日本のどんなコンテンツが視聴されている?FUN! JAPANオンライン調査結果を発表
アジア地域No.1規模の“日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社Fun Japan Communications(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 大輔、以下Fun Japan Communications)は、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国の訪日旅行事情について調査しました。日本への関心が高い100万人以上のFUN! JAPAN読者の“イマ”をご紹介します。
アジア7か国を対象に、旅行・グルメ・文化・ライフスタイル・テクノロジーなど、日本の情報を幅広く発信する「FUN! JAPAN」にて、読者に対してどのようなコンテンツを視聴しているのか調査しました。
<調査概要>
調査方法:FUN! JAPAN読者へのオンラインアンケート
調査時期:2019年6月28日~7月16日
サンプル数:1,121
「アニメ」「マンガ」に続き、「ドラマ」「映画」がベスト3以内にランクイン
世界的に見て、日本のコンテンツといえば「アニメ」や「マンガ」ですが、FUN! JAPAN対象国でも、同様の結果が出ました。一部の国では「ドラマ」や「映画」といった回答も上位にランクインし、まさに国の事情が反映されている様子を垣間見ることができました。
「現在視聴している、または過去に視聴したことのある日本のコンテンツは?」という質問に対し、ほとんどの国(インドネシア、タイ、マレーシア、台湾、ベトナム、インド)が1位に「アニメ」または「マンガ」と回答しています。唯一、香港だけが1位に「ドラマ」という結果となりましたが、2位にはやはり「アニメ」、3位は「映画」がランクインしました。
「今後はどんな日本のコンテンツを見たい?」という質問に対しても、ほとんどの国(インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、インド)が1位に「アニメ」または「マンガ」と回答しています。ただし、台湾と香港の回答は1位に「ドラマ」がランクインしています。さらに台湾の回答の2位は「アニメ」、3位は「映画」、香港の回答の2位は「映画」、3位は「アニメ」という結果になりました。
では、ここからは、国別に「最も好きな日本のコンテンツ」および「有名な日本のコンテンツ」についてのアンケート結果をご紹介します。
台湾に見る、日本コンテンツの好みと有名度
日本番組専門チャンネル「緯来日本台HD(http://japan.videoland.com.tw/)」や映画専門チャンネル「東森電影(https://etmovie.ebc.net.tw/)」(こちらは日本に限らず、世界中の人気作品を放映しています。)は、台湾人であれば誰でも知っていて、同チャンネルで、視聴しています。
日本好き台湾人のなかには、すでに、日本人の推しのタレント、俳優・女優、アイドルなどを持っている人もいます。そのため、「彼らが出演する番組は全て見たい」というファン心理から、最初にご紹介した「今後はどんな日本のコンテンツを見たい?」という質問に対しての回答で、1位「ドラマ」という結果になったといえます。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。
香港に見る、日本コンテンツの好みと有名度
映画館では、日本の映画が上映されることも多いです。スタジオジブリ作品、名探偵コナン、ドラえもん、ポケットモンスターなどの人気アニメは、日本と同様に毎年公開されています。日本の実写映画ですと、日本で興行成績が良いものや、香港でも有名な俳優・女優が出演しているもの、純愛映画などが多いです。1990年代後半から2000年初めころは、海賊版CD/DVDが流行っていた時期もありましたが、インターネットの普及により、違法のDVDはほとんどなくなりました。
一方、違法ダウンロードや違法ストリーミングのサイトも存在します。「ドラマ字幕組」「アニメ字幕組」など、一般の方が自発的に組織を作り、制作したものをダウンロードして閲覧することができます。制作されたデータファイルはネット掲示板、会員用コミュニティ、SNS(WEIBO)での配布が一般的です。また「Bilibili」という中国バージョンのニコニコ動画は、バラエティ、情報番組、アニメなど、字幕なし、および字幕ありでストリーミングを展開しています。「Miomio.tv」も、中国ベースの日本番組動画サイトで、ほとんどの日本番組を、放送から2時間後に見ることができます。こちらはスピード優先で字幕なしとなります。
タイに見る、日本コンテンツの好みと有名度
