DX先進企業であるSB C&Sと医療DXのレイヤードが業務提携し、クリニックの受診動線をつなぐ両社製品のAPI連携を共同開発
レイヤードの予約システム・WEB問診・患者管理システムとSB C&Sのクリニック向けPOSレジを連携することで予約から会計までをワンストップに
株式会社レイヤード(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:毛塚牧人、以下レイヤード)は、SB C&S株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:草川 和哉、以下SB C&S)と業務提携契約を締結し、レイヤードが提供する予約システムWakumy(ワクミー、以下Wakumy)、WEB問診Symview(シムビュー、以下Symview)、患者管理システムKakarite(カカリテ、以下Kakarite)の3製品と、SB C&Sが提供するキャッシュレスサービス「PayCAS」と連動可能なクリニック向けPOSレジ「PayCAS POS for クリニック」のAPI連携を2025年2月13日に開始します。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4524/61/4524-61-3738c688ad752a0077b2aa12e2177cdd-1200x675.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
業務提携の背景
レイヤードはクリニック・かかりつけ医を中心に、医療現場の人手不足をはじめとする経営課題解決のため、患者受診動線のDX化を支援しています。患者の受診動線に対応する予約・問診・電話等の製品を複数展開し、約4,400施設の医療機関に利用いただいています。(2025年1月末現在)
クリニックの外来診療では、予約システムやWEB問診の導入が進み、院外からのWEB予約や問診入力が一般的になり患者の受診しやすさにつながっていることはもちろん、電子カルテ等の周辺システムとも連携し、医療者の業務効率化にも役立っています。
一方で、会計・決済部分のDX化は未だ発展途上にあり、医療に特化したシステムは少なく、汎用的なシステムを導入しているために周辺システムとの連携が難しいという課題がありました。
そこで、SB C&Sが提供するキャッシュレスサービス「PayCAS」と連動可能なクリニック向けPOSレジ「PayCAS POS for クリニック」とレイヤードが提供する患者向けシステム(Wakumy、Symview、Kakarite)の連携開発を両社が共同で行うことになりました。
これにより予約やWEB問診での後払い決済の希望選択や、診察後のオンライン決済ができるようになることはもちろん、将来的にはPOSレジのデータをKakariteに連携することで経営分析や患者のフォローアップにも活用できるようにしていく構想です。
両社が共同して医療DXを推進することで、医療者と患者双方の利便性が向上する動線設計を目指してまいります。
本提携に関する両社代表のコメント
SB C&S株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 草川 和哉
このたびの協業は、株式会社レイヤードが持つ先進的な医療DXソリューションとSB C&Sが提供する「PayCAS POS forクリニック」を組み合わせることで、患者さまと医療機関の双方にとって、新たな価値を創出できると確信しています。SB C&Sはこの協業を通して、スムーズな診療体制と柔軟な支払い手段を提供し、医療現場におけるDX推進に貢献します。
株式会社レイヤード 代表取締役社長 毛塚 牧人
当社はクリニック・病院外来の医療DXをトータルで支援し、日本のプライマリケア(かかりつけ医)の推進に貢献してまいりたいと考えています。レイヤードは患者受診動線の設計を得意としており、予約や問診等、各接点に対応したプロダクトを展開しています。プロダクト単体でも利用できるよう機能拡充をしながら、各プロダクトの連携性を高めることにも注力しています。さらに自社製品だけでなく、他社製品との連携にも積極的に取り組んでいます。
今回、SB C&Sが提供するキャッシュレスサービス「PayCAS」と連動可能なクリニック向けPOSレジ「PayCAS POS for クリニック」とのAPI連携を共同開発することで、患者受診動線がワンストップとなり、患者・医療者双方の利便性をさらに向上できるよう取り組んでまいります。
PayCAS POS for クリニックについて
キャッシュレスサービス「PayCAS」と連動可能なクリニック向けのPOSレジです。「PayCAS」は、30種類以上のキャッシュレスブランドを1台で提供するマルチ決済サービスで、現金以外に「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード」などで決済ができるため、お客さまのキャッシュレス決済ニーズにお応えできます。タッチ決済やクレジットカードのPIN入力機能も端末に内蔵されているので物が多くなりやすいレジ周りもスッキリ。決算手段ごとに端末やツールが分かれず、会計作業がスムーズになるので、クリニックにおける会計の待ち時間の短縮にも貢献します。
