ラ ロッシュ ポゼ、がんに影響を受けるすべての人を対象とした社会貢献プログラムを日本で開始

25年間の皮膚科学における知見と実績を結集し、がん患者とがんに影響を受けるすべての人をサポート。 オンライン学習コンテンツ「cancer-support.com」を日本でリリース。

仏化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社(東京都新宿区)のダーマコスメのリーディングブランド「LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ）」は、がんに影響を受けるすべての人々を対象とした、新たな社会貢献活動プログラムを日本で本格的に始動します。 

このプログラムは、 がん患者の治療全般における生活の質（QOL）向上を目指すとともに、社会全体のがんに対する意識を高めることを目的としています。 

ラ ロッシュ ポゼは40年にわたり、腫瘍学（がん治療）分野への深い研究を背景に、日焼けによる肌ダメージからの保護はもちろんのこと、がん治療中に発生する皮膚の不快感を和らげるスキンケアソリューションの開発に尽力し、皮膚科学に基づいたスキンケアを追求してきました。 

この背景をもとにラ ロッシュ ポゼは、がんとの共生社会の実現に向け、がん患者はもちろん、その家族、介護者、そしてがんに影響を受けるすべての方々を包括的に支援することに専念しています。 

■がん治療における皮膚の副作用がもたらす現実とその影響

がん治療は、患者の命を救う一方で、その副作用が身体的・精神的な負担となる現実があります。複数の研究では、80%以上のがん患者に皮膚の不快感やトラブルといった副作用が生じることが明らかになっています（※1）。ラ ロッシュ ポゼが11,000人以上のがん患者を対象に実施した調査では、かゆみ、灼熱感、瘢痕、極度の乾燥など、治療に伴う皮膚の変化が、患者の身体的苦痛のみならず、精神面にも深刻な影響を与える実態が浮き彫りになりました。さらに、およそ半数のがん患者が皮膚の副作用が原因で、がん治療を中断してしまうという厳しい現実も判明しています。（※2）これらの皮膚症状は、患者のQOLを大きく低下させる深刻な課題です。 

■ラ ロッシュ ポゼの25年間にわたるコミットメントと実績

皮膚科学に基づいたダーマコスメのリーディングブランドとして、ラ ロッシュ ポゼは「FIX ME（肌悩みを解決する）」と「PROTECT ME（肌を守る）」というブランド理念のもと、常に腫瘍学（ONCOLOGY）をブランドDNAの中心に据えてきました。日焼けによる肌ダメージからの保護はもちろんのこと、がん治療中に発生する皮膚の不快感を和らげるスキンケアソリューションの開発に尽力し、皮膚がん予防への貢献を含め、ブランドが掲げる「LIFE-CHANGING PUROPOSE（人生を変える目的）」そのものを追求しています。

これまで25年間で、13,300人のがん患者と向き合い、16の研究、23の論文、72のポスター発表の実績を積み重ねてきました。日本では生涯のうち2人に1人ががんと診断される（※3）現代において、ラ ロッシュ ポゼは、これまで培ってきた専門知識と豊富な実績を結集し、この喫緊の課題解決に積極的に貢献してまいります。

■日本で本格始動 - オンライン学習コンテンツ「cancer-support.com」

この世界的なブランドコミットメントの一環として、日本でもオンライン学習コンテンツである「cancer-support.com」を本格始動します。

このプラットフォームは、患者とそのご家族・介護者向けに、がんの治療中におけるQOLをサポートするため、無料で提供する学習コンテンツです。「心のケア」「体のケア」「食事のケア」「痛みのケア」 の4つの主要なテーマに沿って構成された15分間のセッションで、受講者がこのオンライン学習を完了するごとに1ユーロがUICC（国際対がん連合）に寄付される仕組みとなっており、知識を得ながら手軽に社会貢献できるプログラムです（サイトURL : https://www.cancer-support.com/ja）。

ラ ロッシュ ポゼは、「cancer-support.com」の提供を通じて、患者が自身の肌と向き合い、適切なケアを行うことで、治療中の精神的負担を軽減し、より前向きに治療に臨めるよう、総合的なサポートを提供してまいります。今後も、皮膚科学研究と社会貢献活動を一層推進し、がん患者のQOL向上に貢献してまいります。

※1 Charles C, et al. Impact of cutaneous toxicity associated with targeted therapies　on quality of life. Results of a longitudinal exploratory study. Bulletin du Cancer.　March 2013;100(3):213-22.

※2 Aizman et al., The influence of supportive oncodermatology interventions on patients quality of life. JDD 2020

※3 厚生労働省. “がん対策、その最前線を知る”. https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202106_00001.html, （参照 2025/10/24)

■ブランド概要

ラ ロッシュ ポゼは1975年に敏感肌にも使えるスキンケアブランドとしてフランスで誕生しました。ラ ロッシュ ポゼにとって、肌は人生そのもの。皮膚の専門家と力を合わせ、最先端の皮膚科学研究を続けるとともに、常に「人」を中心に据えたブランドであり続けます。0歳から100歳を超えて、すべての人々の肌に寄り添いたい。そんな願いを込め、ダーマコスメのリーディングブランドとして様々な活動を展開しています。

*AplusA及びその他パートナーによって2024年1月から5月に実施された、世界80%のGDPをカバーする31か国において皮膚の専門家を対象に行ったダーモコスメ市場調査による。 ** 皮膚科、クリニックなどの流通においてお取り扱いいただいていることを指します。

■ラ ロッシュ ポゼ 公式SNS
Instagram：@larocheposayjp
X：@LRP_JAPAN