コンフィチュールアッシュ統括責任者の籏雅典シェフが洋菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」に出場決定！

2024年10月22日～24日にシンガポールで開催されたクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーアジア大陸予選「アジアン・ペストリー・カップ」で、見事日本代表チームが優勝しました！

株式会社アクアイグニス

2024年10月30日 15時10分

日本代表チーム表彰式の様子（写真中央左から、籏雅典選手・的場勇志選手・冨田大介団長）

株式会社アクアイグニス（本社：東京都中央区、代表取締役：立花哲也）が運営する、三重県の複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」内にある辻口博啓のパティスリー「コンフィチュールアッシュ」で統括責任者を務める籏雅典シェフが、2024年10月22日～24日にシンガポールで開催されたクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーアジア大陸予選「アジアン・ペストリー・カップ」に、日本代表として出場し見事優勝！2025年1月24日・25日にフランス・リヨンで行われる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」フランス本選への出場権を獲得しました。

アジア大陸予選には、シンガポール、中国、インド、台湾、インドネシア、日本、フィリピン、マレーシア、韓国の9か国が参加し、「feminine fashion -spring/summer（フェミニンファッション -春夏-）」というテーマに合わせた飴細工とチョコレート細工の工芸作品と、皿盛デザート、トラベリングケーキ、フローズンアイスで製菓技術を競いました。籏はチョコレート細工と皿盛デザートを担当しています。

ピエス（飴細工とチョコレート細工の工芸作品）

アジア大陸予選のテーマ「feminine fashion -spring/summer（フェミニンファッション -春夏-）」のもと、競技規則の高さ100センチを最大限に利用し、女性の座り姿勢をアメとチョコレートを融合したスタイルで制作された日本チームの作品。飴細工で制作したモダンな花柄の着物の女性が、チョコレート細工で制作した革細工のサンダルを装っています。春夏らしい花を添えてフェミニンさを加えました。

皿盛デザート　Summer Breeze（夏のそよ風）

初夏の軽やかさとそよ風をイメージし、ココナッツ主体にパッションフルーツとパイナップルの酸味を加え、チョコレートの薄い器で軽やかさを演出。繊細なシガレットやオパリーヌを使い、可愛らしいお花のデザインと立体感で視覚的にも楽しめる仕上がりになっています。

フランス本選では、各大陸予選上位3か国と特別招待枠であるワイルドカードを獲得した国がフランス本選に進出予定です。日本代表チームは、1月のフランス本選にむけて、帰国の2日後には早速トレーニングを開始しました。努力を続ける籏と日本代表チームの応援を引き続きよろしくお願いいたします。

籏雅典よりコメント

競技中、これまで支えてくださった皆さんの応援がフラッシュバックし、その力で最後までやり遂げることができました。フランス本選に向けて、引き続きたくさんの応援をよろしくお願いいたします。

籏　雅典（はたまさのり）プロフィール

コンフィチュールアッシュ統括責任者。
製菓専門学校卒業後、一般店を経てパークハイアット東京にて勤務。ジャパン・ケーキショー東京チョコレート部門大会会長賞他コンクール受賞歴多数。2023年に行われた第19回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー日本国内予選・決勝大会ではB部門（レストラン・デザートとチョコレート細工のピエスモンテ）で優勝。日本代表に選出され、今回アジア大陸予選で優勝。2025年フランス本選への出場が決定した。

クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーとは

1989年にM.O.F.の（フランス最優秀職人章）の称号をもつガブリエル・パイアソン氏とヴァローナによって設立された世界を代表するパティスリーのコンクール。2年に1度開催されており、2023年にフランス（リヨン）にて行われた「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023」では、世界17か国が参加する中、日本代表チームは、強豪フランス(2位)、イタリア(3位)をおさえて見事1位を獲得。日本の優勝は1991年、2007年に続き3度目、8大会ぶりの快挙でした。籏ら2025年チームは2大会連続の優勝を目指します。