言っていられませんね。
<2位コメント>
「正直内容によります。ただ家族のような大切な人たちは絶対に助けたいという気持ちです。(30代・女性)」
「家族なら一心不乱で助けます!(40代・女性)」
「家族やパートナーが困っていたら、必ず助けます。(50代・女性)」
「大切な人や愛犬はもちろん助けますが、他人の場合は自分の手に負える場合に限ります。(20代・女性)」
また家族である愛犬(ペット)のためなら全力で助けたい気持ちもよく分かります。
3位は「急いでなければ助ける」28.0%
★ 3位:急いでなければ助ける 140名(28.0%) ★
困っているなら助けてあげたいけど、急用があるならそっちを優先する方も少なくありません。
急用の内容と困っている人の程度によって、ケースバイケースの判断が妥当でしょう。
<3位コメント>
「自分の気持ちの余裕があれば、なるべく助けたいと思う。(50代・女性)」
「急いでいる際でも道を聞かれたり、体調がわるそうな人がいれば、できる範囲内で助けています。(40代・女性)」
「自分が急いで時間に切羽詰まりがなければ助けます。(40代・男性)」
「自分が急いでいたり、危ない状況で無ければ、なるべく困っている人は助けてあげたい。(30代・女性)」
切羽詰まった状態で無理に助けようとしても、かえってミスしてしまうリスクもあるため、人助けは余裕がある状態で行うのが基本です。
4位は「親しい人(友人等)なら助ける」24.2%
★ 4位:親しい人(友人等)なら助ける 121名(24.2%) ★
家族やパートナーから少し範囲を広げて、友人や知人程度でも助けるという方も多くいました。
<4位コメント>
「知り合いなら確実に助ける(50代・男性)」
「自分の家族や親しい人は当然助けますが、そうでない人は自分のできる範囲で助かると思います。(40代・女性)」
「身近な人ならできる範囲で助けに動くと思う(40代・女性)」
「よく知っている人なら、助けると思います。知らない人を助けると、後のトラブルが怖いです。(40代・男性)」
コメントを見ると、知らない方を助けたことでかえって逆恨みされるケースもあるので、ついつい躊躇ってしまう気持ちはよく分かります。
5位は「他に救助者がいなければ助ける」23.6%
★ 5位:他に救助者がいなければ助ける 118名(23.6%) ★
例えば周囲に誰もいないなど、自分しか助けられない状況であれば、見捨てるのは忍びないものです。
<5位コメント>
「誰も助けようとする人がいない場合は助けると思います。……(50代・男性)」
「他にやる方がいるなら、邪魔になるのでしない。(30代・男性)」
「自分しか近くにいない場合は助けると思います。沢山の人が関わっている場合は遠巻きで見ているかも知れません。(50代・女性)」
「誰かが対応していれば任せてしまう(40代・男性)」
一方で周囲に誰かがいる状況だと、何だか出しゃばっているみたいで恥ずかしいからそっと立ち去るというコメントも多く出ていました。
よくも悪くも、日本人らしい奥ゆかしさと言えるでしょう。
友達との会話で、あなたは聞く方?話す方?
次に、日本人のコミュニケーションについて、話す方か聞く方かという質問に対し、どちらともいえないが半数を越え、次いで3割は聞く方が多いという回答になりました。
話す派か、聞く派か、もう少し詳しくアンケートを撮ったところ、次のような結果でした。
1位は「時によって割合は変わる」19.0%
★ 1位:時によって割合は変わる 95名(19.0%) ★
友達と話している時、どっちが聞くか?話すか?
