東武鬼怒川線沿線において、ホタルの自然育成を目指します!
~ホタルが自生していた環境を再生し、沿線の魅力を高めます~
東武鉄道(本社:東京都墨田区、社長:根津 嘉澄)では、東武鬼怒川線沿線の倉ヶ崎SL花畑において、現在ではあまり見られなくなったホタルの幼虫を、かつて自生していた環境下に放流し、ホタルの自然育成を目指す取り組みにチャレンジします。
本取り組みでは、東武動物公園の協力を受け、年間を通してホタルが鑑賞できる同園内の劇場型施設「ほたリウム」において長年ホタルの育成を行っているノウハウを活かし、鬼怒川線の沿線である倉ヶ崎SL花畑を舞台に、ホタルが自然育成するための小川の整備や、餌となるタニシやカワニナ、産卵のために必要なコケの育成等、環境の整備を行うとともに、「ほたリウム」で育成した栃木県由来のホタルの幼虫を放流し、自然育成を目指します。また、自然についての勉強会や野外学習を実施し日光・鬼怒川エリアの子供たちにも参加していただきます。
今後は倉ヶ崎SL花畑以外にも沿線を中心にホタルの自然育成を展開し、当社沿線でしかできない感動体験を提供するなど、沿線と地域を「つなぐ」取り組みを引き続き実施いたします。
詳細は以下のとおりです。
本取り組みでは、東武動物公園の協力を受け、年間を通してホタルが鑑賞できる同園内の劇場型施設「ほたリウム」において長年ホタルの育成を行っているノウハウを活かし、鬼怒川線の沿線である倉ヶ崎SL花畑を舞台に、ホタルが自然育成するための小川の整備や、餌となるタニシやカワニナ、産卵のために必要なコケの育成等、環境の整備を行うとともに、「ほたリウム」で育成した栃木県由来のホタルの幼虫を放流し、自然育成を目指します。また、自然についての勉強会や野外学習を実施し日光・鬼怒川エリアの子供たちにも参加していただきます。
今後は倉ヶ崎SL花畑以外にも沿線を中心にホタルの自然育成を展開し、当社沿線でしかできない感動体験を提供するなど、沿線と地域を「つなぐ」取り組みを引き続き実施いたします。
詳細は以下のとおりです。
倉ヶ崎SL花畑ホタル自然育成 詳細
1 実施場所
倉ヶ崎SL花畑(栃木県日光市倉ケ崎新田7-1)
2 実施期間
2021年6月~通年 約3年間
3 実施計画
<1年目>
・地域環境調査
・倉ヶ崎SL花畑内に小川を整備
・日光市に生息するホタルを残すため、日光だいや川公園や倉ヶ崎周辺に生息するホタル(ゲンジ ホタル・ヘイケホタル)を採取し育成
・餌となるカワニナ・タニシを採取し育成
<2年目~3年目>
・上記1年目の取り組みを継続
<4年目以降>
・自然環境での生息の確認
<通年>
・地域の子供達と定期的な環境学習会の実施
【協 力】
・倉ヶ崎明日を考える会
「倉ヶ崎SL花畑」を管理運営いただいています。
・東武動物公園
東武レジャー企画株式会社が運営する東武動物公園の協力を受け、年間を通してホタルが鑑賞できる 同園内の劇場型施設「ほたリウム」において長年ホタルの育成を行っているノウハウを活かし自然 環境整備を行うとともに、生体の採取・育成を進めます。
・日光だいや川公園
栃木県が運営する日光だいや川公園にご賛同いただき、同公園内に生息するホタルの成虫を 譲っていただきます。 日光だいや川公園の詳細はこちら https://nikko-daiyagawapark.jp/
以 上
<参 考>
「倉ヶ崎SL花畑」について
倉ヶ崎SL花畑は、日光・鬼怒川にお越しいただいたお客様に車窓から季節の花々を楽しんで いただくとともに、地域ならではの美しさを残していきたいとの想いから始まった「『鬼怒川線に 季節ごとの花を咲かせよう』プロジェクト」の一環として、栃木県日光市(倉ヶ崎地区)の地域住民で 組織された「倉ヶ崎明日を考える会」の皆様により管理運営いただいている花畑です。大谷向駅~ 大桑駅間の沿線景観整備として約9000㎡の花畑に、季節ごとの花々や冬季イルミネーション等の彩りを 添えていただき、当該エリアにお越しいただいた多くのお客様にお楽しみいただいています。
東武動物公園の「ほたリウム」について
ほたリウムは1年間を通してホタルが鑑賞できる世界初の劇場型の施設です。ほたリウム内には 本物のホタルが約1万匹生息している大型水槽(L2m×W2m×H3m)があり、ホタルが産卵する 陸地と幼虫が生活する水場が再現されています。ほたリウムは、年間を通してヘイケボタルを羽化させる 飼育技術を確立し、その飼育技術と飼育用装置は、2018年6月15日に特許を取得しました。なお、 ほたリウムでは各地での飼育技術指導、講話も実施しています。
以 上
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