<海外調査・2020年アメリカ大統領選挙後の各州の様子>アメリカ在住の現地メンバーがリアルな情報を調査レポート

株式会社ニット

株式会社ニット(本社:東京都品川区、代表取締役:秋沢崇夫、以下ニット)は、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、世界33カ国にいる当社メンバーのネットワークを駆使した『HELP YOU海外リサーチ』のサービスを開始しました。

今回は2020年大統領選挙後の各州の様子を現地在住メンバーに報告してもらいました。
(調査対象州:テネシー州、カリフォルニア州、ペンシルベニア州、ニュージャージー州、フロリダ州、ジョージア州、ニューヨーク州)
このように『HELP YOU海外リサーチ』では海外在住者のネットワークにより、リアルタイムでの現地情報提供が可能です。

 

 
  • 大統領選挙後の様子:テネシー州(共和党勝利)
在住メンバーのコメント(テネシー州、選挙結果後の町の様子)


とうとうバイデン氏勝利が確定したことを嘆いているのか、家の前の国旗を上下逆に掲げている家が数件ありました。上下逆にするのは、生命や財産が脅かされているSOSのサインだそうですが、アメリカの将来が(バイデン氏の大統領決定によって)脅かされている、というアピールのようです。
先週までは通常の向きだったこと、同じような旗が数件見られるということから、SOSのサインではなく、選挙結果への抗議を意味していると思われます。
 
  • 大統領選挙後の様子:カリフォルニア州(民主党勝利)
在住メンバーのコメント(カルフォルニア州、選挙結果後の町の様子)

ベイエリアのダウンタウンでは一部、選挙後の暴動に備えてバリケードを設置している店があります。
友人は、今年の選挙はストレスフルすぎる、早く終わってほしいと言ってました。
友人のSNSを見ても、みんな大統領選挙についてはあまり言及していませんでしたが、(規制なのか、センシティブな問題だからかわかりませんが)
LGBTQの議員が何人も上院と下院に当選したことが、歴史的だと話題に上がっていました。(周りの友人は基本ボストンエリアとシリコンバレーの人なので、リベラル派ばかりです)
”関連するInstagramの投稿
https://www.instagram.com/p/CHLirMfAQbL/?utm_source=ig_web_copy_link”
11月4日には、オークランドやサンノゼで、トランプに対して「Count every vote」の平和的デモが起きたようです。
 
  • 大統領選挙後の様子:ペンシルベニア州(民主党勝利)
在住メンバーのコメント(ペンシルベニア州、選挙結果後の町の様子)

ペンシルベニアはアメリカの縮図と言われていて、東西(フィラデルフィア、ピッツバーグ)が民主党、中心が共和党で人口も中間なので、ウィングステートと呼ばれます。
そのため、ペンシルベニアの結果が大事なので、注目される事が多く、両候補者が6度ほど街宣に来ています。
今回は、結果(集計)に時間がかかっています。
理由は、コロナを恐れて郵便での早い投票を済ませた方が多く、特にペンシルベニアでは、74%が郵便なので、時間がかかる集計と言われました。
(今回は手紙なので、前回のようなロシアの関与はなく、イランからのサイバー攻撃を防いだぐらいで済んだようです。)
ペンシルベニアの司法長官がTVコマーシャルで、「正当な票はきちんとカウントされるべきである、皆さん一生面懸命に集計を続行しているので、我々は我慢が必要です」とメッセージを流していました。
 
  • 大統領選挙後の様子:ニュージャージー州(民主党勝利)
在住メンバーのコメント(ニュージャージー州、選挙結果後の町の様子)

私の住んでいる地域はマンハッタンのすぐ近くで、民主党優勢のエリアです。
ただ、同じニュージャージーでも郊外にいけば、多くの一軒家の芝生にトランプ支持の看板が刺さってたりします。
同じ州でも、都心と郊外で支持する派が分かれるのは大体どこの州も同じ傾向のようです。
バイデン勝利が発表された日の夜は、このあたりではパーティを開いているアパートもありました。
勝利発表までは街の様子で変わったことは特にありませんでした。
こんな時期なので人に直接会って話をする機会が限られているため、SNSのアメリカ在住の友人の投稿について共有させていただくと、みんなバイデン勝利に大喜びでした。
シャンパンでお祝いしたり、公園や道路でたくさんの人が祝福ムードで騒いでいる様子など、選挙後の日本では想像できないような様子ばかりです。

