「動画マニュアルが見られない」問題を解決。アイ・ピー・エル、動画の中身をチャット形式で検索できるAI機能を無償化へ

~検索時間を最大90%削減(※)。長時間の録画データから「必要な数秒」を即座に特定し、人手不足時代のOJTを効率化~

株式会社アイ・ピー・エル

株式会社アイ・ピー・エル(本社:神奈川県厚木市、代表取締役社長:三山 悟)は、2025年12月15日より、同社の動画配信プラットフォーム「クラストリーム」において、高度なAI検索機能「AIリサーチ」を全ユーザー(全法人顧客)に対し無償で提供開始します。従来は有償オプションでしたが、深刻化する人手不足への支援策として、1契約あたり月間1,000回まで無料で開放します。これにより、撮りためた社内動画を「検索できるナレッジ資産」へと転換させます。

チャット形式で質問すれば、回答と参照すべき動画が出てくる

■ 背景:埋没する社内動画を「死蔵」させないために

2025年現在、多くの企業でDXが進み、会議の録画や研修動画が大量に蓄積されています。しかし、現場からは「動画は再生時間が長く、見たい情報を探すのに時間がかかるため、結局見られない」という切実な課題が挙がっていました。

特に、団塊世代の引退に伴う「技術承継」や、若手社員への「タイパ(タイムパフォーマンス)を意識した教育」において、長時間の動画視聴は大きなボトルネックとなっています。

当社はこれまで、この課題を解決する「AIリサーチ」機能を有償提供してまいりましたが、「動画マニュアルを作っても活用されない」という顧客の声に応え、動画を“見るもの”から“検索して答えをつまみ食いするもの”へ再定義するため、本機能の無償化を決断しました。

■ 「AIリサーチ」の特長:動画の中身を「話し言葉(チャット形式)」で検索

「AIリサーチ」は、蓄積された膨大な動画データの中から、知りたい情報をチャット形式で検索できる機能です。

従来の検索: タイトルやタグでしか探せず、動画を開いてから該当箇所を探すのに時間がかかる。

AIリサーチ: 「〇〇のトラブル時はどうすればいい?」と質問するだけで、AIが動画内の音声を解析し、その答えが話されている「数秒のシーン」を即座に提示します。

[ここに画像を挿入: 従来の手順とAIリサーチを使った手順の比較図。時計のアイコン等で時間短縮を視覚的に表現したもの]

■ 導入効果:検索時間を最大90%削減(※)

本機能の活用により、例えば60分の研修動画から特定の情報を探す作業において、従来は再生や早送りで数分〜数十分かかっていた時間を、数秒にまで短縮可能です 。これにより、以下の課題を解決します。

属人化の解消とOJTの自律化:指導員が不在でも、過去の熟練者の作業録画から若手社員が自力で「正解」を見つけ出せるため、特定の個人に依存しない技術承継が可能になります。

新人の立ち上がり支援(オンボーディング)の早期化:膨大なマニュアル動画をすべて視聴する必要がなくなり、新入社員が業務に必要な箇所だけをピンポイントで学習できるため、現場配属までの期間を短縮します 。

リスキリングの効率化:多忙な中堅社員でも、隙間時間に知りたいスキルだけを「つまみ食い」で習得できるため、業務を止めることなく新たなスキル獲得を促進します 。、過去の熟練者の作業録画から若手社員が自力で正解を見つけ出せるようになります。

(※) 60分の動画から該当箇所を探す作業を、AI検索で数秒に短縮した場合の当社試算

■ 無償提供の詳細

これまでご予算の都合で導入を見送られていた企業様にも、最新のAI技術による業務効率化を体感いただくため、以下の条件にて無償開放いたします。

提供開始日: 2025年12月24日(水)より順次

対象: 動画配信プラットフォーム「クラストリーム」をご利用の全法人

無償範囲: 1契約あたり 月間1,000回まで 質問が可能

※1,000回を超える利用をご希望の場合は、別途有償プランのご案内となります。

申込方法:

既存のお客様:別途お送りするご案内メールをご確認ください。

新規・検討中のお客様:下記問い合わせ窓口までご連絡ください。

▼ AIリサーチ機能の詳細はこちら

▼ AIリサーチ機能の具体的な使い方などはこちら


■ 今後の展開

今回の無償提供を皮切りに、クラストリームは単なる動画配信ツールから、「動画を起点としたナレッジマネジメント(知識・ノウハウの共有)・プラットフォーム」へと進化します。今後は、検索精度のさらなる向上に加え、人的資本ダッシュボードとの連携や、動画内容を基にしたドキュメント自動生成機能など、AIアシスタントとしての機能拡充も視野に入れ、企業の成長を技術面からサポートしてまいります。

■ 株式会社アイ・ピー・エルについて

セキュアな環境での動画配信技術を強みとするシステム開発企業です。主力製品「クラストリーム」は、数多くの企業・自治体・教育機関に導入されています。

社名: 株式会社アイ・ピー・エル

所在地: 神奈川県厚木市中町4丁目9番17号 ハラダセンタービル

代表者: 代表取締役社長 三山 悟

事業内容: 動画配信プラットフォーム「クラストリーム」の開発・運営、システム開発等

URL: https://www.ipl-soft.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ・お申し込み先】

株式会社アイ・ピー・エル 動画配信事業部 クラストリーム担当

Email: info@classtream.jp

電話: 046-295-3971

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会社概要

株式会社アイ・ピー・エル

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URL
https://www.ipl-soft.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県厚木市中町4丁目9番17号 ハラダセンタービル/3階
電話番号
046-295-3971
代表者名
吉川 実
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1992年02月