テュフズードジャパン、埼玉県立杉戸農業高校に対しGLOBALG.A.P.認証書を発行
2020年2月4日
(右から埼玉県立杉戸農業高等学校校長 都築文明氏、テュフズードジャパン株式会社 代表取締役社長 ディーター・エッカート)
埼玉県は地元の食の安全を促進するため、県内高校に対して農産物のGLOBALG.A.P認証取得を奨励しました。杉戸農業高校は、2019年10月にテュフズードの審査員による農場審査を受け、和ナシのGLOBALG.A.P.認証を取得した埼玉県で最初の高校となりました。「本校の教職員と生徒は、今回の業績に対して非常に誇りを持っています。認証取得は生徒たちが一年を通して頑張った努力の成果であり、審査の準備の過程は彼らにとって素晴らしい経験になりました。」と、杉戸農業高等学校校長の都築文明氏は仰いました。
テュフズードジャパンは、GLOBALG.A.P.サービスを提供する日本で数少ない企業の1つです。
日本では近年、国民の食品安全問題に対する意識がますます高まっており、利益を目的とする農産物生産者のみならず、多くの教育機関がGLOBALG.A.P.審査を受けるようになりました。
埼玉県および杉戸農業高等学校は、和ナシがGLOBALG.A.P.認証を取得することで高水準の国際基準を順守し、世界市場進出を目指しています。都築文明氏と高校教職員らは、今年も和ナシおよび他の農産物の認証を継続していくことに関心を示しています。
GLOBALG.A.P.認証について
テュフズードジャパンは現在、国内において約150件以上の農場のGLOBALG.A.P.の認証取得に関わっています。GLOBALG.A.P.は、食品安全、労働安全、および環境保全の一定の基準を満たす農業生産プロセスを認証する国際的な第三者認証システムです。
本年度東京で開催される東京オリンピック・パラリンピックは世界から注目を集め、日本の文化を世界に発信する一大イベントになるとの期待がされています。その選手村で使用される食材の調達条件に「農業生産工程管理(GAP)の認証」が必要となることが定められています。国内農家のGAP認証の取得率は数%程度にとどまるとみられ、このままでは日本の食材を使った料理を各国の選手団に提供できないのではないかという懸念があり、日本政府はGAP認証の取得を促進する施策を相次いで打ち出しています。
(埼玉県立杉戸農業高等学校、テュフズードジャパンと関係者の集合写真)
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テュフズードは、安全、安心、かつ持続可能なソリューションを提供し、信頼されるパートナーであり続けています。試験、検査、認証、そして監査を専門とし、人々や環境、財産をテクノロジーのリスクから守るという理念のもと、1866年以来取り組み続けています。全世界に1,000以上の拠点を置き、24,000以上の従業員と共に活動し、リスク管理や市場へのアクセスを円滑にするという価値をお客様やパートナーに提供しています。テクノロジーの進歩によりもたらされる変化を手助けし、自然界・デジタル界においてより安全かつ持続可能な未来を創造するため、テュフズードはこれからも信頼を提供し続けます。
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