"お風呂の入り方"で肌コンディションが変わる? 入浴習慣と肌状態の関係調査

42℃以上の熱いお湯派は「肌乾燥」実感率が2倍に ―入浴後30分以内の保湿、実践者はわずか23.7% 冬本番前に見直したい"お風呂習慣"―

医療法人社団鉄結会

医療法人社団鉄結会(所在地:東京都渋谷区、理事長:高桑康太)は、美容皮膚科・形成外科であるアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)を運営し、皆様の肌の健康と美容をサポートしております。今回は冬本番を前に、日常の入浴習慣と肌状態の関係について調査を実施したので、その結果を紹介します。

毎日のお風呂習慣が、肌コンディションを左右している?

気温と湿度が急激に下がるこの季節、「肌のカサつき」「かゆみ」「粉ふき」に悩む方が急増します。スキンケア製品の見直しや保湿剤の変更を検討する方も多いかもしれませんが、実は"毎日の入浴習慣"が肌状態に大きく影響していることをご存知でしょうか?

お湯の温度、入浴時間、シャワー派か湯船派か、入浴後の保湿タイミング―こうした日常の何気ない習慣が、肌のバリア機能や水分量に影響を与えています。医療法人社団鉄結会は、入浴習慣と肌状態の関係性を明らかにするため、全国の20~50代の男女を対象にアンケート調査を実施しました。

【調査概要】

•調査対象: 全国の20~50代の男女300名

•調査期間: 2025年11月1日~11月10日

•調査方法: インターネット調査

•調査実施: 医療法人社団鉄結会(自社調査)

Q1. 普段の入浴スタイルは?―「42℃以上の熱いお湯派」は肌乾燥の実感率が2倍に

普段の入浴スタイルと、現在の肌状態の自己評価について調査しました。

入浴スタイルの分布としては、「40~41℃のぬるめの湯船派」が最も多く38.0%、次いで「42℃以上の熱いお湯派」が27.3%、「シャワーのみ派」が24.0%、「38~39℃のかなりぬるめ派」が10.7%という結果になりました。

さらに、入浴スタイル別に「肌が乾燥している」と回答した割合を比較したところ、「42℃以上の熱いお湯派」では68.3%が乾燥を実感しているのに対し、「38~39℃のかなりぬるめ派」ではわずか34.4%にとどまりました。熱いお湯を好む人は、ぬるめのお湯を好む人に比べて約2倍も肌乾燥を感じていることが明らかになりました。

入浴スタイル別・肌乾燥実感率:

•42℃以上の熱いお湯派: 68.3%

•40~41℃のぬるめの湯船派: 47.4%

•シャワーのみ派: 52.8%

•38~39℃のかなりぬるめ派: 34.4%

Q2. 入浴後、何分以内に保湿していますか?―「30分以内」の実践者はわずか23.7%

入浴後の保湿タイミングについて調査しました。

皮膚科では「入浴後は肌の水分が急速に蒸発するため、できれば10分以内、遅くとも30分以内の保湿」が推奨されています。しかし調査の結果、「10分以内に保湿している」と回答した人は12.3%、「10~30分以内」は11.4%で、推奨される30分以内に保湿できている人は合計でわずか23.7%にとどまりました。

一方、「30分~1時間後」が28.7%、「1時間以上経ってから」が19.0%、「保湿をしない」が28.6%と、多くの人が最適なタイミングを逃していることが分かりました。

入浴後の保湿タイミング:

•10分以内: 12.3%

•10~30分以内: 11.4%

•30分~1時間後: 28.7%

•1時間以上経ってから: 19.0%

•保湿はしない: 28.6%

Q3. 入浴時間はどれくらい?―「30分以上の長風呂派」の7割が肌トラブルを経験

普段の入浴時間と、入浴に起因する肌トラブルの経験について調査しました。

入浴時間の分布は、「10~15分」が最も多く34.7%、「5~10分」が26.0%、「15~20分」が18.7%、「20~30分」が12.3%、「30分以上」が8.3%という結果でした。

入浴時間別に「入浴後に肌がつっぱる・かゆくなるなどのトラブルを経験したことがある」と回答した割合を見ると、「30分以上の長風呂派」では72.0%がトラブルを経験しているのに対し、「10~15分」では43.3%にとどまりました。長時間の入浴は、肌の天然保湿因子が流出しやすくなり、肌トラブルのリスクを高める可能性があることが示唆されました。

入浴時間別・肌トラブル経験率:

