職場でのLGBTQに関する取組を評価する『PRIDE指標2021』、加点方法の見直しを発表。国の法整備支持、コレクティブ・インパクト型の取組を進める「ゴールド」受賞企業に、「レインボー」の評価を新設。

2021年2月25日(木)9時ー10時、オンライン説明会を開催。同性婚法制化を目指す団体、国際人権NGO、社会におけるコレクティブ・インパクトを推進する団体が登壇し、企業に求められる次の役割を語る。

任意団体「work with Pride」(以下、wwP)は、2016年に日本初の職場におけるLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBTQ)への取組の評価指標『PRIDE指標』を策定しました。過去5回の実施の中で企業・団体での取組が大きく進み、昨年の『PRIDE指標2020』では、応募企業の79%が最高得点のゴールド認定となりました。

6回目を迎える本年度の『PRIDE指標2021』では、さらに取組の領域を広げていただくため、応募企業の達成度の高い項目の加点方法を下表の通り見直しました。

また、日本社会でのLGBTQに関する理解促進や権利擁護において、企業や団体が果たす役割や存在感が増していることも視野に入れ、国・自治体・学術機関・NPO/NGOなどとの、セクターを超えた協働を推進する企業を評価する、「レインボー」認定を新設することになりました。詳細の認定条件をご確認ください。

なお、『PRIDE指標2021』は2021年7月1日(木)より募集を開始します。締め切りは、8月31日(火)です。

◆◆『PRIDE指標2021』加点方法の見直しについて
それぞれの指標で1点を取得するための項目数。
ゴールド:5点、シルバー:4点、ブロンズ:3点。

『PRIDE指標2020』と『PRIDE指標2021』の加点方法が変更された指標は、「P: Policy 行動宣言」「I: Inspiration 啓発活動」と「D: Development 人事制度・プログラム」です。達成度が高く、項目数が多い両指標の見直しを行いました。

 

  PRIDE指標2020 PRIDE指標2021

P:Policy

行動宣言

8項目のうち、2つ以上 8項目のうち、4つ以上

R:Representaiton

当事者コミュニティ

4項目のうち、2つ以上 4項目のうち、2つ以上

I:Inspiration

普及啓発

9項目(研修)のうち、2つ以上
5項目(その他)のうち、2つ以上
9項目(研修)のうち、4つ以上
5項目(その他)のうち、2つ以上

D:Development

人事制度・プログラム

5項目(同性パートナー)のうち、2つ以上
7項目(トランスジェンダー)のうち、2つ以上
6項目(全般)のうち、2つ以上
5項目(同性パートナー)のうち、2つ以上
7項目(トランスジェンダー)のうち、3つ以上
6項目(全般)のうち、3つ以上

E:Engagement / Empowerment

社会貢献・渉外活動

5項目のうち、2つ以上 5項目のうち、2つ以上

 

◆◆『PRIDE指標2021』から新設する「レインボー」認定について
日本社会全体において、LGBTQに関する理解促進や権利擁護を進めるために、セクターを超えた協働を積極的に推進する企業・団体に、「レインボー」という賞を認定することが決定しました。下記の三点が、認定条件となります。

1)『PRIDE指標2021』において、「ゴールド」認定を獲得していること。
2)日本におけるLGBTQに関する法制度の実現に、企業・団体として公に賛同表明していること。
(婚姻の平等を実現する法制度の実現、LGBTQに対する差別を禁止する法制度の実現など、少なくとも一つに賛同表明していること。)
3)LGBTQに関する理解促進や権利擁護のために、自社・自団体のみならず、セクターを超えた主体と協働するコレクティブ・インパクト型の取組を推進していること。(なお、取組の審査にあたっては、NPO法人ETIC.に協力をいただく予定です。)

◆◆『PRIDE指標2021』評価対象期間について
『PRIDE指標2021』の評価対象となるのは、指標内に特別の記載がない限り、原則として、2020年12月1日~2021年12月31日の13ヶ月間における取組みまたは状況についてのみとなります。
応募締め切り(2021年8月31日)から2021年12月31日の間に実施される予定の取組や施策も対象となりますが、応募の際に、「予定」という記載をいただきます。

