360度空間でまるで実際に歩いているよう！大学のキャンパスの「バーチャルツアー」を実現

株式会社メディアオーパスプラスは、国立大学法人長崎大学情報データ科学部の瀬戸崎研究室所属学生の卒業研究「長崎大学文教キャンパスバーチャルツアー」の制作を監修協力しました。

株式会社メディアオーパスプラス

2024年3月14日 10時30分

株式会社メディアオーパスプラス

　株式会社メディアオーパスプラス（本社：兵庫県神戸市、代表取締役：竹森勝俊、以下「MOP」）は、国立大学法人長崎大学情報データ科学部（所在地：長崎県長崎市、学部長：西井龍映、以下「長崎大学情報データ科学部」）瀬戸崎研究室所属学生の卒業研究を監修協力しました。制作した卒業研究は同学文教キャンパス内を探訪できる地図情報コンテンツ「バーチャルツアー」。360度空間で、長崎大学のメインキャンパスを実際に歩いているような体験ができるコンテンツで、2024年3月14日にWEBサイト『長崎大学バーチャル・オープンキャンパス』で公開されました。

１　背景　

　2020年、長崎大学情報データ科学部の新設以来、MOPは同学部の必修科目「実社会課題解決プロジェクト」に参画しています。2023年度、同学部では初めて1年生から4年生までが揃い、2024年2月に卒業発表が行われました。そのうち、瀬戸崎研究室に所属する4年生・三原僚真さんが長崎大学文教キャンパスバーチャルツアーを制作すると同時に卒業研究『全天球画像を用いたバーチャルオープンキャンパスの開発』の題で発表しました。

　同サイトは、2020年、新型コロナウィルス感染症拡大防止のために大学訪問が困難になった受験生を対象に大学の特徴を伝えることを目的に公開されました。運営する長崎大学広報戦略課によると「動画等を使って学部やキャンパスの特徴を視覚的に伝えることはできたが、VR要素の追加が課題だった」としており、この解決のために同課は長崎大学情報データ科学部瀬戸崎研究室に相談。その結果、三原さんが携わることになりました。さらに、より高度な成果物とするために同研究室が監修協力をする企業を探したところ、かねてより（※1）実社会課題解決プロジェクトでの協力体制があり、バーチャルツアーの制作技術を備えているMOPに白羽の矢が立ち、監修協力が依頼されました。

（※1）「MOPと長崎大学情報データ科学部における実社会課題解決型プログラムに基づく産学連携について」は2021年3月29日付け報道発表をご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000023874.html

２　バーチャルツアーについて

　バーチャルツアーとは、360度パノラマ写真をつなぎ合わせることで、実際に施設や道を歩いているかのような体験ができるサービスです。建物の内装や周りの景色を見渡すことができ、現実のような視覚情報を得ることが可能になります。

「長崎大学文教キャンパスバーチャルツアー」は、MOPの監修協力により長崎大学情報データ科学部瀬戸崎研究室で制作した、インターネット上から360度空間で現地を探訪しているかのような体験ができるコンテンツです。これにより実際に足を運ぶのが難しい方でもパソコンやスマートフォンでキャンパスの雰囲気を体感することができます。

３　『長崎大学バーチャル・オープンキャンパス』の概要

　『長崎大学バーチャル・オープンキャンパス』は、パソコンやスマホから参加できる「体験型のオープンキャンパス」です。キャンパスや気になる学部をこの度作成した「長崎大学文教キャンパスバーチャルツアー」のほか、ムービーでも見学できます。

　トップページ：https://voc.nagasaki-u.ac.jp

　長崎大学文教キャンパスバーチャルツアーページ：https://voc.nagasaki-u.ac.jp/tour/