ヒルトン、環境に配慮した新しい旅の思い出づくりを提案

お客様が共感できる環境に優しい旅をヒルトンが提供

ヒルトン

新型コロナウイルスの世界的大流行で観光産業は変化を遂げる中、人々の旅行に対する意識が変わりつつあります。安全に再び旅行ができるようになった時にどのように旅をするか、これまでの旅行に対するあり方を見直している人が多くいます。

ホスピタリティ業界のグローバルリーダーであるヒルトン(本社:米国バージニア州、取締役社長 兼 最高経営責任者:クリストファ J. ナセッタ)は、旅行者が以前よりも有意義な体験を旅行に求め、旅先で地域社会や環境とのつながりを深く感じられることを求めていると認識しています。

ヒルトン アジア太平洋地域 企業責任部門ディレクターのシルヴィア・ローは、新しい時代の旅について次のように述べています。

「コンラッド・ヒルトンの『旅は世界をより良い場所にできる』という理念のもと創業したヒルトンは、創業から100年を過ぎた今もこの理念に基づき、旅行者にとって忘れることのできないような思い出づくりのお手伝いをするとともに、持続可能な体験を提供しています。人は旅を通じて精神的に満たされることや何か自分自身の中で変わったと思えることを求めており、ヒルトンが目指すのはお客様が旅行中にポジティブな変化をもたらすような機会を提供することです。

アジア太平洋地域の私共の多くのホテルでも持続可能な旅行を好む傾向が高まっており、新しいアイデアをもって、お客様がヒルトンと共に環境の負担を減らせるような取り組みを行っています」

ヒルトンが推進している企業責任戦略「トラベル・ウィズ・パーパス(Travel with Purpose)(https://cr.hilton.com/)」を通じ、今後も事業、地域社会やサプライチェーン全体で、社会的に良い影響を与え環境に配慮した活動を推進します。「2020年ESGレポート(2020 Environmental, Social and Governance (ESG) Report)(https://cr.hilton.com/wp-content/uploads/2021/04/Hilton-2020-ESG-Report.pdf)」では、激動の一年でも環境問題に積極的に取り組んだ内容を報告しています。レポートには、2030年までに環境への負担(https://hiltonhotels.jp/static/img/100/hilton_effect/Hilton_Infograph_2030_Value%20Chain%20Targets_V17_Japanese.pdf)を半減する目標に向けて全力を尽くすと同時に、天然資源を保護するために企業として努力していく姿勢が示されています。

これまでにはない新しい方法で環境への取り組みを行っています。モルディブでサンゴの「赤ちゃん」を移植したり、日本では持続可能な食事を実現することで海を変えようと喚起するなど、ヒルトンではよりポジティブな影響を与え責任ある持続的な観光に注力したエコフレンドリーな旅行をお客様に意識してもらえるようになりました。


ボラボラとモルディブの家族向け海洋保全プログラム

有名な非営利団体(NPO)「マンタトラスト」との独占的パートナーシップを通じて、コンラッド・ボラボラ・ヌイ(https://conrad.hiltonhotels.jp/hotel/polynesia/conrad-bora-bora-nui)はマンタを深く理解し、ボラボラのマンタの生息地を保護することを支援しています。シュノーケリングやスキューバダイビングのツアーにお客様を招待し、「マンタトラスト」の行動指針に従って海洋生物学者と一緒に優しい海の巨人であるマンタを見つけて学ぶことができます。参加者は海洋生物学者の指示のもと、ラグーン内でマンタを見つけ、ホテルリゾート内でマンタに関する教育プログラムに参加することができます。

コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド(https://conrad.hiltonhotels.jp/hotel/maldives/conrad-maldives-rangali-island)には、家族で環境について考えるのに最適なアクティビティがあり、大人も子供も一緒に冒険し学べるサンゴの保護プログラムを提供しています。同リゾートに勤務する海洋生物学者は、楽しくかつ参加者とのコミュニケーションを図りながらサンゴに関する洞察を共有し、サンゴを保護することの大切さを訴えています。海洋生物学者の協力のもと、お客様の手で保護に適した大きさにサンゴを断片化します。断片化したサンゴの「赤ちゃん」は、幼生場でリハビリを受けます。その後、海洋生物学者はお客様をシュノーケルで行けるサンゴの幼生場やサンゴ礁に連れて行き、生命力のあるあらゆる海の生物を見せます。保全に対する意識を継続するため、お客様にはサンゴが十分に成長し自然の生息地に移植されるまでの約1-2年間、ホテルからサンゴの成長についての最新情報が送られます。

日本、韓国、シンガポールではサステイナブル・シーフードで海を変える取り組み
旅行者は今、心身ともに健康な生活(ウェルネス)や環境に悪影響を及ぼす方法で生産された食品や健康を害する添加物を含んだ食品を避けなるべく自然に近いものを食べるクリーン・イーティングについて改めて考え直し、新鮮でオーガニックな地元で栽培され調達された食べ物を探そうと努める傾向があります。ヒルトンでは、責任あるサプライヤーを支援し、持続可能な方法で調達された食材をアジア各地のホテルでレストランのメニューとして取り入れることを推奨しています。