また、日本人にはすでに懐かしい「TVチャンピオン(日本では1992年4月16日から2006年9月21日までテレビ東京系列で毎週木曜日19:30 - 20:54に放送されていた競技型バラエティ番組)」や「ここりこ(正式名称『ココリコミラクルタイプ』。2001年4月11日から2007年9月26日までフジテレビ系列で毎週水曜夜10時に「水10!」枠で放送されていたバラエティ番組)が、「好きなコンテンツ」および「有名なコンテンツ」の両方にて、ベスト5以内にランクインしています。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。
マレーシアに見る、日本コンテンツの好みと有名度
マレーシア衛星放送最大手「Astro(アストロ)」の有料チャンネル「Aniplus」では、毎日、世界中の人気アニメが放送されています。字幕版がほとんどですが、現在、放送しているのは「Kemono(放題:かつて神だった獣たちへ)」や「Haruchika-Haruta & Chika(放題:ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜)」。ただし、有料チャンネルは金額が高いことから、加入している家庭は少ないようです。正式に公表はされていませんが、有料チャンネル加入率は約30%程度といわれています。
また、違法ではあるものの、一部の若者や子供たちはYoutubeなどで検索して無料で閲覧しています。さらに、こちらも違法ではあるものの、「tv box」なるものが流行っています。ネット環境があれば、ある機器を購入するだけで、国外の番組が見られるというものです。最新の番組でも、本来の放送日から1週間以内で見ることができます。こちらは字幕版となっています。
マンガについては英語版と中国語版の輸入商品が売られている店がありますが、クアラルンプール在住の日本好きマレーシア人でも、2軒程度しか知らないほど、希少です。
インドネシアに見る、日本コンテンツの好みと有名度
「アニメ」「マンガ」「映画」などの回答が多く、具体的なコンテンツ名はほとんど挙がりませんでした。しかしながら、世界的に有名な「NARUTO(正式名称:『NARUTO -ナルト-』)」「ONE PIECE」「ドラえもん」「コナン(正式名称:『名探偵コナン』)」がランクインしています。ドラえもんは、20年以上前から、毎週日曜日朝8時に民間テレビ「RCTIテレビ」で吹き替え版が放送されています。また、コナンは2008年に毎週土曜日の枠で民間テレビ「Indosiarテレビ局」で放送スタートしましたが、2年後に放送が中止となりました。毎回、殺人事件が起きること、殺人の方法が紹介されることなどが、子供に良い影響を与えないという理由からのようです。ただし、映画版は放送されています。
この背景として、インドネシアにおける日本のアニメの歴史についても、ふれておきます。1980年代に初めて、NHKインドネシア版で日本のアニメが放送され、1990年代からは民間テレビ放送で多くのアニメが放送されるようになり、どんどん人気も高まりました。しかし2010年からは、KPI (Komite Penyiaran Indonesia/インドネシア報道委員会) の検閲により、国外から流入するテレビ番組/コンテツが厳選されるようになり、現在は、ほとんどのアニメ放送がなくなっています。そのため、現在、特定のアニメを見たいときにはインターネットで違法ダウンロードする人も増えているようです。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。近年は書店が運営するサイトでも購入できるようになりました。
Gramedia URL:https://www.gramedia.com/search?q=doraemon
気になる「Nihongo mantappu (Youtuber)」についてですが、直訳すると「日本語最高」。インドネシアの日本好きの方々の間、特に若い方々の間では有名なYoutuberです。同Youtuberのプロフィールはこちら。
名前:Jerome Polin Sijabat (男性)
出身:スラバヤ (インドネシア)
経歴:2017年12月からYoutubeをスタート。コンテンツは日本留学、日本での日常生活や日本語の勉強などの情報がメイン。インドネシア現地テレビのバラエティ番組で、インタビューされたこともあります。現在は、2018年度公益信託三井物産インドネシア奨学基金で日本に留学中。早稲田大学にて数学を勉強しています。
フォロワー:1,809,778人
ベトナムに見る、日本コンテンツの好みと有名度
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版(合法)が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。
日本の「ドラマ」については、残念ながらベトナム国内でそれほど知名度が高くなく、今回の結果でもランクインされていません。一方、韓国ドラマは人気が高く、その理由はベトナムの国営放送「VTV」で放送されているため。韓国ドラマの吹き替えをゴールデンタイムに流していることもあり、老若男女から支持されています。
