祝・大阪万博決定!つくばでも「ばんぱく」開催決定
2019年3月『つくばVAN泊』の発表説明会を緊急開催!
つくば市は、1985年に「つくば科学万博(国際科学技術博覧会)」が開催されたゆかりの地で、「つくばVAN泊2019」を2019年3月21日・22日の2日間、開催することを決定しました。その発表説明会を12月5日(水)午前11時より都内会場で開催します(参加無料。会場・申込方法はページ最後部でご案内します。)
●もう家を建てる時代じゃない⁉ なぜ今「バンライフ」なのか?
Instagram上で、約400万件がタグ付けされている注⽬のキーワード「#VANLIFE(バンライフ)」。バンタイプの⾃動⾞を中⼼に働き、暮らす人たちやライフスタイルを指す言葉です。モバイルネットワーク環境の発達や⽣活に必要な機能の⼤半がシェアで賄える社会になってきたことで、場所に捉われない「働き⽅」や「暮らし⽅」のニーズが高まっていることを示している、新たな社会現象とも捉えられています。
「車上生活」を「モビリティのある暮らし」にアップデート
東日本大震災以降、自家用車には被災時のシェルター的な役割も期待されるようになり、居室空間の広い自動車は販売シェアの太宗を占め、キャンピングカーの国内売上も過去最高を記録しています。クルマが移動手段から家の延長線上にある居場所としても浸透している中、日本でも、仕事とともに都市と地方を往来するバンライファー(バンで暮らす人たち)が現れてきました。
バンライフは、日常生活に必要な機能を外部に依存する必要があります。その状況が、まち・ひと・しごとのあらゆる側面で、能動的な交流や関わりを生み出しているようです。「風の人」として様々な地域を舞台に、新しいアイデアやビジネスを地域にもたらし、活躍する方々の中にはバンライファ―もいます。
この⼀⾒「定住」とは真逆の現象ともいえる「バンライフ」は、⾼齢化社会や限界集落、⼤規模災害時の都市部の住まいや通勤の問題、インバウンド対応、国の「SDGs未来都市」に選ばれているつくば市としてSDGsの達成など、課題解決のヒントが秘められていると捉えています。
「Tsukuba Tomorrow Labo」~まち全体が未来の実験室に
150の研究機関、20,000人の研究者を抱える研究学園都市、つくば市はまちづくりの段階から「実験」というアイデンティティを備えており、研究施設のみならず、まちなかでも「社会実装」が様々な分野でが行われています。
一方で、こうした実験を受け入れるだけで良いのか、先駆的な取り組みもあまり世間に知られていないのではないかという課題もありました。
そこで、つくば市は「未来のまちの実験室」=Tsukuba Tomorrow Labo を立ち上げます。つくばにある、有用な研究内容や技術と、民間ニーズや社会的な課題の解決策とのマッチングや、先進的な取り組みをピックアップするなど、つくば市の新たなシティプロモーションとして展開していきます。
<参考>直近のつくば市取り組み事例
■つくば市スタートアップ推進
http://www.city.tsukuba.lg.jp/jigyosha/shigoto/1005138/index.html
■つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業
http://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/torikumi/kagaku/1005023/1001863.html
■国内初!ブロックチェーンとマイナンバーカードを活用したネット投票を実施
http://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/oshirase/1005129.html
Tsukuba Tomorrow Labo の第1回実験としての「バン泊」
「つくばVAN泊」は、「バンライフ」を充実して送れるまちは、こうした課題を解決できているまちであり、多くの⼈が⾏き交う、観光やつくば市が戦略的に取り組むスタートアップ育成なども盛んなまちかもしれないとの逆説的な発想が原点となっています。
そこで、「バンライファ―」の先駆者を集め、彼らが⽇本各地での「バンライフ」で実際に体験し、感じている課題を、つくば市という⾏政や研究・学術機関、市内外の企業や⼈材との交流を通じてぶつけ、「モビリティのある暮らし」をまち・ひと・しごとの観点からどのように実現していくかなど、議論していきます。