ただ、冷静に考えれば7000万人がトランプに投票したわけで、フロリダやテキサスのような激戦州でも結局トランプ支持派が上回っているので、まだまだこの国は分断されているな・・と。
私の周りにトランプ支持者がいないので偏ったコメントかもしれませんが、とにかくみんな(私たちも含め)ホッとしています。
 
  • 大統領選挙後の様子:フロリダ州(共和党勝利)
在住メンバーのコメント(フロリダ州、選挙結果後の町の様子)

 

 

選挙の数週間前から、トランプ支持グループが旗などを片手に大きなストリートではパレード状態でした。
それに対して、バイデン指示の人達がブーイングのクラクションを鳴らすなど、かなりエキサイティングな状況が続いておりました。

フロリダは最終的にトランプが勝利したのですが、マイアミではバイデンが勝利していたため、選挙当日&翌日は厳戒態勢が引かれ、ものすごい数のパトカーが至る所に配置されておりました。

バイデンが大統領に決まったこの週末は、トランプ支持のグループが大きなストリートの至る所で抗議活動を行い、バイデンの得票に対する不正を叫んでいました。(赤信号で停止している車のウィンドウガラスに、抗議のチラシを挟んでいました。)

私の周りの友人たちは、トランプ支持とバイデン支持に結構きれいに分かれています。バイデン支持の友人からは、大統領に決まった瞬間にお祝いメッセージがグループチャットで流れたくらいです。南米からの移民と富裕層が混在しているエリアですので、それぞれの思惑で支持が異なっているのではないかとみています。
 
  • 大統領選挙後の様子:ジョージア州(民主党勝利)
在住メンバーのコメント(ジョージア州、選挙結果後の町の様子)

激戦地のジョージア州在住です。
私が住んでいるのは地方なので、トランプ支持者が多いとされていますが、ごくごく近所はバイデンの看板をたくさん立てていて、応援していました。
興味深かったのは、投票日が終わると結果うんぬんの前に看板をしまうバイデン派、未だに看板をしまわず立て続けるトランプ派が多いということです。トランプ支持者は諦めをしらないトランプに追随しているのか、もともとそういったところが似ているのか。。。

バイデンに決まったときには、アトランタだけでなく、私の住む田舎でも花火を挙げてお祝いムードでした。
近所のバイデン派の方もうれしそうに、「あと4年も彼だったらテレビを捨てるところだったわ!」「国外に引っ越せる年じゃないからよかったわ」と普通に話しかけてきました。家はバイデンの看板も掲げてないし、今まで選挙の話もしたこと無いのに。そこは謎です。

アトランタでトランプ派が“Stop the Steal” 運動していましたが、大きな暴動には至りませんでした。

ただ、年明けに上院選挙残り2議席を巡って決選投票しなくてはいけなくなったので、まだまだ選挙モードです。
トランプ派は相変わらずポスターや看板を家の前に掲げ続けていますが、バイデン派は既にバイデンの看板は下げ、民主党の上院候補者の看板に変更して応援している人が多いです。
また、アメリカはテレビCMで大々的に選挙活動している候補者が多いので、テレビCMも引き続き選挙ものが多いです。

ジョージアはまだまだ終わらない長い闘いです。 
 
  • 大統領選挙後の様子:ニューヨーク州(民主党勝利)
在住メンバーのコメント(ニューヨーク州、選挙結果後の町の様子)

10/31頃から街は、Black Lives Matter(警察官が黒人を死亡させてしまった事件から始まった抗議デモ)の時と同様に、ショーウィンドーなどお店のガラスはすべて板張りされたり、自宅マンションにおいても入り口にセキュリティーを増員したりとかなり厳戒態勢で、選挙当日を迎えました。
5th Aveのトランプタワー前は通行止めされており、車の侵入ができないようになっていました。選挙翌日以降もプロテストが複数予定されており、少し心配していましたが、一部逮捕者が出たもののもあったようですが概ね平和的に行われたようです。