インドに見る、日本コンテンツの好みと有名度
日本の「アニメ」や「ドラマ」が海外で人気と一口にいっても、視聴環境や版権文化によって、国の傾向も異なります。FUN! JAPANの自社記事においても、日本の「アニメ」や「ドラマ」に関するものを紹介した際には、国によってユーザーの反応が異なり、「日本のコンテンツ」は非常に興味深いテーマとなっています。
日本好きかつ直近で日本旅行を予定している人をターゲットにしたコンテンツマーケティングは、Fun Japan Communicationsにお任せください。
[Fun Japan Communicationsについて]
アジア地域No.1規模の"日本好き"コミュニティ『FUN! JAPAN』を運営(2019年8月時点のWebサイト月間ユニーク訪問数170万人、 Facebookファン数467万人、会員数100万人)。現地消費者目線で多国展開する『FUN! JAPAN』の圧倒的メディア力と、そこで蓄積されたデータ、さらには消費者との直接的な繋がりを基にデジタルとリアルの施策を組み合わせ、 100社以上のお客様に対して訪日や海外商品の売上拡大をサポートしています。
[本件に関するお問合わせ先]
株式会社Fun Japan Communications 安原(ヤスハラ)・林(ハヤシ)
TEL 03-6402-5521
E-mail inquiry@fj-com.co.jp
URL https://fj-com.co.jp/contact/
<調査概要>
調査方法:FUN! JAPAN読者へのオンラインアンケート
調査時期:2019年6月28日~7月16日
サンプル数:1,121
「アニメ」「マンガ」に続き、「ドラマ」「映画」がベスト3以内にランクイン
世界的に見て、日本のコンテンツといえば「アニメ」や「マンガ」ですが、FUN! JAPAN対象国でも、同様の結果が出ました。一部の国では「ドラマ」や「映画」といった回答も上位にランクインし、まさに国の事情が反映されている様子を垣間見ることができました。
「現在視聴している、または過去に視聴したことのある日本のコンテンツは?」という質問に対し、ほとんどの国(インドネシア、タイ、マレーシア、台湾、ベトナム、インド)が1位に「アニメ」または「マンガ」と回答しています。唯一、香港だけが1位に「ドラマ」という結果となりましたが、2位にはやはり「アニメ」、3位は「映画」がランクインしました。
「今後はどんな日本のコンテンツを見たい?」という質問に対しても、ほとんどの国(インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、インド)が1位に「アニメ」または「マンガ」と回答しています。ただし、台湾と香港の回答は1位に「ドラマ」がランクインしています。さらに台湾の回答の2位は「アニメ」、3位は「映画」、香港の回答の2位は「映画」、3位は「アニメ」という結果になりました。
では、ここからは、国別に「最も好きな日本のコンテンツ」および「有名な日本のコンテンツ」についてのアンケート結果をご紹介します。
台湾に見る、日本コンテンツの好みと有名度
台湾では、日本とほぼ同時に、一部の日本のドラマや映画の情報が流れ、有料チャンネルにてテレビ放送もされます。そのため、ランクインしている番組は、日本人の間でもトレンド感があるものばかり。
日本番組専門チャンネル「緯来日本台HD(http://japan.videoland.com.tw/)」や映画専門チャンネル「東森電影(https://etmovie.ebc.net.tw/)」(こちらは日本に限らず、世界中の人気作品を放映しています。)は、台湾人であれば誰でも知っていて、同チャンネルで、視聴しています。
日本好き台湾人のなかには、すでに、日本人の推しのタレント、俳優・女優、アイドルなどを持っている人もいます。そのため、「彼らが出演する番組は全て見たい」というファン心理から、最初にご紹介した「今後はどんな日本のコンテンツを見たい?」という質問に対しての回答で、1位「ドラマ」という結果になったといえます。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。
香港に見る、日本コンテンツの好みと有名度
香港で最大手のテレビ局「TVB・J2」では、以前から日本の「ドラマ」や「アニメ」を放送しています。ランクインしている作品は、ほとんどこのテレビ局で放送されていたものといって過言ではありません。すべて吹替での放送ですが、ドラマは日本語音声を副音声で放送することが多いです。また香港地区専用の視聴ホームページやアプリがあり、放送された内容を見ることもできます(無料)。スタジオジブリの作品は「TVB-PEARL₍英語チャンネル₎」で再放送することが多いです。他にも「ATV」「VIU TV ・NOW TV」といったテレビ局の番組、アニメ専門チャネル(有料)「ANIMATE」やアジア向けの日本番組チャンネル(有料)「NOW (GEM TV)」で日本の番組が見られます。
