【Holoeyes】組織体制の変更のお知らせ：Chief Innovation Officer（CIO）を新設

初代CIOに事業推進本部長の細木豪が就任、Holoeyes Biz戦略の本格展開と海外展開を加速

Holoeyes株式会社

2025年6月24日 09時00分

医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD（※）」を提供するHoloeyes株式会社（代表取締役杉本真樹、以下「Holoeyes」）は、事業成長の中核ポジションとしてChief Innovation Officer（CIO）を新設し、初代CIOに事業推進本部長を兼務する細木豪が就任したことを発表いたします。

本件は、前週発表したエンタープライズ向けブランド「Holoeyes Biz」のローンチと連動し、製薬・医療機器・保険・教育といった業界との協業を本格化させる体制構築の一環です。

CIOの役割と重点領域

CIOは、Holoeyesの技術的資産と社外パートナーシップを最大限に活用し、社会実装を前提とした事業拡大の推進役を担います。CIOの設置は、Holoeyesが「技術提供企業」から「社会実装の推進者」へ進化するステップと考えており、今後は主に以下の3つの領域にフォーカスします。

国内医療機器事業の事業化推進

Holoeyes MDなどを中心とした製品ポートフォリオの市場展開を、導入支援・営業戦略の面から強化。顧客の成功体験創出を実現。
エンタープライズ事業（Holoeyes Biz）の拡大

製薬企業や医療機器メーカーとの連携を通じて、営業支援・従業員教育・医師への啓発・製品訴求など、医療コミュニケーションを変革するXRソリューションの導入を推進。
海外展開の推進（中東を中心とした戦略的進出）

現地パートナーとの連携や展示会・プロジェクト参画を通じて、中東を中心とした市場でのプレゼンスを拡大。事業展開の土台を構築。

新任CIO 細木豪（事業推進本部長兼務）のコメント

このたび、HoloeyesのChief Innovation Officerに就任いたしました。CIOとして、医療現場に根ざした課題やニーズと真摯に向き合い、社会実装へとつながる取り組みを着実に推進していきます。さらに、イノベーティブな文化の醸成と価値の具現化を使命とし、多様なパートナーとの共創の場を育むことに努め、従来の発想にとらわれない柔軟な視点を持ち、人・技術・想いをつなぐ挑戦を今後も続けてまいります。

代表取締役CEO 杉本真樹のコメント

Holoeyesは、医療現場に革新をもたらす空間コンピューティング技術の社会実装と，医療の最適化を目指し、これまで多くの医療機関と連携してまいりました。現場で培った知見と技術をさらに広げるため、このたびChief Innovation Officer（CIO）を新設し、細木が就任する運びとなりました。

今後は、医療従事者向けのソリューションに加え、製薬・医療機器・保険・教育などの産業分野との連携を強化し、より広範な社会課題の解決に貢献してまいります。その中核を担うのが、新たに立ち上げた法人向けブランド「Holoeyes Biz」です。営業支援、製品訴求、教育研修、啓発活動など、XRを活用した新しい医療コミュニケーションのかたちを提案してまいります。

また、中東地域をはじめとした海外展開にも注力し、国際的な連携を通じてHoloeyesの価値をより広く届けてまいります。私たちは、これからも技術と実践をつなぐ架け橋として、医療の未来に貢献してまいります。

Holoeyesについて

「医用画像と医療知見を空間的に再現・共有し医療の最適化を実現する」をミッションに掲げ、2016年に設立。医療領域における、臨床・トレーニング・教育向けのVRアプリ等開発及びサービス事業、データ提供サービス事業を展開。医用画像を3次元空間に表示する医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」は2020年に医療機器認証（管理医療機器）を取得以来、多くの医療機関での臨床実績を経て、現在では外科系医師や歯科医師をはじめとする医療者や、医療機器・製薬企業、教育機関等、国内外での試験導入を含め、のべ約200の診療科で利用されている。

※ 販売名：医療用画像処理ソフトウェア Holoeyes MD、一般的名称：汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム、クラスⅡ（管理医療機器）、認証番号：302ADBZX00011000、認証日：令和2年2月28日