•30分以上: 72.0%

•20~30分: 56.8%

•15~20分: 48.2%

•10~15分: 43.3%

•5~10分: 38.5%

Q4. 入浴習慣と睡眠の質・肌状態の関係を感じますか?―6割以上が「連動している」と回答

入浴習慣、睡眠の質、肌状態の3つの関係性についての意識を調査しました。

「入浴でリラックスできた日は睡眠の質が良い」と感じる人は73.0%、「睡眠の質が良いと翌朝の肌状態も良い」と感じる人は67.3%、そして「入浴習慣・睡眠の質・肌状態の3つは連動していると思う」と回答した人は64.3%にのぼりました。

多くの人が、入浴→睡眠→肌状態という好循環の存在を実感していることが明らかになりました。

入浴・睡眠・肌状態の連動意識:

•入浴でリラックスできた日は睡眠の質が良い: 73.0%

•睡眠の質が良いと翌朝の肌状態も良い: 67.3%

•3つは連動していると思う: 64.3%

•特に関係を感じない: 18.3%

•分からない: 17.7%

Q5. 肌のために入浴習慣を見直したいと思いますか?―約7割が「見直したい」

肌コンディション改善のために入浴習慣を見直す意向について調査しました。

「ぜひ見直したい」が24.3%、「やや見直したい」が44.0%で、合計68.3%が入浴習慣の見直しに前向きであることが分かりました。一方、「あまり見直したいと思わない」は21.7%、「全く見直したいと思わない」は10.0%にとどまりました。

具体的に見直したいポイントとしては(複数回答可)、「お湯の温度を下げる」(52.7%)、「入浴後すぐに保湿する」(61.3%)、「入浴時間を短くする」(38.0%)、「入浴剤を変える」(29.3%)が上位に挙がりました。

入浴習慣の見直し意向:

•ぜひ見直したい: 24.3%

•やや見直したい: 44.0%

•あまり見直したいと思わない: 21.7%

•全く見直したいと思わない: 10.0%

見直したいポイント(複数回答可):

•入浴後すぐに保湿する: 61.3%

•お湯の温度を下げる: 52.7%

•入浴時間を短くする: 38.0%

•入浴剤を変える: 29.3%

•浴室の環境を整える: 18.7%

調査まとめ

今回は、入浴習慣と肌状態の関係について調査しました。

その結果、「42℃以上の熱いお湯派」は「ぬるめ派」に比べて肌乾燥の実感率が約2倍であること、入浴後30分以内に保湿している人はわずか23.7%にとどまること、30分以上の長風呂派の約7割が肌トラブルを経験していることなど、普段の入浴習慣が肌コンディションに大きく影響している実態が明らかになりました。

また、入浴・睡眠・肌状態の連動を6割以上の人が実感しており、入浴習慣の見直しが美肌づくりの重要な鍵となる可能性が示唆されました。

冬本番を迎える今、スキンケア製品の見直しだけでなく、"お風呂の入り方"を見直すことが、肌トラブル予防への第一歩かもしれません。

医師コメント

アイシークリニック 髙桑康太医師

「今回の調査で、熱いお湯での入浴や長風呂が肌の乾燥やトラブルにつながりやすいことが、生活者の実感ベースでも裏付けられました。これは皮膚科学的にも理にかなった結果です。

42℃以上の熱いお湯に長時間つかると、肌表面の皮脂膜や角質層に含まれる天然保湿因子(NMF)、セラミドなどが過度に流出してしまいます。これにより肌のバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすい状態になります。特に冬場は外気の乾燥も重なり、肌トラブルが起きやすい季節です。

入浴後の保湿タイミングについても、調査結果は非常に示唆的でした。入浴後は肌が水分を含んでいるように感じますが、実はその水分は急速に蒸発していきます。蒸発する際に肌本来の水分も一緒に奪われてしまうため、入浴後10分以内、遅くとも30分以内の保湿が重要です。

肌の乾燥やかゆみ、粉ふきなどでお悩みの方は、まず入浴習慣を見直してみてください。お湯の温度を40℃前後に下げる、入浴時間を15分程度に抑える、入浴後すぐに保湿剤を塗る―これだけで肌状態が改善することも少なくありません。

それでも改善しない場合や、症状が強い場合は、皮膚科専門医への相談をお勧めします。肌質や症状に合わせた適切な保湿剤の選択や、必要に応じた治療により、より効果的に肌トラブルを解決できます。」

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上場
未上場
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設立
2016年09月