複合課題と単一課題の2分野に拡大して17課題で18企業と実証 兵庫県が協働実証実験への参加事業者を募集

官民共同実証「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」17課題発表 〆切は7/14

Urban Innovation JAPAN

アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)は、兵庫県が取り組む協働実証17課題を公開し、スタートアップなど参加企業(採択枠18)の募集を開始しました( https://urban-innovation-japan.com/city/hyogo-pref/ )。7月14日(日)に応募受付を終了し、8月下旬には採択事業者を決定、今年9月-来年1月を実証実験期間とする予定です。実証支援金は1課題あたり最大50万円(補助率1/2以内、税込み)。

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■「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」とは
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UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。兵庫県の実証プロジェクト「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は今年で3回目となります。特定非営利活動法人コミュニティリンクは事務局としてその運営をサポートします。


「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、県内にある様々な社会課題・地域課題について、情報通信技術を中心に、ものづくりや建築・土木等の工業技術なども活用し、解決を図っていくプロジェクトです。今年は、これまでのエリアごとに課題に取り組む「単一課題」に加えて、1エリアで複数の課題にとりくむ「複合課題」も設定され、昨年の9課題から17課題へと募集課題がほぼ倍増しました(採択は18企業)。スタートアップ等の事業者と課題を抱える自治体職員が協働して、実証を通じて新しいサービスの構築・実装を目指していきます。ふるってご参加ください。


審査により選ばれた事業者には、1課題あたり補助率1/2以内、最大50万円(税込み)の実証プロジェクト経費が支払われ、今年度の開発・実証実験を通じて、効果を検証し、次年度以降の展開を検討します。


▼オンライン課題説明会開催

(2023年7月2日(木)14:00-15:30)

各課題の担当課とのQAセッションができる貴重な機会となっておりますので、ぜひご参加ください!

お申込みはこちらから

参加費無料、当日参加も可能

https://hyogo-tech2024.peatix.com/


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■企業募集は2分野18課題 応募は7/14(日)まで
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■複合課題

  • 課題1)加西市① 最先端のSTEAMプログラムを公立校で提供し続けたい!

・新しい学びへの挑戦へつなげる加西STEAMプログラム授業の開発

・学校と関係機関をつなぐSTEAMプログラム管理等のエコシステム構築

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-kasai-1/ 
所管課:加西市教育委員会 学校教育課


  • 課題2)加西市② 教育DXで非認知能力は測れるか?!データでより良い教育を実現

・児童生徒の非認知能力の指標策定

・非認知能力や特性、教育環境などのデータを用いたアセスメント

・アセスメント結果の効果的な活用方法の検証

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-kasai-2/ 
所管課:加西市教育委員会 学校教育課


  • 課題3)加西市③ 経験とデータの相乗効果で、教師の授業力を次のステージへ

・授業中の教職員や児童生徒の言動や反応を、映像などで可視化し注目すべき場面を抽出

・AIによる授業分析、活用しやすいデータのアウトプット、研修への活用などを検証

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-kasai-3/ 
所管課:加西市教育委員会 学校教育課


  • 課題4)多可町① 紙から卒業!ケアマネージャー業務デジタル化への挑戦

・AI等を活用した文字起こしツールによる、聞き取りの効率化の検証

・聞き取った内容やメモを、訪問先等からでもシステムに安全に実施できるかの検証

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-taka-1/ 
所管課:多可町 ふくし相談支援課


  • 課題5)多可町② 目指せ抜け漏れゼロ!ケアプラン作成効率化への道

・メモや聞き取った内容と認定調査や主治医の意見を参考に最適なケアプランを作成できるかを検証する。

・作成したケアプランを評価するために、良いケアプランの指標を策定し、ケアマネージャーの育成ツールとしても活用する。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-taka-2/ 
所管課:多可町 ふくし相談支援課


  • 課題6)多可町③ 専門職の訪問スケジュールとルートを最適化して業務を効率化したい!

AI等を活用し、介護を必要とする人の訪問すべき時期と住所等から、最適な訪問スケジュールと訪問ルートを生成し、従来のやり方よりも効率化にモニタリング業務が実行可能を検証する。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-taka-3/ 
所管課:多可町 ふくし相談支援課


  • 課題7)日本初!?中山間地域におけるコミュニティ配送による社会的処方「兵庫・豊岡モデル」を実現したい!

