「除雪支援システム」のサービス提供開始について

当プレスリリースは、ダイナミックマッププラットフォームAxyz株式会社との連名になります。

ダイナミックマッププラットフォームAxyz株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:雨谷 広道、以下「Axyz」)は、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:吉村 修一、以下「ダイナミックマッププラットフォーム」）が開発する「HDマップ」を利用した「除雪支援システム」(以下「SRSS」)のサービス提供を開始しました。

Axyzは、豪雪地帯における除雪という社会課題を、作業ノウハウのDX化により解決することを目指し、自動運転分野で実績があるダイナミックマッププラットフォームの「HDマップ」と高精度の自己位置推定が可能な「RTK測位」とを組み合わせた「SRSS」の実証実験を行ってまいりましたが、今年度より株式会社高福組(岩手県)にサービス提供を開始し、福島県昭和村でも2022年度から引き続きSRSSの有効性の実証を行っております。

「SRSS」画面

福島県昭和村では2022年度から幅の狭い生活道路や農道でのSRSSの有効性の確認を行ってまいりましたが、2023年度も引き続き、現場の除雪オペレータの意見を反映し改良を施したSRSSのシーズンを通した利用により、除雪作業におけるSRSSの有効性の確認を行っております。

昭和村での除雪作業の様子

岩手県八幡平市の県道23号大更八幡平線(通称：八幡平アスピーテライン)では、除雪難易度の高い冬季閉鎖道路の春先除雪作業を行う株式会社高福組向けにサービスの提供を行います。高福組では除雪作業の安全性の向上、効率化を目的にロータリ除雪車・バックホウでSRSSを利用した除雪作業が行われます。

アスピーテラインでの除雪作業の様子

今後Axyzは、「SRSS」のサービス提供を拡大し、除雪作業時の物損事故・労災事故の防止、道路上の構造物などの自治体管理財産の保護に寄与し、持続可能な除雪作業の実現をサポートすることで、豪雪地帯における除雪作業の課題解決に貢献してまいります。

＜ダイナミックマッププラットフォームAxyz株式会社について＞

設立:2022年10月

本社:東京都渋谷区

代表者:雨谷 広道

事業内容:高精度3次元データを活用した新規事業の創出

＜ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について＞

設立:2016年6月

本社:東京都渋谷区

代表者:吉村 修一

事業内容:自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供

企業URL: https://www.dynamic-maps.co.jp/