映画館では、日本の映画が上映されることも多いです。スタジオジブリ作品、名探偵コナン、ドラえもん、ポケットモンスターなどの人気アニメは、日本と同様に毎年公開されています。日本の実写映画ですと、日本で興行成績が良いものや、香港でも有名な俳優・女優が出演しているもの、純愛映画などが多いです。1990年代後半から2000年初めころは、海賊版CD/DVDが流行っていた時期もありましたが、インターネットの普及により、違法のDVDはほとんどなくなりました。
一方、違法ダウンロードや違法ストリーミングのサイトも存在します。「ドラマ字幕組」「アニメ字幕組」など、一般の方が自発的に組織を作り、制作したものをダウンロードして閲覧することができます。制作されたデータファイルはネット掲示板、会員用コミュニティ、SNS(WEIBO)での配布が一般的です。また「Bilibili」という中国バージョンのニコニコ動画は、バラエティ、情報番組、アニメなど、字幕なし、および字幕ありでストリーミングを展開しています。「Miomio.tv」も、中国ベースの日本番組動画サイトで、ほとんどの日本番組を、放送から2時間後に見ることができます。こちらはスピード優先で字幕なしとなります。
タイに見る、日本コンテンツの好みと有名度
「アニメ」や「ドラマ」のみならず、ドキュメンタリー番組やバラエティ番組もランクインしており、非常に多彩なコンテンツの並びとなりました。いずれも、現地のテレビでオフィシャルに視聴できるものでした。
また、日本人にはすでに懐かしい「TVチャンピオン(日本では1992年4月16日から2006年9月21日までテレビ東京系列で毎週木曜日19:30 - 20:54に放送されていた競技型バラエティ番組)」や「ここりこ(正式名称『ココリコミラクルタイプ』。2001年4月11日から2007年9月26日までフジテレビ系列で毎週水曜夜10時に「水10!」枠で放送されていたバラエティ番組)が、「好きなコンテンツ」および「有名なコンテンツ」の両方にて、ベスト5以内にランクインしています。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。
マレーシアに見る、日本コンテンツの好みと有名度
テレビの無料チャンネルは4つ(TV1,TV2、TV3、NTV7)のみで、日本のアニメは毎週末、3-4番組ほどの放送があります。全て吹き替え版で、ドラゴンボール、ポケットモンスター、ドラえもんが今でも見られる環境となっていることから、「有名な日本のコンテンツ」にランクインしたといえます。
マレーシア衛星放送最大手「Astro(アストロ)」の有料チャンネル「Aniplus」では、毎日、世界中の人気アニメが放送されています。字幕版がほとんどですが、現在、放送しているのは「Kemono(放題:かつて神だった獣たちへ)」や「Haruchika-Haruta & Chika(放題:ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜)」。ただし、有料チャンネルは金額が高いことから、加入している家庭は少ないようです。正式に公表はされていませんが、有料チャンネル加入率は約30%程度といわれています。
また、違法ではあるものの、一部の若者や子供たちはYoutubeなどで検索して無料で閲覧しています。さらに、こちらも違法ではあるものの、「tv box」なるものが流行っています。ネット環境があれば、ある機器を購入するだけで、国外の番組が見られるというものです。最新の番組でも、本来の放送日から1週間以内で見ることができます。こちらは字幕版となっています。
マンガについては英語版と中国語版の輸入商品が売られている店がありますが、クアラルンプール在住の日本好きマレーシア人でも、2軒程度しか知らないほど、希少です。
インドネシアに見る、日本コンテンツの好みと有名度
「アニメ」「マンガ」「映画」などの回答が多く、具体的なコンテンツ名はほとんど挙がりませんでした。しかしながら、世界的に有名な「NARUTO(正式名称:『NARUTO -ナルト-』)」「ONE PIECE」「ドラえもん」「コナン(正式名称:『名探偵コナン』)」がランクインしています。ドラえもんは、20年以上前から、毎週日曜日朝8時に民間テレビ「RCTIテレビ」で吹き替え版が放送されています。また、コナンは2008年に毎週土曜日の枠で民間テレビ「Indosiarテレビ局」で放送スタートしましたが、2年後に放送が中止となりました。毎回、殺人事件が起きること、殺人の方法が紹介されることなどが、子供に良い影響を与えないという理由からのようです。ただし、映画版は放送されています。