バイデン勝利が確定した瞬間、外から拍手とクラクション、歓声等でかなりの盛り上がりを見せました。確定当日は一日至るとことで歓声、クラクションという感じでした。BLMのときに荒れに荒れたエリア(ユニオンスクエア)も今回は平和的にバイデンが勝利したことをお祝いするムードで特に暴動が起きることはありませんでした。
街にはアメリカ国旗を持っていたり、アメリカ国旗の柄の帽子などを身に着けている人が多かった印象です。既にバイデングッズの販売も道端でされていました。街では、一人が拍手やクラクションを鳴らしたりすると回りの人々も拍手や歓声を上げる現象が数日続き少し面白かったです。
基本的に喜んでいる人が多い印象ですが、たまにトランプ派と思われる方が赤い服を来てトランプ支持を主張して歩いているのも見かましたがかなり少数かと思われます。
11/9時点ではまだ、板張り等は外されておらず、We're open!などと板に書いて営業しているお店が多かったです。
 
  • 提供背景
株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシング「HELP YOU」には日本全国だけでなく、海外に33ヵ国にも及ぶメンバーがおります。この度、新型コロナウィルスの影響で渡航制限があるため、以前と同じように海外の現地情報を⼊⼿することが難しい、または手段が限られるといった日本企業の課題を背景に現地に在住しているHELP YOUメンバーにより、⽇本からでは入手しづらい現地のリアルタイムな情報をお届けするサービスを開始します。
 
  • 『HELP YOU海外リサーチ』サービス内容
海外在住者のネットワークにより、リアルタイムでの現地情報提供が可能です。
また現地に精通した在住者による海外進出時のサポートが可能です。

◆店舗調査
現地の店やスポットについて、ネットではなかなか出てこない現地情報をリアルタイムでお届けします。

◆ミステリーショッパー
指定の商品購入、店舗でのサービスを受け、それをまとめて報告します。

◆トレンドレポート
リアルタイムでの現地情報に加え。必要に応じて、現地の屋外広告や放映されているCMメディアの録画データを提供します。

◆報道/メディアへの情報提供
オンラインアンケート、オンラインインタビューを現地在住の日本人に。映像提供の他、海外ロケ時のコーディネイトも可能です。

<オプション>
◆調査項目の精査・調査票作成

◆販路拡大のサポート
(現地の会社へのテレアポ、現地法人立ち上げに際する物件探し、契約周りの補佐)

 <サービスの詳細はこちらから>
​<海外調査・サポートサービス開始>世界33カ国のメンバーがリアルな情報を調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000059127.html
  • こんなお客様・企業様におススメ!
◆海外市場進出を進めている企業
(例)家電、消費財、嗜好品、食品関連の企業など

◆海外のリアルタイム情報を必要とする企業
(例)調査会社、広告会社、メーカーなど

<料金プラン>
価格:1調査 10万円〜
ヒアリングを元に、企業様の課題に応じたプランを策定&御見積させていただきます。
 
  • 株式会社ニットについて

「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、5年前の創業時からフルリモートを前提としたマネジメントを実施。現在日本全国、世界33カ国に在住の400名のリモートワーカーが在籍しております。業務遂行だけではなく、オンラインでも温かい繋がり・コミュニティを開発していく方法を模索しております。



<会社概要>
会社名 :株式会社ニット
代表者 :代表取締役 秋沢 崇夫
本社所在地:東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル 10F 41号
設立 :2017年8月 ※2015年 HELP YOUサービス開始
URL :https://knit-inc.com/

<本件に関するお問い合わせ>
本件に関する問い合わせ先
担当:森
電話番号:050-5212-5574
メールアドレス:info@knit-inc.com

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区芝5丁目29番20号  クロスオフィス三田501号室
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050-5212-5574
代表者名
秋沢崇夫
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年08月