既製ツールでは追えないKGI未達の理由を案件特化で細分化。マーケティングAXで分析基盤の提供を開始
目標との差がどこで生まれたかを、広告・サイト・来店・外部要因までたどって特定できるようにします
株式会社アイトリガーは、マーケティングAXの専門リソースソリューション「AXer」において、KGIの未達要因を分解する分析基盤「KGI差異分析ダッシュボード」の提供を2026年8月より開始します。ブライダル業界の企業(社名非公開)の実業務で、週次の目標対比レビューに本番運用中の仕組みです。同じように店舗への来店をKGIに置く企業へ、順次提供します。既製の分析ツールを導入するのではなく、案件ごとに指標の分解軸そのものを設計し直す取り組みです。

KGIに届かなかった理由を、誰も「同じ言葉」で説明できなかった
AXerは、ブライダル業界の企業(社名非公開)の分析業務を支援する中で、ひとつの課題を確認しました。KGIである来店数が目標に届かなかったとき、その理由を関係者が同じ言葉で説明できない、という状態です。
高額かつ検討期間の長い商材では、来店に至るまでに広告接触、指名検索、サイト内での店舗ページの閲覧、予約と、いくつもの段階を挟みます。ところが事業側の来店実績、広告媒体の配信データ、アクセス解析はそれぞれ別の場所にあり、突き合わせるだけで時間がかかっていました。
結果として月次の振り返りは数字の報告に終始し、「なぜ未達だったのか」は担当者の経験則で語られていました。理由を特定できなければ、翌月の打ち手も決まりません。この状態を解消する設計を構築し、実運用に耐えると判断したため、AXerの新たな提供リソースとしてリリースします。
結論を言い切り、要因へ降りる。その順路そのものを設計する
AXerが置いた考え方は、KGIをまず「結論」として言い切り、そこから要因へ降りていける順路をつくる、というものです。既製BI(市販の分析ダッシュボードツール)は指標を並べることには長けていますが、どの指標がどの指標の原因なのかという事業固有の順序までは持っていません。
そこで既製BIを使わず、Webアプリケーションとして分析基盤そのものを設計・実装しました。この設計によって、業務に次の3つの変化が生まれます。
①未達の理由を、順路をたどって特定できるようになります
画面は、来店の結論(KGI)から、広告(日別・媒体・キャンペーン)、外部要因(検索・指名・競合・天気)へと降りる構造になっています。来店が落ちた週に、広告の配信量が落ちていたのか、指名検索が減っていたのか、天候の影響だったのかを、同じ画面の中でたどれます。
②目標との差が、月末を待たずに見える状態になります
実績の推移から当月の着地見込みを算出し、目標に対する達成率として表示します。差が生まれていることに月末ではなく週の途中で気づけるため、打ち手を決める時間が残ります。
③数字の読み取りではなく、判断から会議を始められます
主要指標の動きは生成AIが自然文で要約し、対象週と前週の比較、当月の着地見込みを文章で提示します。会議の冒頭を数字の読み上げに使わずに済みます。
指標の定義、分解の階層、外部要因として何を置くかは、事業ごとに組み替える前提で設計しています。今回は来店をKGIとする事業に合わせ、予約の有無や成約率まで分解しました。なお本リソースは、単体のSaaSツールとして提供するものではなく、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として、各社の業務に実装します。
分析を「報告」から「説明できる状態」へ
これは単一のダッシュボードの改善ではなく、KGIを結論から要因へたどれる順序で設計する、という考え方の実証です。AXerは、人・ツール・ノウハウで業務フローそのものを設計・構築・運用します。
人が複数のデータを突き合わせて未達の理由を推測するフローから、要因の順路をたどって理由を特定し、その週のうちに打ち手を決めるフローへ。今回の実装をひな型に、店舗来店や来場をKGIに置く同型の課題を持つ企業へ、本リソースの提供を順次開始します。完成したパッケージではなく、指標の定義から各社の課題に合わせて組み替えます。何を分解すべきかが決まっていない課題整理の段階から、ご相談いただけます。
■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/
■株式会社アイトリガー(AITRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
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