・中山間地域の地域内物流の仕組みづくり

・地域のつながりを強くできるような仕組みづくり

★この課題では2企業を採択し、2つの実証実験に取り組む予定です。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-toyooka/ 
所管課:豊岡市 DX・行財政改革推進課


■単一課題

  • 課題8)若者の防災力アップへ!たくさん作った防災動画を届けたい!

・WEBサイトのアクセス解析やYouTube視聴者分析、LINE配信の効果測定等の現状分析

・若年層をターゲットにした既存コンテンツの配信 等

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-nishinomiya/ 
所管課:西宮市 防災危機管理課


  • 課題9)引き継ぐのは若者との関係値!ナレッジやノウハウを蓄積する仕組みを作りたい!

ユースワークで大事にしたいことや信頼関係を引き継げるような対応方法など、ノウハウを蓄積したり、学び合うための仕組みについて検証する

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-amagasaki/ 
所管課:尼崎市 立花地域課


  • 課題10)目指せシナジー!買い物支援サービスと行政サービスを組み合わせた新しいビジネスモデルを構築したい!

買い物支援サービスに、行政からの募集やイベントのPR、見守りなど、行政からのサービスを組み合わせた実証を行う想定。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-miki/ 
所管課:三木市 総合政策部 縁結び課


  • 課題11)リアルタイムに危険箇所を案内して、交通事故をなくしたい!

自転車事故が多発するエリアをピックアップし、看板やカメラ等を設置して利用者に危険箇所を通知して注意喚起し、自転車事故防止に繋がるかを検証する。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-takasago/ 
所管課:高砂市 都市創造部 土木総務課、道路公園課


  • 課題12)神河町らしいまちなみをそのままに。共感を軸にした空き家のマッチングを実現したい!

まちの活性や街並みの保全につながる空き家活用のマッチングの仕組み自体の有効性について検証する

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-kamikawa/ 
所管課:神河町 ひと・まち・みらい課


  • 課題13)データを使って通学路に潜む危険をドライバーに知らせたい!

ナビゲーションシステムやデバイスを活用して通学路の危険箇所をドライバーに効果的に伝える方法を検証する

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-asago/ 
所管課:朝来市 建設課


  • 課題14)洲本市海水浴のDX! クラゲから日本の海を守りたい!

クラゲを入れた水槽で超音波や電波などの機械的手段を使い、クラゲへの影響などを検証する

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-sumoto/ 
所管課:洲本市 産業振興部 商工観光課


  • 課題15)畜産の環境問題を解決して、南あわじ市が誇る農業の循環サイクルを守りたい!

・家畜排せつ物の匂いを軽減できるといわれる「乳酸菌」を給餌し、その有効性及び環境問題の改善へとつながるかを検証する。

・また、乳酸菌の給餌により、糞尿及び糞尿から生成される堆肥等の管理又は処理に関し、労働力の軽減が図られるとともに、経営環境の改善につながるかを検証する。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-minamiawaji/ 
所管課:南あわじ市 農林振興課


  • 課題16)繁華街をもっと歩きやすく! 禁止区域での客引きを防止したい!

・客引き行為を早期に発見し、客引き指導員に通知、あるいは客引き行為を止めるよう音声等で注意喚起する
・行動心理学等に基づいた通行人に対する効果的な啓発・注意喚起を行う

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-pref-kenminseikatsu/ 
所管課:兵庫県 県民生活部 くらし安全課


  • 課題17)有機農産物をもっと消費者へ!生産データの見える化で流通促進!

有機農業者グループと連携し、グループ員の生産量や出荷量等データを簡易な操作で共有できるシステムなどによる出荷販売に係る事務効率化を検証する。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2024-2/2024-pref-nogyokairyo/ 
所管課:兵庫県 農業改良課、豊岡農業改良普及センター




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■「Urban Innovation JAPAN」とは
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Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。

DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html


▼これまでの事例(兵庫県を含め22自治体)
https://urban-innovation-japan.com/past/


▼「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」公式サイト

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電話番号
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代表者名
中西 雅幸
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年08月