三和建設、茨城県古河市で8棟の危険物倉庫を完工～新規10棟着工も～

三和建設株式会社

2024年12月25日 14時51分

三和建設株式会社（本社：大阪市淀川区、代表取締役社長：森本　尚孝、以下：三和建設）の特殊機能倉庫に特化した倉庫建設ブランド「RiSOKO®」が設計・施工を担当した、大規模危険品物流拠点「プロロジスパーク古河6」（茨城県古河市）の竣工式が、12月25日に執り行われました。

本施設は、化粧品やアルコール類など、取り扱いに注意が必要な危険品の保管に特化しており、8棟の倉庫及び付属棟からなる総延床面積約2,700坪（約8,900㎡）の規模を誇ります。

入出庫作業の効率化を図るためにワンウェイの車両動線、第3種移動式泡消火設備の設置、キュービクルなどの電気系統を管理棟の上部に設置するなど水害発生時のBCP対策を採用することで安全性の高い物流環境を提供します。また、奥行5メートルの庇も備えており、雨天時の荷降ろし作業もスムーズに進めることができます。

プロロジスとの連携により、両社のノウハウを結集し、顧客企業のニーズにきめ細かく対応できる汎用性の高い危険物倉庫群を実現しました。

この「プロロジスパーク6」は既に全棟について株式会社丸和運輸機関（本社：埼玉県吉川市、代表取締役社長　和佐見勝）の入居が決定しており、ドライ倉庫の「プロロジスパーク古河4」と一体運用で通販商材の拠点として利用される予定です。

■見学会、社内勉強会の開催

完成間近の11月20日（水）・21日（木）には、同パークにおいてプロロジス主催による見学会、また12月11日（水）には三和建設の社内向け勉強会を開催しました。

社内向けの勉強会には設計や工事部門のほかバックオフィスなど幅広い業務担当者25名が参加し、自社で設計・施工した建物を計画の経緯や仕様の採用理由などを聞きながら実際に見て、触れて学ぶ機会を設けました。

参加した社員からは「直近で控えている他の危険物倉庫プロジェクトを思い浮かべながら実物を見ることができ、勉強になりました」「目指すべき形が多くあったので、自作業所でも仕上げ、機能性を意識した管理をしていく。」「プロロジスさんの仕様は勉強になる。良いところは当社の標準にすべきで他ブランドにも活かせる内容も多かった」などの声があがり、社員の専門性向上とプロジェクトへの理解を深めました。