ヒルトン・シンガポール(https://hiltonhotels.jp/hotel/singapore/hilton-singapore)は、2015年にアジアで初めて海洋管理協議会(MSC:Marine Stewardship Council)および水産養殖管理協議会(ASC:Aquaculture Stewardship Council)のChain of Custody認証(加工・流通過程の管理の認証)を取得。ホテルチームは引き続き地域で持続可能なシーフードへの関心を高め、おもてなしに留まらないビジネスの変容をもたらすべく活動しています。メニュー内でサステイナブル・シーフードについてプロモートすることに加え、野菜やハーブを収穫する垂直ガーデンで野菜やハーブを育て、地元での調達を促進しています。環境に優しいガーデンは、循環かんがいで水をリサイクルし再利用し、同じ広さの従来の畑に比べて10倍の収穫量があることが証明されています。


またコンラッド・ソウル(https://conrad.hiltonhotels.jp/hotel/seoul/conrad-seoul)やヒルトン東京ベイ(https://tokyobay.hiltonjapan.co.jp/)でもお客様に安心して食事を楽しんでいただけるように引き続き取り組んでいます。2020年は大変厳しい年でしたが、両ホテルとも持続可能な旅の実現に向けたゆみない努力をし、今年MSCおよびASCのChain of Custody認証を取得しました。韓国では国内初の認証を取得したホテル、日本ではヒルトングループで国内初の認証ホテルとなりました。ホテルで食事をするお客様は、MSCあるいはASCのエコラベルが付いたメニューを選ぶだけで、持続可能な漁業や養殖場をより簡単に支援できるようになりました。

インドネシアとフィリピンでの地域社会に根ざした環境負担削減の取り組み

ヒルトン・バリ・リゾート(https://hiltonhotels.jp/hotel/bali/hilton-bali-resort)の料飲チームは、「Know Thy Neighbor(近隣を知ろう)」プロジェクトを始動し、地元の業者や生産者と協力して、地元の小規模な企業や持続可能な調達の支援しながらホテルでより多くの料理を提供しています。お客様は、バリ島産のオーガニック・ソルトを持ち帰ったり、地元農家のハチミツ入り紅茶を飲んだり、オーガニック・フルーツのお菓子や地元で捕れたシーフードを楽しめます。また、同プロジェクトの一環として、レストランの食器の一部をシェフや地元のデザイナー、職人が一緒にデザインをしました。

コンラッド・マニラ(https://conrad.hiltonhotels.jp/hotel/manila/conrad-manila)は、多目的利用のビルとしてLEEDゴールド認証を取得したビルにあり、ホテルの客室には照明と冷房機能の両方をコントロールする人感センサーや、水の使用量を制御するための二重洗浄と低流量ポンプの設備が装備されています。また、ホテルは国際的に飢餓の救済をする組織「Rise Against Hunger」と一緒に定期的にフードパッケージを準備したり、「Soap for Hope」プログラムを通じて石けんをリサイクルしたり、様々なフードバンクなどの活動を通じて地域社会に貢献しています。地元のアートを強く支持している同ホテルには、地元の著名なコンテンポラリーアーティストによる736点もの芸術作品があります。これらの作品は、持続可能な環境を保護すると同時にフィリピンの地域社会や文化、歴史について相互理解を深めるものでもあります。

エコフレンドリーな活動で特典が得られる中国
中国にある多くのヒルトングループのホテルでは、あらゆる保全活動を通じてお客様がより参加しやすい持続可能な活動をしています。コンラッド天津(https://www.hilton.com/en/hotels/tsntnci-conrad-tianjin/)では、再利用可能なコーヒー・カップを持参したお客様にリワード(謝礼)をし、ヒルトン文昌(https://www.hilton.com/en/hotels/hakwehi-hilton-wenchang/)ではお客様に再利用可能なエコバッグをお勧めしたり、環境に優しい旅行をするお客様向けに客室のアップグレードやレイトチェックアウトを提供しています。ウォルドーフ・アストリア成都(https://www.hilton.com/en/hotels/ctuwawa-waldorf-astoria-chengdu/)やヒルトン海口(https://www.hilton.com/en/hotels/hakhahi-hilton-haikou/)には、公共福祉や環境保護、資源保護を促進する活動でより豊かな旅行体験にするためのオプションがあります。

バルコニーのドアを開閉すると室内の温度が変化し、特にバルコニーを開けたままにしておくと空調システムが部屋の温度を冷やそうと稼働するため、エネルギーの消費が増加します。ヒルトン大連ゴールデンペブルビーチリゾート(https://www.hilton.com/en/hotels/dlcdchi-hilton-dalian-golden-pebble-beach-resort/)では、エンジニアリング部門の革新的なアイデアにより、バルコニーのドアセンサーと空調コントロールをシンプルに連携させることで、年間約98万kWhの電力を節約することができました。さらに同ホテルではお客様がアクティブに活動することを推奨しており、無料アップグレードやレイトチェックアウトといった特典と引き換えに、モバイルアプリで歩数を計るサービスを提供しています。

