大学・専門学校への調査レポート「奨学金運営担当者のホンネ」を公開!そこから見えてきた奨学金の課題とは
日本最大級の奨学金プラットフォーム「ガクシー」(https://gaxi.jp/)及び「ガクシーAgent」(https://gaxi-agent.com/)を運営する株式会社ガクシー(本社:東京都港区、代表取締役:松原良輔、以下、当社)は、大学や専門学校で奨学金運営業務を担当いている職員にアンケート調査を実施しましたので、その調査レポート「奨学金担当者のホンネ」を発表します。当社は今回の調査で見えてきた奨学金業界の課題に向き合い、将来を担う若者支援のために解決に向けたサービスを提供してまいります。

学校の奨学金運営担当者への調査レポート概要〜学校の奨学金担当者のホンネ〜
・アンケート対象者:学校54校(大学・専門学校)の奨学金の業務担当者
・対象人数 :75名(大学58名、専門学校17名)
・アンケート期間 :2024年3月〜2025年2月(1年間)
※ 株式会社ガクシーの独自アンケートとなりますので、本結果が業務実態の全てではありません。
参考値としてご参照いただけますと幸いです。
Q1. 奨学金の業務の難易度について
「大変とは感じない」という選択肢がありましたが、その回答はなく業務担当者の100%が
「大変・大変と感じる」という回答結果となりました。

Q2. 業務の中で特に負荷の高い業務は何ですか?
学生や担当者の業務進捗管理が40.9%、遅延や失念学生へ向けた対応が22.7%と業務の進捗管理に、かなり大きな負荷を感じている担当者が60%を超えています。

Q3. 1日の業務時間と費やしている業務内容は何ですか?
〈業務時間〉
8時間以内の通常業務時間内で、業務対応ができている担当者は全体の12.5%、業務自体を他の業務との兼務のため不明と答えた方は33.3%となった。50%以上の担当者は8時間以上の対応を強いられている状況となった。
〈費やしている業務〉
学生や保護者からの問い合わせ対応が最も多く35.4%、通知書等の作成業務が25.3%という結果となり、業務全体の60%以上が問い合わせ・通知書などの作成に最も時間を費やしている結果となった。

Q4. 削減できたら嬉しい業務と業務の担当人数
〈削減できたら嬉しい業務〉
問い合わせへの対応が約50%を占める結果となった。上記の結果を踏まえ問い合わせ対応などの業務が非常に重荷となっている結果となった。
〈業務の担当人数〉
1人で担当されている方が回答者約30%、2~4人での担当が約60%と、学生生活に直結するお金に関連することながら少人数で業務にあたっている担当者が多いという結果となりました。自由記述の回答では学生の生活に直結するお金を扱っていることへの責任感とプレッシャーがかなり大きいという回答が多くあがっていました。

今回の調査結果から見える奨学金運営管理における課題
今回の調査結果から以下の課題が明らかになりました。
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奨学金というかなり専門性の高い領域を扱うし、毎年変わる制度に対応しなければならない
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奨学金以外の業務と兼任しなければならないが担当は少人数(1人か2人)の学校が多いので誰かに相談したくても難しい現状がある
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学生の生活に直結するお金を扱っていることへの責任感とプレッシャーがかなり大きい
アナログの環境で複雑な作業量が膨大にあり、そこに多くの時間がかかってしまう
課題解決に向けてガクシーができること
課題解決に向けて当社はシステム導入による効率化とDX化で支援します。当社では学校の奨学金運営担当者の業務効率化で作業時間を短縮することで、より学生への奨学金に関する正しい情報周知や学生に向き合える時間が捻出できるのではないかと考えます。
実際に、システム導入で業務を効率化した学校の事例をご紹介します。
【1】福知山公立大学

導入前の課題
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複雑な奨学金業務を1人で行うことに、プレッシャーを感じる。
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データの確認作業に、非常に時間がかかる。
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他の職員との情報共有に、手間と時間を要する。
導入後の効果
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ガクシーAgentのシステムによる自動計算で、業務効率化を実現!
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自動計算されたデータをダブルチェックできるため、書類の正確性が向上!
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チャット機能を活用することで、職員同士の情報共有がスムーズに!
福知山公立大学様成功事例記事はこちら https://gaxi-agent.com/example/13/
【2】高崎健康福祉大学