◆◆『PRIDE指標2021』スケジュールについて
◇2021年7月1日(木):募集開始
◇2021年8月31日(火):募集締切
◇2021年9月1日(水):採点開始
◇2021年9月30日(木):採点終了
◇2021年10月中旬(予定):表彰企業決定および通知
◇2021年11月(予定):『work with Pride 2021』カンファレンスにて、結果およびベストプラクティス発表

※応募フォームは、2021年7月1日(木)から、work with Pride のWEBサイトにて、ダウンロード提供開始の予定です。

◆◆『PRIDE指標2021』オンライン指標説明会について
指標説明会を、下記の要領にて開催します。

◎日時:
2021年2月25日(木)9:00〜10:00

◎形式:
YouTubeライブ配信

◎参加方法:
参加費無料。事前登録の必要はありません。
work with Pride のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/workwithPride)にて視聴できます。
※なお、後日、アーカイブ映像をwork with PrideのYouTubeチャンネルにて公開予定です。

◎コンテンツ:
9:00ー9:10
松中権(NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表 / PRIDE指標事務局)
「『PRIDE指標2021』加点方法の見直しと、『レインボー認定』の新設について」

9:10ー9:20
土井香苗(国際NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)日本代表)
「世界におけるLGBTQに関する法整備と日本の現状について」

9:20ー9:30
寺原真希子(一般社団法人「Marriage for All Japan - 結婚の自由をすべての人に」代表理事)
「日本における結婚の平等に関する現状と、Business for Marriage Equalityについて」

9:30ー9:40
番野智行(NPO法人ETIC. ソーシャルイノベーション事業部 マネージャー)
「コレクティブ・インパクトが日本社会にもたらす影響と企業の役割について」

9:40ー10:00
質疑応答(YouTubeのコメント欄にて)

◎登壇者プロフィール
松中権(NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表 / PRIDE指標事務局)

1976年、石川県金沢市生まれ。一橋大学法学部卒業後、電通に入社。海外研修制度で米国ニューヨークのNPO関連事業に携わった経験をもとに、2010年、NPO法人を仲間たちと設立。2017年6月末に16年間勤めた電通を退社し、二足のわらじからNPO専任代表に。LGBTと社会をつなぐ場づくりを中心としたこれまでの活動に加え、2020年を起点としたプロジェクト「プライドハウス東京」等に取り組む。

土井香苗(国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)日本代表)

1998年東京大学法学部卒業。大学4年生の時、アフリカ・エリトリアにて1年間ボランティア。2000-16年弁護士。弁護士業務の傍ら、日本の難民の法的支援や難民認定法改正に関わった。2006年にHRWニューヨーク本部のフェロー、2008年から現職。日本外交を通じた世界各地の人権の保護・促進、そして、日本国内における人権問題の解決にむけて活動。

寺原真希子(一般社団法人「Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に」代表理事)

弁護士(日本・NY)。弁護士法人東京表参道法律会計事務所共同代表。日本弁護士連合会「LGBTの権利に関するプロジェクトチーム」及び東京弁護士会「セクシュアル・マイノリティプロジェクトチーム」の各委員として、セクシュアル・マイノリティの人権擁護に努める。「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京弁護団共同代表。

番野智行(NPO法人ETIC. ソーシャルイノベーション事業部 マネージャー)

2000年、東京大学法学部在学中にNPO法人ETIC.に参画。以降、企業や行政との協働による様々なプログラムを通して300名以上の社会起業家の支援に携わる。一方で「社会起業家だけが頑張っても社会は変わらない」との問題意識から、企業のリーダー層や官僚、地域の中小企業の経営者など幅広い層に向けて研修等を提供。2020年からは休眠預金を活用した子ども・若者支援のコレクティブ・インパクト推進のための助成プログラムに取り組む。
 
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