ミシュランがモビリティの未来を灯す「ミシュラン・ビヨンド・パフォーマンス」ミシュラン・アジアパシフィック・メディアデー2025
~斬新なイノベーション、戦略的パートナーシップ、持続可能な未来へのビジョンを発表~
※本リリースはタイで2025年10月22日に発表した英文リリースの抄訳です。

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革新的なビジョン:ミシュランは、「すべてを持続可能に」のフレームワーク「人×利益×地球」に基づき、人生を変える複合材料とエクスペリエンスを提供する世界有数のメーカーとなるための戦略を発表しました。
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強力なパートナーシップ:業界リーダーやKOLと共にパネルディスカッションを実施。サステナビリティの取り組みでリアルなコラボレーションと測定可能な環境への影響を共有しました。
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料理のイノベーション:ミシュラン一つ星レストラン「GOAT Bangkok」は、「複合材料」にインスパイアされたメニューを提供し、科学と美食を融合させ、ミシュランの革新的精神を称えました。
「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤ(本社:群馬県太田市、代表取締役社長:須藤 元)は、2025年10月21日タイのサラブリー県ノンケー工場にて、「ミシュラン・ビヨンド・パフォーマンス」をテーマに、ミシュラン・アジアパシフィック・メディアデー2025を開催しました。この年次イベントでは、アジアパシフィックの各国メディア、業界パートナー、そしてミシュランの経営陣が一堂に会し、イノベーション、サステナビリティ、そして人類中心の進歩を通して、ミシュランがいかにパフォーマンスを再定義しているか紹介します。
イベントの冒頭、ミシュラン・アジアパシフィック社長兼マネージングディレクターのマヌエル・ファフィアンは、タイヤのイノベーションから人生を変える複合素材とエクスペリエンスを提供する世界有数の企業へと成長するまでの歩みを振り返りました。「私たちの目標はパフォーマンスの先にあります。すべての製品、サービス&ソリューション、エクスペリエンスが、人、利益、地球にとってより良い未来に貢献することを目指しています。本日のメディアデーは、私たちがどのようにこの未来を実現していくのかを具体的に紹介する場となります。」
イノベーションから始まるミシュランのビジョンとは
1899年に、電気自動車の速度記録を樹立した時から、持続可能なタイヤ技術における現在のリーダーシップまで、ミシュランは限界に挑戦し続けています。講演とワークショップでは、モビリティ、ヘルスケア、航空宇宙、低炭素エネルギーなど、幅広い分野に応用できる複合素材を提供する先駆者となるミシュランの軌跡を紹介しました。
ミシュランの化学&イノベーション・コミュニケーション・ディレクター、シリル・ロジェは、持続可能なタイヤ設計におけるグループの最新の進歩について発表し、LCA(ライフサイクルアセスメント)、バイオ由来素材、転がり抵抗の最適化の重要性を強調します。「タイヤの環境フットプリントの80%以上が使用時に発生する」ことを強調しつつも、「タイヤ製造企業として包括的な設計と責任ある製造の必要性についても十分認識している」と話しました。
サステナビリティを共に推進:ミシュランとパートナーの活動
本イベントのハイライトは、ミシュランの戦略的パートナーであるDHL、Mon Transport、そして業界KOLのSweetVarnVarnによるパネルディスカッションです。このセッションでは、業界間の連携が物流、製造、モビリティにおけるサステナビリティをどのように加速させているかを探り、新興国市場における持続可能な物流の拡大と、共通のKPIと環境目標を通じてその効果を測定する共同イニシアチブについて考察します。議論では、課題を克服し、測定可能な効果を促進する上で、共通の価値観、イノベーション、そして長期的なビジョンの重要性が示されました。
ミシュラン製造現場の裏側:イノベーションの現場を巡るツアー
参加者は、ノンケー工場にあるミシュランの主要生産拠点である航空機用タイヤとトラック・バス用タイヤの2つの生産拠点を見学しました。ミシュランのイノベーションとサステナビリティへの取り組みが、製造現場でどのように実現されているかを舞台裏から確認します。これらの特別な体験を通し、ミシュラン製品を支える最先端技術と精密なエンジニアリングを実際に体感できます。つまり、「高い性能」と「企業のパーパス(社会的な意義や持続可能性)」が融合していることを、参加者が直接感じられる内容になっています。
複合材料を料理で表現
ミシュランのイノベーション精神を表現するにふさわしく、イベントの締めくくりは、ミシュラン1つ星レストランGOAT Bangkokが監修したミシュランガイド・ダイニング・エクスペリエンスでした。ミシュランのアジア・パシフィック・メディアデー2025のために特別に企画されたこの特別なディナーは、ミシュランの技術進化の礎、「複合材料」というコンセプトからインスピレーションを得てデザインされました。
複合材料の多様な要素を組み合わせることで、より強く、より軽く、より適応性の高い素材を生み出すように、各料理は、タイの地域食材、調理技術、そして物語を融合させ、他に類を見ない美食体験を生み出しました。その結果、ミシュランの科学、持続可能性、そして創造性の融合を反映した、五感を刺激する旅が生まれました。目に見えないものを忘れられないものへと昇華させるのです。
写真素材/関連資料はこちらからダウンロード可能

【ミシュラン、130年以上にわたりイノベーションを牽引】
ポリマー開発、プロセス工学、ハイテク素材の専門技術、データ活用、その他の多岐にわたる分野で、ミシュラングループは創業以来、イノベーションを優先事項の中核に据えてきました。これを継続的に実行するために、研究開発部門に多くを依存してきました。ミシュラングループは、世界中に6,000人以上の研究者を擁し、年間12億ユーロのイノベーション予算そして11,000件の有効特許を誇ります。これらを基にして、モビリティの向上や変化する生活の改善を目指し、あらゆるソリューションを継続的に開発しています。
【すべてを持続可能に】
ミシュランは「すべてを持続可能に」という企業ビジョンのもと、人(People)、地球(Planet)、利益(Profit)三方良しの理想を叶え、2050年までに100%持続可能なタイヤを製造することを約束しています。大西洋で帆船による海上輸送の推進、東南アジアの天然ゴム栽培および森林保全の最適化、自動車産業の電動化への貢献など、グローバルに脱炭素への取り組みを進めています。ミシュランのサステナビリティ経営強化に向けたコミットメントは、以下をご参照ください。
2050年のビジョン:
https://news.michelin.co.jp/articles/michelin-tires-will-be-100-sustainable-in-2050
2030年に向けた戦略:
https://news.michelin.co.jp/articles/make-everything-sustainable-michelin-announces-strategy-to-2030
SDGsへの貢献:
https://www.michelin.co.jp/csr
【ミシュランについて】
ミシュランは、人々の生活に変化をもたらす複合材料と体験機会を提供する世界的企業です。130年を超え工学材料のパイオニアとして、人類の進歩とより持続可能な世界の実現に一貫した貢献をしてきました。
高分子複合材料の深いノウハウをいかし、モビリティ、建設、航空、低炭素エネルギー、ヘルスケアなど様々な産業分野で重要な用途に使用される高品質なタイヤや部品を製造するため、常に革新を続けています。製品に込めた思いと、お客様目線のニーズをとらえ、ユニークで充実した体験を提供します。フリート向けデータやAIベースのコネクテッドソリューションの提供、ミシュランガイドの厳選したレストランやホテルのおすすめまで、事業領域は多岐にわたります。フランスのクレルモンフェランに本社を置くミシュランは、129.800人の従業員を擁し、世界175カ国で事業を展開しています。
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