SB C&S株式会社について
SB C&S株式会社は、ソフトバンクグループの原点であるIT流通ビジネスを受け継ぐとともに、市場環境の変化を迅速にとらえ、新たなビジネスモデルを生み出しています。法人向けには、国内最大規模の販売ネットワークを通じ、クラウドやAIを含めた先進のテクノロジーを活用したプロダクト・ソリューションを提供しています。コンシューマ向けには、独自の企画・開発力を生かし、ソフトウエアやモバイルアクセサリーから、IoTプロダクト・サービスへと商品ラインアップを拡充しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
※ PayCASおよびPayCAS POS forクリニックはSB C&S株式会社の登録商標です。
※ SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
※ その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
予約システムWakumyについて
2023年7月にレイヤードがリリースしたクリニック向け時間帯予約システム。患者の利便性を担保しながら、より多くの患者を受け入れたい医療機関側のニーズを両立できるよう時間帯予約を軸に順番受付の併用が可能です。
WEB問診Symviewと完全連携することで、問診の入力忘れを防止したり、問診入力内容に応じて予約の案内を患者ごとに出し分けたり等、相互に連携します。
また、患者・医療者にわかりやすいUIも好評で、初めての人も直感的に操作ができるため、患者からの問合せを削減し、医療者の業務効率化にも役立ちます。
https://layered.inc/wakumy/
WEB問診Symviewについて
2018年11月に正式リリースし、全国約2,400施設(2025年1月末現在)の医科診療所、病院、地方自治体、医師会に採用されているクラウド型のWEB問診システムです。シムビューを利用して入力される問診データは月間約150万件に上ります。
特許技術(特許第7072817号)を活用し、患者の主訴や年齢、性別ごとに質問を出し分けることができ、熟練した医療者のような問診を実現します。患者の医療ニーズを深く理解できることはもちろん、来院前に患者情報を収集・分析できるため、業務効率化や感染対策にも役立ちます。
ビデオ通話機能を標準搭載しているため、オンライン診療にも活用いただけます。
https://layered.inc/symview/
患者管理システムKakariteについて
2024年4月に正式リリースしたKakariteは、医療機関において各システムに点在していた医療機関の患者情報を収集・一元管理することで、治療離脱予備軍の患者のフォローアップや経営分析に活用できるシステムです。レセプトデータや問診データを組み合わせて患者データベースを構築し、患者にメッセージ配信等を行うことができます。
生活習慣病をはじめ慢性疾患患者の定期通院をフォローし、重症化予防に貢献します。
レイヤードについて
レイヤードはクリニックの医療DXをトータルで支援し、日本のプライマリケア(かかりつけ医)の推進に貢献します。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4524/61/4524-61-fc59f2eacf7cdfe95d6c263f7388f269-1484x895.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
レイヤードのプロダクトは、連携性を重視しつつ、1つ1つのプロダクトは独立しているため、必要なパーツのみを利用することも可能です。また、他社システムとの連携も積極的に支援していますので、各医療機関の課題に合わせて柔軟に対応いたします。
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患者の受診動線を、レイヤードのプロダクトでトータルに対応することができます。
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必要なパーツのみを単体、もしくは、組み合わせて利用することもできます。
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すでに導入している他社システムと連携して利用することが可能です。(連携可能な他社システムはお問合せください)
株式会社レイヤード
医療をもっと、わかりやすく。生活者に納得の医療を。医療者に持続可能性を。
代表:毛塚牧人
設立:1998年7月
事業:クラウドサービス事業・プロフェッショナルサービス事業・メディア事業
拠点:
本社 福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
東京 東京都港区芝公園2-2-22 芝公園ビル7F
大阪 大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル6F 603
名古屋 名古屋市中村区名駅3丁目28-12 大名古屋ビルヂング11階
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