【RENOVATION OF THE YEAR 2023ダブル受賞】ゼロリノベが、「部門最優秀賞」と「ユニバーサル・デザイン賞」を受賞しました。

多数メディア掲載中のリノベーション事例で、サービス開始以来2度目の部門最優秀賞と、3年ぶりのダブル受賞を達成。

株式会社groove agent

2023年12月19日 10時00分

不動産仲介・リノベーション設計・工事のワンストップリノベーションサービス「ゼロリノベ」を運営する株式会社groove agent（本社：東京都港区、代表取締役：鰭沼悟）は、リノベーション協議会が主催する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー 2023」において、1500万円未満部門で「最優秀賞」を、1500万円以上部門で「ユニバーサル・デザイン賞」をダブル受賞いたしました。

「リノベーション・オブ・ザ・イヤー 2023」について

1年を代表するリノベーション作品を選出するアワード。

リノベーションの魅力や可能性を広く発信することを主な目的としている。

施工金額別に部門が設定され、一般投票を元にノミネート作品を決定。株式会社LIFULL LIFULL HOME'S 総研所長・島原万丈氏や株式会社リクルートSUUMO 編集長・池本洋一氏など、総勢8名が最終審査を行う。

全267点の応募作品から67点のノミネート作品を選出。審査員による選考により各賞が選出され、12月14日（木）の第11回リノベーション・オブ・ザ・イヤー授賞式で発表された。

詳細はこちら：https://www.renovation.or.jp/oftheyear/award.html

受賞作品について

【1500万円未満部門／最優秀賞】

「アウトラインの行方」

https://www.zerorenovation.com/case/f556-case61/

第二子が産まれて賃貸物件が手狭になったことをきっかけに、リノベーションを決めた施主様。この先子どもが何人になるか、1歳と3歳の子ども達にいつ個室が必要となるのかはまだわからない。「間取りを自由に変えられる工夫」が設計の要点となった。

本事例では将来的に仕切るであろう区画に、柱材で組み上げたフレームを予め設けた。既にアウトラインが用意されていることで新たに壁を立てる工程が簡易化され、お金や手間などのあらゆるコストを減らすことができる。

講評では、フレームのデザイン的特徴を作りつつ、将来の間取り変更において機能的な役割を果たした点が評価された。

審査コメント（原文）

リノベーションは個別具体的なニーズを反映させられることが最大の魅力であるが、とある時点でのニーズを叶えすぎると、フィットしなくなった時の不満は逆に大きくなることもある。とはいえ、未来を完全に予測するのは不可能なので、ある程度の余白を残しておくことは大事なこと。その意味において、こちらの作品は素晴らしい提案となっている。柱材で組み上げたフレームは空間のデザイン的な特徴も作りつつ、将来の間取り変更において機能的な役割も果たす。家族みんなでその時々の空間の使い方を話しあい、一緒に模様替えをしたりする中で、お子さま達の住まいの関するリテラシーがあがりそうなのも素晴らしいポイント。（徳島久輝氏）

【1500万円以上部門／ユニバーサル・デザイン賞】

「What is Barrier “Free” ?」

https://www.zerorenovation.com/case/f447-case86-n/

本プロジェクトの施主様は、高校時代に事故に遭い車椅子生活を余儀なくされ、日々不自由と戦っていた。

そんな不自由を取り除くため、車椅子のまま使えるようシンク下はオープンに、換気扇スイッチはコンロ下に配した。浴室は1616のベンチ付きUBで、費用を抑え見た目もスタイリッシュに。永住を見据えてリビングのキッズスペースやWICへのベッド追加など柔軟性を残している。

講評では、健常者である奥様と車椅子のご主人、どちらにとっても暮らしやすい家づくりとなったことが評価された。

審査コメント（原文）

実際にこの物件を訪れて取材をさせていただいたことがあります。通路の段差や幅以外にも、換気扇のスイッチの位置、冷蔵庫の高さなど、実際に車椅子で生活をされている方でないと分からない悩みがあることを知りました。また健常者である奥様と車椅子の旦那様、どちらにとっても暮らしやすい家づくりに挑戦していたのが印象的でした。こうした一般的な間取りに不便さを感じることの多い、社会的マイノリティーの人たちにこそ、リノベーションが浸透してほしいと思い、多くの人の目に触れるよう、多く票を入れさせていただきました。（斉藤アリス氏）