全てを循環させるオーストラレーシアでの取り組み

オーストラリア、ニュージーランドにあるヒルトングループのホテルに宿泊すると、お客様は間接的に循環型経済の活動を通じて、ホテルのゴミを削減することに貢献ができます。NPO「ソープ・エイド(Soap Aid)(https://soapaid.org/what-we-do/)」と一緒に、2カ国のホテルでは、従来埋め立てゴミであった石けんを新しい石けんに作りかえ、石けんをリサイクルすることで地域社会に良い影響を与えます。2015年にこのプログラムを開始して以来、より良い地域社会をつくるために約20万個もの新しい石けんをつくり、廃棄物として捨てられるはずだった石けんの量を約24,000kg減らしました。

さらに使用済のアメニティの容器は全てビヨンド・スキン・ディープ社(Beyond Skin Deep)(https://www.beyondskindeep.co.nz/)と共に、再生利用しています。2019年9月にパートナーシップを提携し、これまでに850kgの廃プラスチックを回収し、ニュージーランドの農家で耐久性のある49個の柵に生まれ変わりました。

さらにヒルトン・ブリスベン(https://hiltonhotels.jp/hotel/brisbane/hilton-brisbane)の廃棄物削減に関する取り組みには、23以上の施策とコミュニティ・パートナーが関わっています。テラサイクル社によるオーラルケアのアメニティや使い捨てプラスチック製品のリサイクルから、Closed Loop社による使い捨てコーヒー・カップの削減、Envirobank社による使い捨て容器の削減など、滞在することが問題を解決する機会になります。

同ホテルでは埋立地から毎月1万点を別の製品へと転用し、環境や社会正義に関わるプロジェクトに資金を提供しています。ヒルトン・ブリスベンには、年間500kgものハチミツをつくる巣箱が5つ(25万匹のハチ)あります。ハチミツはホテルのキッチンやお客様、顧客の皆様へのプレゼントとして使用されています。ホテルの屋上にはハチの巣以外にも、farm-to-fork(農場から食卓へ)を実現させる菜園があります。

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ヒルトンについて
ヒルトンは、世界119の国と地域に6,500軒以上(100万室以上)のホテルを展開しているホスピタリティ業界のグローバルリーダーです。ヒルトンは、世界で最もおもてなしの心に溢れた企業であることをミッションに掲げ、これまで100年の歴史で30億人以上のお客様をお迎えしました。「2020年版 働きがいのあるグローバル企業 世界ランキング」の上位企業として選ばれ、世界有数のESG(環境、社会、ガバナンス)投資指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」で2020年世界的業界リーダーにも選出されました。2020年には、新たな衛生・消毒基準である「ヒルトン・クリーンステイ(https://www.hilton.com/ja/corporate/cleanstay/)」を策定し、全世界のホテルで導入しました。また、現在、18のグローバル・ブランド・ポートフォリオを展開しています(日本では、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリーbyヒルトン、キュリオ・コレクションbyヒルトンの4ブランド・17軒のホテルを展開)。また、受賞歴を誇るゲスト・ロイヤルティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」の会員数は1億1500万人以上を有し、ヒルトンの公認予約チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員は、客室を自分で選択できるデジタル・チェックイン、デジタル・キー(日本国内では一部のホテルでデジタル・キーのご利用が可能ですが、事前にフロントでチェックイン手続きをする必要があります)、コネクテッドルーム(日本では未導入)を会員登録直後からご利用いただけます。

最新の情報はこちらをご覧ください。http://newsroom.hilton.com , https://www.facebook.com/hiltonnewsroom , https://twitter.com/hiltonnewsroom , https://www.linkedin.com/company/hilton , https://www.instagram.com/hiltonnewsroom/ , https://www.youtube.com/hiltonnewsroom


トラベル・ウィズ・パーパス(Travel with Purpose)について
トラベル・ウィズ・パーパスは、持続可能な旅行を世界的に再定義・推進するヒルトンの企業責任戦略です。2030年までに、ヒルトンは社会的影響を倍増させ、環境への負担を半減させる計画です。ヒルトンは、受賞歴をもつパフォーマンス測定システムのライトステイ(https://cr.hilton.com/wp-content/uploads/2018/05/Hilton_2018_GoveranceMangement.pdf)を使って、ヒルトンの6,500軒以上のホテルの環境と社会への影響を追跡、分析、報告しています。トラベル・ウィズ・パーパスでは、ヒルトンの世界的規模を活用して、自然資源への影響を低減することで、地域の経済成長を促進させ、人権を向上させ、人々と地域社会に投資し、地球の保護に貢献しています。ヒルトンの戦略は、国連の持続可能な開発目標に則しています。詳細については、cr.hilton.comをご覧ください。

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会社概要

ヒルトン

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー22階
電話番号
-
代表者名
ジョセフ・カイララ
上場
未上場
資本金
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設立
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