時によって割合が変わるという方が最多でした。
<1位コメント>
「一方的に話をするばかりにならないように気をつけています。カフェなどで一方的に話す女性を見ていると「ああなりたくない」と思うので。(50代・女性)」
「キャッチボールなので聞く時も能動的に質問したりして、会話を楽しめるようにしようと心がけています(40代・男性)」
「話の内容によって、聞く方か話す方か、かなり割合が変わります。相手が話を聞いてほしいようであれば、そっちを優先します。(50代・女性)」
「親しい友人同士なら同じくらい聞くし話します。興味ない人との会話は適当に相槌を打って話が終わるのを待ちます。(40代・女性)」
会話はキャッチボールなので、話す内容や相手の状態(例えば悩みを聞いてほしい等)によって、割合は自然と変わるものです。
2位は「特に意識していない」16.2%
★ 2位:特に意識していない 81名(16.2%) ★
自分ばかり話しすぎないように、というのはマナーの基本です。しかしそんな堅苦しく考えなくてもいいからこそ、友達なのではないでしょうか。
<2位コメント>
「好きに話して聞いてます。(20代・男性)」
「聞く方とか話す方と意識しながら友人と会話する事はないので(50代・男性)」
「会話はお互いにしゃべってると思います。でも聞きたい話の時はずっと聞くし、反対にしゃべりたいときはすごく話します。どっちでも楽しければいいと思っています。(40代・女性)」
「コミュニケーションはそういうことを意識しなくて良いと思います(40代・男性)」
互いに自然な気配りをしながら、楽しい空気を共有してこその友達。あまり意識せずともみんなが会話を楽しめる関係を構築していきたいですね。
3位は「どちらかと言えば聞いている」15.8%
★ 3位:どちらかと言えば効いている 79名(15.8%) ★
友達と話す時、どちらかと言えば聞いている方も多くいました。
タイプとしては話を聞くのが好きなパターンと、話すのが苦手なパターンに分かれています。
<3位コメント>
「圧倒的に聞く方だと思う。聞いてほしいことはいっぱいあるのに、人様に気軽に言えるようなことはあまりない。自分の本音の近い部分として誰かに話はしない。世間話程度。(50代・女性)」
「話し下手なので出来るだけ聞き手に回る(70代以上・男性)」
「人に興味がないタイプなので、聞くタイプです。(40代・男性)」
「会話は面倒なので、あまり自分から話さないです。(50代・男性)」
人間というのはとかく話を聞いてもらいたいものですが、自分の話が相手にとって退屈であることも重々承知。
ならば自分が聞き役に回った方が、円滑な関係を築けると考えるのも一つの手ですね。
4位は「どちらとも言えない」10.4%
★ 4位:どちらとも言えない 52名(10.4%) ★
意識していない訳ではないけど、状況によって話したり聞いたりしているためどちらとも言えない方も多くいました。
<4位コメント>
「親しい人となら話す方が多いと思うけど気を許していない人には聞きに周る。(40代・男性)」
「自分に興味がある事は、しゃべるが、無いことは聞く方が多いです。わからない事を聞くことは凄く勉強になる。(40代・男性)」
「互いに同じくらい仕事の愚痴を言い合っています。(50代・男性)」
「友達は要らない。(40代・男性)」
気を許していない相手に余計な情報を与えないよう、笑顔で聞き役に徹する気持ちはよく分かります。
5位は「たいてい聞いている」9.0%
★ 5位:たいてい聞いている 45名(9.0%) ★
友達と話す時はたいてい聞き役に回っているという方も少なからずいました。
<5位コメント>
「よく、この人は自分のことしか話さないなと思いながら話を聞いています(50代・男性)」
「本当は話したいですが、友達の方がお話好きなので、割と聞いていることが多いです。(30代・男性)」
「話を聞くのが好きなので大体聞いています。おしゃべりな友達と気が合います。(30代・女性)」
「聞く方です。どんなに仲が良くてもあまり自分のことを話したいと思いません。(20代・女性)」
じっくり話を聞きながら、相手のことを観察していることが多いようです。
そういう友達がいたら、あまり何でもかんでも話さない方がいいかも知れません。
電話している時、ついお辞儀しちゃう?
日本人らしいといえば、電話でお辞儀しちゃう光景。お辞儀をするかしないかについては、半数以上がお辞儀をするという回答でした。
分からないと答えた方も、「恐らくしているときがあるかも(40代・女性)」というように、無意識でお辞儀しているかもしれないと回答する方が多数でした。
1位タイ「何も考えずにお辞儀していた」24.4%
★ 1位タイ:何も考えずにお辞儀していた 122名(24.4%) ★
ありがたい気持ちや申し訳ない気持ちが自然と仕草に表れるのは、日本人に多く見られる習性です。
外国人には理解しがたいものの、出てしまうものは仕方ありません。
<1位タイコメント>
「意識していないが、お辞儀していた。気持ちを込めずにいられない。(50代・女性)」
「自然と体が動いてしまいます。(40代・女性)」
「思い返せば感謝や謝罪の言葉と一緒に無意識で会釈をしていたかもしれません。(30代・男性)」
「勝手に体が動いています。でも声からも態度は伝わると思います。(30代・女性)」
コメントにも勝手に身体が動いてしまうという声が多く出ており、日本人らしさを感じた方も多いのではないでしょうか。
