KIIが長距離ワイヤレス給電技術の社会実装を行うエイターリンクに追加出資
量産体制の確立及び海外展開を開始
慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下 KII)は、弊社が運営するファンドより、米国スタンフォード大学の研究成果を活用したスタートアップであるエイターリンク株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役 岩佐 凌、田邉 勇二、以下 エイターリンク)に対して第三者割当増資による出資をいたしました。他の出資者からの調達もあわせて、今回の第三者割当増資によるエイターリンクの調達額は総額20.6億円となります。
◆ワイヤレス給電システム・ソリューションの量産体制を確立
エイターリンクは、田邉代表が米国スタンフォード大学にてバイオメディカル領域におけるインプラントデバイスへのワイヤレス給電で培った高度な技術と経験を活かし、FA領域やビルマネジメント領域など他分野に応用した、実用化レベルの空間伝送型ワイヤレス給電技術を研究開発しています。2024年3月には、これまでの研究開発等の成果を通じて、空間伝送型ワイヤレス給電システム・ソリューションである「AirPlug™」のビルマネジメント領域への一般販売を開始いたしました。今回の資金調達では、ビルマネジメント領域の販売開始に伴う量産体制の確立及び営業拡大、またFA領域においても量産体制の立ち上げ及びプロダクトの開発を進めていくものになります。加えて、同ソリューションの海外展開も開始しており、米国を始めとした事業展開を進めて参ります。
■会社概要
会社名 :エイターリンク株式会社 (Aeterlink Corp.)
所在地 :東京都墨田区錦糸四丁目17番1号
代表者 :岩佐 凌、田邉 勇二
設立 :2020年8月3日
事業内容:ワイヤレス給電技術の研究開発及び社会実装
U R L :https://aeterlink.com/
◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、慶應義塾大学に限らずシード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタルテクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組む技術系スタートアップに投資対象を広げ投資活動を推進しています。
スタートアップへの投資育成を通じて日本が誇る大学等の研究機関の技術や知的財産といった優れた研究成果の社会実装を推進し社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :https://www.keio-innovation.co.jp
本リリースに掲載された内容は発表日現在の情報です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像