コンピュータビジョンや機械学習は黄金期、AI技術による社会、金融へのポジティブインパクト拡大
Appier チーフAIサイエンティスト ミン・スン、カナダ、ボリアリスAIラボ リサーチディレクター グレッグ・モリのAI実装の成果を発表
AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(エイピア、共同創業者/CEO:チハン・ユー、以下Appier)は、AppierチーフAIサイエンティストのミン・スンは、カナダロイヤル銀行 (RBC) ボリアリスAIラボのリサーチディレクターでありサイモンフレージャー大学 コンピュータサイエンス学部の教授であるグレッグ・モリ氏による、コンピュータビジョンを活用した行動予測の応用ならびに実装に向けた研究の成果を発表しました。
■ 画像認識をスポーツイベントおよびコーチ、マネジャーの戦略に活用
黄金期にあるコンピュータビジョンならびに機械学習の開発により、今日の画像認識の技術は大きな飛躍を遂げています。低レベルのセンサーでも画像を検出でき、映像を通して人の行動を精度高く検出できるようになっています。これにより、画像認識技術によるスポーツイベント分析が進んでいます。スポーツビデオの分析により、集団の動作、行動認識が把握できます。これが、放送局による消費者が求めるゲームシーンの把握、魅力的な番組コンテンツ制作につながっています。また、リアルタイム分析をコーチに提供し、オフライン分析をマネージャーに提供することで、チームの強化にも貢献しています。
■ AI技術による社会課題の解決
コンピュータビジョンの研究は、現在の行動認識から、将来的には行動予測へと広がると考えられています。こうした先端技術に、行動な意味づけを加えることにより、環境モニタリングや医療、交通、金融サービスにいたるまで、すべての業界にAIがポジティブなインパクトを与えることになります。
ビデオを多様な分野で応用する上で、コンピュータビジョンの中核技術を適用できます。例えば医療の分野では、高齢者施設のモニタリングにより、次に何が起きるか予測して、対策が可能となります。金融では、金融取引や株価、世界情勢の流れを捉え予測するのに役立ちます。顧客が通常とは異なる動きをしたことを把握して詐欺に対応することも可能です。
ミン・スン プロフィール
グレッグ・モリ プロフィール
1997-1998年、京都の株式会社国際電気通信基礎技術研究所にてインターンを経験・
1999年、トロント大学にてコンピュータサイエンスならびに数学分野で優等理学士取得。
2004年、カリフォルニア大学バークレー校にてコンピュータサイエンス分野で博士号取得。
2014-2015年にはカリフォルニア州マウンテンビューのGoogle 客員科学者として従事。
2015-2018年にはコンピュータサイエンス学部のディレクタ-を務める。
モリ博士の研究分野はコンピュータビジョン、機械学習、物体認識、人間行動認識。これらの分野のスタートアップ9社の科学アドバイザーを務めた。100以上の科学論文を発行し、2017年にはIEEE ICCVヘルムホルツ賞を受賞。モリ氏は、コンピュータビジョン、機械学習分野の学会(CVPR, ECCV, ICCV, NeurIPS)における運営委員を務め、2020年に開催のCVPRのプログラム責任者を務める。
Appier について
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