実際に⾞中泊をバンライファ―とともに体験するモニターツアー「VAN泊」、アウトドアでのコワーキングスペース体験などの企画も、クラウドファンディング型ふるさと納税の返礼として準備を進めています。
「SDGs未来都市」としての取り組み
つくば市は、SDGsの考え方を積極的に取り入れた市政運営を展開しており、今年6月には国の「SDGs未来都市」に選ばれました。「つくばVAN泊」はSDGsで重視される「包摂性」や「サステナビリティ」の観点でも、提案や議論がなされる場を目指しており、「#VANLIFE」という世界的に注目されているキーワードをもとに、国内外へ発信されることを期待しています。
2019年5月につくば市で開催される予定の「G20貿易・デジタル大臣会合」などの機会も生かしながら、つくば市はSDGsへの取り組みを国内のみならず、世界に向けても発信していきます。
💻 つくばSDGsの取り組みについて
http://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/torikumi/1004792/index.html
📒日本の市長として初めて「全アフリカ市町村長サミット」に参加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000028199.html
■つくばVAN泊開催決定発表説明会について
バンライファー × つくば市長 × makuake
12月5日(水)に都内で開催します。また、つくば市として初めて「ふるさと納税型クラウドファンディング」を「つくばVAN泊2019」のプロジェクトで実施する予定です。その周知も兼ねて、国内で注目されている5人の「バンライファ―」や、クラウドファンディング事業者である株式会社マクアケ(本社:東京都渋谷区)の取締役であり、つくば市出身の坊垣佳奈氏と五十嵐つくば市長とのトークセッションも開催いたします。
メルセデス=ベンツのバンを改装して、永田町の駐車場を住所におく都市型バンライフに挑戦中。
バンを ON THE TRIP のオフィス、家、コミュニティとして活用。バンライフを現代版の鴨長明「方丈記」的暮らしと捉え「住む・働く」の実験中。
渋谷に拠点を置き、バスを改造する「BUS HOUSE」。現在2台目を製作中。台湾でも展示した。
昭和45年式のレトロなバスを「アポロ号」と名付け、同名の移動型スナック「Apollo」として各地をキャラバン中。
移動型農耕民族を画策中。オンライン農学校「The CAMPus」の働きからスタート、渡鳥ジョニーと共に活動する中でバンライフに出会い、免許を取る過程からバンの入手までをレポート。
持ち運べる水インフラ「WOTA BOX」を開発。「だれでもどこでも水の自由を」をミッションに、モビリティのための水インフラも開発予定。
■「つくばVAN泊」開催決定説明会 スケジュール
11:00 開始(開場受付開始 10:30~)
・ あいさつ(五十嵐つくば市長)
・「つくばTomorrow Labo」のスタートについて
・「つくばVAN泊2019」の開催について
11:20~ つくば市長 × バンライファ― トークセッション
今なぜ「バンライフ」?バンライフから見えた、
これからのまち、ひと、しごと、と「つくば」
※バンライファ―のフォトセッションも実施。
12:00~ クラウドファンディング型ふるさと納税の実施について
・「つくば市長 × マクアケ」トークセッション
12:30 終了
日時:12月5日(水)11:00~12:30(開場10:30)
場所:株式会社ポニーキャニオン本社1階
イベントスペース(港区虎ノ門2-5-10)
会場は、一般向けとメディア・記者向けの席を用意しております。
参加を希望されるメディアの方は、12月3日(月)18時までにメールでご連絡ください。
◾️つくば市広報戦略課メールアドレス
pln032@city.tsukuba.lg.jp
(御社・媒体名、担当者名、来場者数(うち撮影者数)、メールアドレス、電話番号)
※申込いただかなくても参加は自由ですが、一般席でご覧いただくことになる場合がございます。
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