ウクライナ避難民とともに学ぶアートセラピー講座、心のケアを強化するために第二フェーズへの移行を開始
ウクライナへの侵攻から2年、心身のストレスが高い状態が続くウクライナ避難民に対してプロフェッショナル心理カウンセラーが対応
■背景・目的
2024年2月24日をもち、ロシアによるウクライナ侵攻は2年が経過しました。日本への避難が長期化する中で、ウクライナの方々にとっては心の痛みが続いています。
アイディアヒューマンサポートサービスは、2022年5月に全心連が立ち上げたウクライナ「心のケア」交流センター(通称:渋谷ひまわり)に開設当初から、センターの場所の提供、ボランティア参加等の協力を行って参りました。2024年2月16日、外務省、在日ウクライナ大使館後援のもと、全心連がウクライナ「心のケア」交流センターの知見を共有する「ウクライナ避難民心のケアシンポジウム2024」を開催し、メンタルヘルスアンケートの結果として、心身のストレスに関して、2023年も高い数値となっていましたが、2024年はそれを上回る高い数値を示したことがわかりました。
そこで、2024年1月から、全心連ウクライナ「心のケア」交流センターとともに開催してきたアートセラピー講座において、ウクライナ避難民の方々の心のケアをさらに強化するための試みを新たに行うことになりました。第二フェーズとして実施する心のケアを通して、ウクライナ避難民の方々のストレス緩和や癒しにつながることをめざします。
■アートセラピー講座「究極のアートセラピー アートセラピーwithウクライナ」について
アートセラピーは言葉にならない想いを絵を描くことを通して自己表現を促し、セルフケアとして自分で自分の心を癒していくことができます。ウクライナ避難民の方々にとっては親子でも実施できるセラピーにもなり、希望される方にはアートセラピーを提供することで仕事にもつながります。
アイディアヒューマンサポートサービスの心理カウンセラーの養成機関であるアカデミーでは、プロフェッショナル心理カウンセラーや、プロフェッショナル心理カウンセラー資格取得をめざす人を対象に本講座を開講しました。心理の専門家としてアートセラピーを深めると同時に、ウクライナ避難民の方々にとっては日本人との交流にもなることも意図します。
2024年1月17日(水)スタート
基本、第一・第三水曜日 19:00~21:00開催
動画補講あり
コース詳細
■アートセラピー講座第二フェーズについて
第二フェーズでは、アカデミーの日本人受講生がオンライン上で翻訳機能を使い、ウクライナ避難民の方々とグループワークを行います。日本人受講生のうち、プロフェッショナル心理カウンセラー有資格者がグループワークにおいてファシリテートを行い、絵を通して表現された心の要素に対するケアを行います。
プロフェッショナル心理カウンセラー有資格者が行うケアについては、全心連ウクライナ「心のケア」交流センターでの心のケアの知見を活かし、ウクライナ避難民の方々の心理状態にじゅうぶん配慮した形で行います。
■アイディアヒューマンサポートサービスについて
アイディアヒューマンサポートサービスは、「カウンセリング、メンタルトレーニングで社会課題を解決する」ことを理念とし、心のケアの専門家として社会人のキャリアチェンジを支援しています。アメリカのドクター、セラピスト、心理カウンセラー、メンタルトレーナーたちと幅広いネットワークを持ち、海外の最新のプログラムを導入しています。
メンタルトレーニングの分野では、サッカー、ゴルフ、野球、体操競技、テニス、水泳、陸上、フィギュアスケート、卓球など、幅広いアスリートを担当。これらのプログラムが、組織においての離職防止やメンタルヘルス不調予防として応用され、2000年より多くの企業が採用しています。企業経営者やアーティストなどのメンタルサポートも行い、災害や事件・事故後の心のケアとして、阪神・淡路大震災や東日本大震災後の心のケア、ウクライナ避難民の方への心のケア等も行っております。
SNS相談においては、一般社団法人全国心理業連合会(全心連)と協力し、厚生労働省自殺防止対策事業や、教育相談、子どもと親のための虐待防止相談、女性相談、災害の心のケア等で多くの SNSスーパーバイザー、SNSカウンセラーを輩出しています。
会社名:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス
代表者:代表取締役 浮世 満理子
所在地:東京都渋谷区渋谷3-9-10 KDC渋谷ビル1階
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像