この背景として、インドネシアにおける日本のアニメの歴史についても、ふれておきます。1980年代に初めて、NHKインドネシア版で日本のアニメが放送され、1990年代からは民間テレビ放送で多くのアニメが放送されるようになり、どんどん人気も高まりました。しかし2010年からは、KPI (Komite Penyiaran Indonesia/インドネシア報道委員会) の検閲により、国外から流入するテレビ番組/コンテツが厳選されるようになり、現在は、ほとんどのアニメ放送がなくなっています。そのため、現在、特定のアニメを見たいときにはインターネットで違法ダウンロードする人も増えているようです。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。近年は書店が運営するサイトでも購入できるようになりました。
Gramedia URL:https://www.gramedia.com/search?q=doraemon
気になる「Nihongo mantappu (Youtuber)」についてですが、直訳すると「日本語最高」。インドネシアの日本好きの方々の間、特に若い方々の間では有名なYoutuberです。同Youtuberのプロフィールはこちら。
名前:Jerome Polin Sijabat (男性)
出身:スラバヤ (インドネシア)
経歴:2017年12月からYoutubeをスタート。コンテンツは日本留学、日本での日常生活や日本語の勉強などの情報がメイン。インドネシア現地テレビのバラエティ番組で、インタビューされたこともあります。現在は、2018年度公益信託三井物産インドネシア奨学基金で日本に留学中。早稲田大学にて数学を勉強しています。
フォロワー:1,809,778人
ベトナムに見る、日本コンテンツの好みと有名度
ドラえもんは90年代にベトナム語版の漫画が翻訳され、さらにテレビ放送もされているためもっとも知名度の高い日本のキャラクターです。日本で人気の漫画やライトノベルが翻訳・出版されているため、漫画原作のアニメは人気があります。実は、日本のアニメや映画は、オフィシャルに放送・放映されているものはほとんどなく、Youtubeでアップされているものを閲覧している人が多くいます。キャプション翻訳またはベトナム語吹替がなされているので、問題なく視聴できているようです。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版(合法)が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。
日本の「ドラマ」については、残念ながらベトナム国内でそれほど知名度が高くなく、今回の結果でもランクインされていません。一方、韓国ドラマは人気が高く、その理由はベトナムの国営放送「VTV」で放送されているため。韓国ドラマの吹き替えをゴールデンタイムに流していることもあり、老若男女から支持されています。
インドに見る、日本コンテンツの好みと有名度
「アニメ」や「映画」について、合法でも違法でも見られる環境は整っていますが、実際に「好き」または「有名な」日本のコンテンツは、「ナルト(正式名称:『NARUTO -ナルト-』)」「ONE PIECE」「ドラえもん」など、日本国外で一般的に浸透しているもののみに留まりました。「デスノート(正式名称:DEATH NOTE)」「進撃の巨人」「ドラゴンボールZ」など、少年誌の連載作品が多いことも特徴です。
「マンガ」本については、街なかの書店で翻訳版が陳列されており、特に高級なものではなく、手ごろな値段で買えます。日本の「アニメ」や「ドラマ」が海外で人気と一口にいっても、視聴環境や版権文化によって、国の傾向も異なります。FUN! JAPANの自社記事においても、日本の「アニメ」や「ドラマ」に関するものを紹介した際には、国によってユーザーの反応が異なり、「日本のコンテンツ」は非常に興味深いテーマとなっています。
日本好きかつ直近で日本旅行を予定している人をターゲットにしたコンテンツマーケティングは、Fun Japan Communicationsにお任せください。
[Fun Japan Communicationsについて]
アジア地域No.1規模の"日本好き"コミュニティ『FUN! JAPAN』を運営(2019年8月時点のWebサイト月間ユニーク訪問数170万人、 Facebookファン数467万人、会員数100万人)。現地消費者目線で多国展開する『FUN! JAPAN』の圧倒的メディア力と、そこで蓄積されたデータ、さらには消費者との直接的な繋がりを基にデジタルとリアルの施策を組み合わせ、 100社以上のお客様に対して訪日や海外商品の売上拡大をサポートしています。
[本件に関するお問合わせ先]
株式会社Fun Japan Communications 安原(ヤスハラ)・林(ハヤシ)
TEL 03-6402-5521
E-mail inquiry@fj-com.co.jp
URL https://fj-com.co.jp/contact/
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