Kong、AIエージェント活用を企業規模で統制する「MCP Registry」をKong Konnectに追加
― MCPネイティブAIツールの発見・管理・ガバナンスを一元化 ―
※本リリースは、米国時間2025年2月2日に米国Kong Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
APIプラットフォームのリーディング企業である Kong 株式会社 (コング、本社:東京都港区、代表取締役社長:有泉 大樹)は、エージェント型アプリケーション向けに、MCPサーバーおよびAIネイティブツールの登録、発見、ガバナンスを可能にする新たなエンタープライズ・ディレクトリ「Kong® MCP Registry」を、Kong Konnect Catalogに追加したことを発表しました。Kong MCP Registryは、Model Context Protocol(MCP)エコシステムと統合しつつ、より広範なAI Alliance Interoperability Framework(AAIF)標準にも準拠しています。これにより、Kong Konnectは、AIエージェントが利用する社内外の承認済みツールに関する集中管理されたシステム・オブ・レコードとして機能します。
Kong Konnectは、すでにエンタープライズAPIにおけるシステム・オブ・レコードとして機能しているため、MCP RegistryはKongの既存のAPI Catalogの拡張として動作します。これにより、組織はMCPサーバーを、その基盤となるAPI依存関係、所有者、影響範囲、継承されるポリシーといった運用上の文脈を含めて包括的にガバナンスできます。MCPサーバーを、それが構築されているAPIと直接関連付けることで、Kongはミッションクリティカルなアプリケーション基盤と同等の厳格さでエージェント用ツールを管理することを可能にします。これにより、単独のレジストリでは実現できない、より高い可視性、強固なガバナンス、厳密なコントロールを提供します。
Kong Inc. 共同創業者兼CTOのMarco Palladinoは次のように述べています。
「Kong MCP Registryにより、Konnect Service Catalogを拡張し、エンタープライズがMCPを安全かつスケーラブルに運用できる手段を提供します。これにより、エージェントは承認済みツールを安全に発見・利用でき、同時にエンタープライズグレードのガバナンス、可視性、制御を維持できます。これは、KonnectにおけるKongのAI GatewayをはじめとするAI接続機能を基盤に、分断されたAI実験から、モデル、エージェント、API、ツールを安全に大規模接続できる、本番対応の統制されたAIシステムへと移行するためのインフラを企業に提供するものです」
本日の発表は、ニューヨーク証券取引所からライブ配信されたKongの「AI Connectivity」ローンチの一環として行われました。この場でKongは、分断されたAI実験から本番規模のシステムへと移行することを支援する新たなインフラカテゴリーを紹介しています。Kongの経営陣は、AI Connectivityに関する同社のロードマップ、この新カテゴリーがAIインフラにおいて持つ戦略的重要性、そしてKong Konnectが本番環境におけるAIおよびエージェント型ワークロードのルーティング、ガバナンス、発見、マネタイズをどのように支援していくかを説明しました。
企業はエージェント型AIの導入を急速に進めていますが、多くの企業はパイロットから持続可能な本番システムへの移行に苦戦しています。S&P Globalによると、企業の42%が本番化前にAI施策を断念しており、その主な理由として、スピードを重視することでコスト、ガバナンス、運用の複雑性における潜在的な摩擦が顕在化する点が挙げられています。KongのAI Connectivityロードマップは、AIのデータパス全体を統合・統制することで、持続可能なスピード、予測可能なコスト管理、エンタープライズグレードのリスク管理を両立しながらAIをスケールさせることを目的としています。
AI施策の拡大に伴い、AIエージェントが社内外のツールを安全に発見・利用できるようにすることは、ますます大きな課題となっています。現在、MCP接続は手動で設定され、ハードコードされ、チームごとに個別管理されるケースが多く、統合の分断、運用リスクの増大、可視性の欠如を招いています。
パーソナライズドAIアシスタントやレコメンデーションエンジンといった最新のAIアプリケーションでは、エージェントが複数の社内システムやツールにリアルタイムで安全に接続する必要があります。例えば、グローバルなデジタルメディア企業では、リアルタイムのユーザーシグナルへのアクセス、社内のレコメンデーションAPIやコンテンツAPIの呼び出し、大規模言語モデル(LLM)によるパーソナライズドな応答生成、複数の専門エージェント間の連携が求められます。Kong MCP Registryを利用することで、企業はこれらのツールを支えるMCPサーバーを一元的に登録・ガバナンスでき、AIデータパス全体にわたって一貫したセキュリティ、所有権、ポリシー制御を維持しながら、エージェントが承認済み機能を動的に発見できるようになります。MCP Registryにより、KonnectはLLMルーティングやAI Gatewayトラフィック管理から、マルチエージェント通信、MCPネイティブツールの集中管理まで、AI接続のライフサイクル全体を管理できる統合API/AIプラットフォームとなります。
AIを加速しつつ、リスクとコストを低減
Kong MCP Registryは、運用リスクを低減し、信頼性とコスト効率を高めながら、AI活用を迅速に進めることを目的として設計されています。MCP Registryにより、企業は以下を実現できます。
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AI施策の加速:開発者やエージェント向けにMCPサーバーを自動・セルフサービスで発見可能にし、市場投入までの時間短縮と統合コスト削減を実現
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リスク低減とコンプライアンス支援:シャドーAIを抑制し、GDPR、HIPAA、EU AI Actなどの規制要件に対応するための監査証跡と可視性を提供
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コスト管理と信頼性向上:ツール利用状況、稼働状況、障害に関する可視性を一元化し、迅速なトラブルシューティングや未使用・低パフォーマンスなMCPサーバーの的確な廃止を支援
さらに、Kong MCP Registryは以下の機能を提供します。
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動的ディスカバリー:AIエージェントがハードコードなしで利用可能なMCPサーバー、エンドポイント、機能を発見できる、集中型エンタープライズカタログ
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信頼できるツール管理:承認済みのMCPサーバーおよびツールのみを利用可能とし、明確な所有権、メタデータ、ポリシーベースの制御を適用
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可観測性(Observability):MCPサーバー全体にわたるツール利用状況、稼働状況、障害の可視化により、監視、コスト管理、最適化を支援
Kong MCP Registryにより、KonnectはAIツールの発見とガバナンスにおける、エンタープライズのシステム・オブ・レコードとしての地位を確立します。Kong MCP Registryは、今月よりKong Konnectの一部としてテックプレビューで提供開始され、今後Dev Portalやセキュアアクセス機能の追加が予定されています。
出典:S&P Global Market Intelligence(451 Research)「Generative AI experiences rapid adoption, but with mixed outcomes, Voice of the Enterprise AI and Machine Learning Use Cases 2025」(2025年5月30日発行)
Kong について
Kong Inc.は、APIおよびAI接続技術のリーディングカンパニーとして、エージェント時代を支えるインフラを構築しています。Fortune 500企業からスタートアップまで幅広く信頼される、統合API/AIプラットフォーム「Kong Konnect」により、APIおよびAIモデル間を流れるインテリジェンスを安全に管理・高速化・ガバナンス・マネタイズすることを可能にします。詳細は jp.konghq.com をご覧ください。
会社概要: https://jp.konghq.com
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X: @KongJPN ( https://X.com/KongJPN )
お問い合わせ:info-jp@konghq.com
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