1位タイ「別にお辞儀はしていない」24.4%
★ 1位タイ:別にお辞儀はしていない 122名(24.4%) ★
一方で別にお辞儀はしていないという声も多く、トップタイでした。
<1位タイコメント>
「自分は電話しているときにお辞儀はしないがしている人を見ると礼儀正しい人なんだなと思う(30代・男性)」
「見えないのでしていないが、その分声に気持ちは込めているつもりで話している。(40代・女性)」
「自分は多分お辞儀はしていないと思います。が、する人もおかしくはないと考えます。本当にそういう気持ちなのだという事で好感が持てます。(50代・女性)」
「自分は電話中にお辞儀をする事は無いのですが、お辞儀をしてしまう気持ちは何となく分かります。電話は、話している相手をすぐ近くに感じられるので、まるで対面しているかのような錯覚に陥る事はあると思います。なので、思わず電話中にお辞儀をしてしまうのは理解できます。電話中に思わずお辞儀をしてしまう方は普段から礼儀正しい方なのだろうという印象があります。(40代・男性)」
ただし自分はお辞儀をしていなくても、他人がしていても不快に感じる方は少なく、むしろ好印象を持っているようです。
3位は「対面時と同じくお辞儀する」19.2%
★ 3位:対面時と同じくお辞儀する 96名(19.2%) ★
電話であっても、目の前に相手がいるかの如くお辞儀する方も2割弱いました。
仕草を伴うと、姿勢や動きが声にも反映されて相手に気持ちが伝わりやすいものです。
<3位コメント>
「職場で電話しながら、お辞儀をしていたら笑われました。(50代・女性)」
「その方が声に表情がつきやすいから。(30代・女性)」
「お辞儀の姿勢に合わせて声色も少し変わるので、電話の向こうの人にも思いのほか伝わるようです。(50代・男性)」
「やはり見えなくても伝わるものが有ると思います。(50代・女性)」
目に見えるものだけが全てではない。そんな日本人の精神性は、いまだ日常生活に根付いているようでした。
4位は「意識したことがない」14.6%
★ 4位:意識したことがない 73名(14.6%) ★
電話の時にお時期しているかどうかなんて、意識したこともない方は少なくありません。
中には本当に自分がお辞儀しているか分からなかった方もいるようです。
<4位コメント>
「流石にお辞儀まではしていないと思いますが、頷くぐらいはしているかもしれません。(30代・男性)」
「特に意識はしていないが、絶対にしていない、とも言いきれない。(30代・男性)」
「自分では特に意識していなかったが、電話している姿を人に見られてお辞儀をしていると指摘を受けたことならある。(40代・女性)」
「特に意識をしていないので、無意識にお辞儀をしてるかもしれません。(30代・女性)」
別にどっちでもいいからこそ、お辞儀の有無に性格が表れるのではないでしょうか。
5位は「見えなくても心は伝わる」8.6%
★ 5位:見えなくても心は伝わる 43名(8.6%) ★
見えないところにこそ、心をこめる。そんな日本人らしさが、電話でのお辞儀に表れているのかも知れません。
<5位コメント>
「言霊は本当にあって気持ちは姿が見えなくも伝わると思う(40代・女性)」
「今、考えていることは声や行動に反映されると思います。考えていることと矛盾することを同時に行うことは難しいと思います。(30代・女性)」
「日本人は言葉に出さなくてもわかると思っています(60代・女性)」
「日本人ならば必要だと思います(70代以上・男性)」
一見ムダに思えるかも知れませんが、不思議と心が通じるのは日本人ならではかも知れません。
こうした相手への心遣いが、日本人のサービス品質を底支えしているように感じられます。
まとめ
今回は日本人の優しさとコミュニケーションについて、500名にアンケート調査を実施いたしました。
皆さんは困った人を助けますか?友達と話す時はどっちがメインですか?
そして電話口でお辞儀しますか?
ドリームプランニングでは、これからも日常生活の問題に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考にしてください。
■ニッチな不動産のお悩み解決サイト「URUHOME(ウルホーム)」について
URUHOME(ウルホーム) https://uruhome.net は一般的に売却が難しいニッチな不動産(いわゆる負動産)に関するお悩み解決コラムを発信するサイトです。またニッチな不動産の無料査定や売却相談も行っております。
■株式会社ドリームプランニングについて
株式会社ドリームプランニングは「横浜から世界一を目指す」「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」社是にもとづき、空き家マッチングサイト(不動産SNSウチカツ)の運営や、負動産再生を通じて日本の社会課題に取り組んでいる不動産ベンチャーのパイオニアです。
■会社概要
社名 :株式会社ドリームプランニング
所在地 : 〒231‐0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜ビル10F
電話番号 :045‐641‐5480
代表者 : 代表取締役 髙橋樹人(たかはし たつひと)
設立 : 2005年7月
URL : https://dream-plan.com/
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