導入前の課題
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エクセル管理や紙出力のアナログな管理方法で業務を圧迫
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書類郵送などによる手間と非効率性
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学生とのコミュニケーションにおける課題
導入後の効果
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奨学金のことだけに集中する時間が減少!
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pdfで簡単に書類を作成!オンライン配布機能をフル活用
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チャット機能でリアルタイムな対応が可能に!
高崎健康福祉大学様の事例記事はこちら https://gaxi-agent.com/example/005/
ガクシーでは奨学金に関するアナログ業務のDX化を実現することで奨学金の新たな価値を創出し、未来の人材育成をする大学や財団などの団体様の活動を支えていきます。
ガクシーのシステム「ガクシーAgent」とは?
ガクシーAgentは応募者の受付から選考・学生管理に至るまでの業務を一元化することで奨学金業務を効率的に進めることのできるクラウド型システムです。応募者へのスピーディーな対応の必要性、日本学生支援機構(JASSO)管理業務負荷の軽減、オンライン化・データ分析への必要性など、近年のDX化傾向から、導入ニーズが高まっています。
インパクトスタートアップとしての「ガクシー」
若者が夢を諦めなくていい社会を目指します!
株式会社ガクシーは「若者が夢を諦めなくていい社会の実現」を目指して若者の可能性を広げる新しいお金の流れを創造する事業を行っています。経済的な理由で夢を諦めることのない、さらには、挑戦者が世の中を変革し、牽引していけるような社会の実現を目指しています。具体的には、奨学金の利用者である学生や保護者向けに日本最大級の奨学金情報サイト「ガクシー」を運営し、学校・地方自治体・財団などの奨学金運営団体向けにはクラウド型奨学金運営管理システム「ガクシーAgent」およびBPO(業務支援)を提供しています。また、資金を提供したい個人や団体向けに簡単に少額から奨学金を創設できるサービス「シン・奨学金」や「奨学金コンサルティング」、企業向けに奨学金を活用した「学生採用・集客支援サービス」も提供しています。これらの取り組みを通して、奨学金業界全体の変革を推進しています。
ガクシーのサービス


◾️奨学金情報サイト「ガクシー」(https://gaxi.jp/)
現在アカウント数33万人、国内ほぼ全てである約1万7000件の奨学金情報を網羅する奨学金情報サイト。ランキングや検索機能により、利用者に最適な奨学金が検索できます。サイトの月間PV数は200万を超え、直近1年間のサイト経由の奨学金申込件数は前年比約3倍の1万7000件に達しました。一般の学生・保護者に比べてガクシーユーザーの給付型奨学金の取得率が約5倍というアンケート結果*からも、特に給付型奨学金の獲得にガクシーのサービスが有効であることが示されています。
*「奨学金実態調査2023」(ガクシー)より
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000051780.html)
◾️クラウド型奨学金運営管理システム「ガクシーAgent」(https://gaxi-agent.com/)
奨学金運営側である大学、専門学校、地方自治体、財団法人に向けたクラウド型奨学金運営管理システム。2023年に提供を開始して以来ご導入団体が増加し、2025年は200を超える団体様にご利用いただいております。募集、選考、給付、返還管理を一元化し、奨学金運営の業務負担を削減。WEBから奨学金申請、通知・連絡が可能となり、学生側の利便性も向上。導入が進むことで奨学金全体が利用しやすく活用が進んでいきます。
◾️奨学金の設立サポート
シン・奨学金
奨学金創設を希望する個人・団体向けに、手軽に低予算からオリジナル奨学金を創設できるサービス。企業や個人からの協賛を募り設立する「シン・奨学金」の設立数は、前年比約10倍と拡大しています。設立前のコンサルティング、設立後の運営代行(BPO)のサービスも提供。
サステナブル奨学金
三菱UFJ信託銀行株式会社と共に、企業や個人からの寄附金や拠出金を一般社団法人にて資産運用することで給付型奨学金ファンド『サステナブル奨学金』を組成。奨学金原資として拠出された資金を取り崩していく形が一般的な現在の国内奨学金に対し、本サービスは投資運用益による奨学金ファンドとすることで、持続的により多くの学生へ給付型奨学金を創出し続けることが可能となります。
また、奨学金設立における他手法の一部では難しいとされる資金提供者の税制面の優遇や奨学生の選考方法や面談への関与も可能にするなど、資金提供者に対しても満足度の高いサービスとなることを目指してまいります。
運営会社概要
会社名: 株式会社ガクシー
設立日: 2019年3月1日
資本金: 100,000,000円(2025年1月時点)
事業内容: 奨学金に関連するDX推進事業および利用者向けの情報提供、オリジナル奨学金設立サポー ト、学生集客支援
代表者: 代表取締役 松原良輔
所在地: 東京都港区西新橋1-1-1 WeWork 日比谷FORT TOWER 10F
URL: https://gaxi.co.jp/
報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社ガクシー
広報担当:小林
電話:050-3647-4177 メールアドレス:contact@gaxi.co.jp
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